【米国】怪我をしたサーバルキャットを民家の裏庭で発見|野生猫保護施設で順調に回復

怪我をしたサーバルキャットを民家の裏庭で発見

2022年1月初旬、米国ボストン郊外の民家の裏庭で怪我をしたサーバルキャットが発見されました。

サーバルキャットは主にアフリカに生息するネコ科の肉食獣で、獰猛なため一般家庭で飼育するのは難しく、ほとんどの自治体で飼育が規制されています。

今回サーバルキャットが発見されたマサチューセッツ州でも許可を受けた動物園以外での飼育は禁止されているそうです。

このため、ブルーノと名付けられたこのサーバルキャットは、ミネソタ州にある野生猫保護施設「ワイルドキャット・サンクチュアリー」が引き取ることとなりました。

後ろ片足の骨折が重症化しておりやむを得ず切断することに

同施設によると、ブルーノは後ろの片肢が2カ所も骨折。怪我をしてから数カ月が経過して重症化していたため、肢を切断しなければならなかったそうです。

無事手術を終えたブルーノは1月14日、ワイルドキャット・サンクチュアリーから迎えに来たスタッフとともにボストンを発ち、週明け17日に無事に同保護施設に到着したとのこと。

くしくもこの日は2021年の大晦日に亡くなった動物愛護家として知られた女優、ベティ・ホワイトさんの100回目の誕生日でもありました。

ブルーノの体調は現在、順調に回復しているそうです。