猫とアートの島「直島」とは
みなさんは、猫とアートの島と呼ばれる「直島」をご存じでしょうか?直島とは、猫とアートで有名な直島は香川県瀬戸内海に浮かぶ島です。
直島は家族連れの旅行者も多く、大変人気の場所。直島は猫とアートの島として若者にも近年人気になっています。直島までの交通手段としては高松港からフェリー1時間、高速船で30分ほどで到着をします。直島には3つの集落があり、
- 船が始めに到着をする宮ノ浦
- ハマチやノリの養殖が盛んな積浦
- 本村
これらの集落があります。直島は古い町並みが残りつつ、現代のアートや猫と触れあえる場所もたくさんある魅力的な場所です。
直島は猫だけでなくアートをいたるところで見ることができ自動販売機の横にあるゴミ箱に独特なデザインになっていたり、古い建築物の外壁に描かれている場所もあります。
猫とアートの島「直島」の魅力
直島の猫と不思議なアート
「猫と不思議なアート」が一番の魅力の直島。不思議なアートの正体は建築界のノーベル賞とも言える最高栄誉プリツカー賞を2010年に受賞したSANAAの設計による作品が数多く設置されているからです。猫とアートの島である直島の海の玄関として建てられたターミナルなどもすべてSANAAによる作品です。
そして海の玄関、宮浦港がお出迎えしてくれる独特なかぼちゃは草間彌生氏の作品。水玉がモチーフになった「赤かぼちゃ」という作品です。
『太陽の「あかいひかり」を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤かぼちゃに変身してしまった』と草間彌生氏が語った作品です。
古い町並みがありつつも島中いたるところに様々な作品があり、島と一体になっているアートがとても魅力的です。そして、猫好きにはたまらない直島。直島には猫もたくさんいるのです。
神社や町中に猫がいたり、ハマチやノリの養殖が盛んな積浦にもたくさんの猫がいます。猫カフェも開店されているほどで、これからの猫の発展も楽しみな場所と言えます。
文化と伝統が魅力的
直島は江戸時代に幕府直轄の天領地であったため、いまでも文化や伝統が魅力的です。そのなかでも現在でも活動がある最も有名なものが「直島女文楽」です。
これは、豊漁を祈願して興行したのが始まりです。そして現在でも町や県外の講演などで活動をされています。
スポットがたくさんある
直島には行くべきスポットがたくさんあります。いくつかご紹介させていただきます。
直島銭湯
一日の疲れを癒す銭湯はこちらの直島銭湯がおすすめです。大竹伸朗氏によるアートデザインが建物に施されているので浸かって楽しむ、見て楽しむことができます。
直島ホール
直島の文化がなくなることなく後生へ継承してほしいと三分一氏によって設計されたホールです。直島をイメージした外観と、
- 地下水
- 風
- 太陽
などの自然エネルギーを活用した建物になっています。ホールだけでなく、集会所や庭園もあり予約をすればホールを使うことも可能となっています。直島女文楽の練習場所でもあるので見ることができるかもしれませんね。
地中美術館
直島には、香川県が登録している博物館もあります。三人の作家による作品が展示されており、作品を体感をする建築空間となっています。海外の方にも人気になっており、直島に訪ねたときには一度は行っておくべきスポットの1つです。
直島パヴィリオン
こちらは、2015年にオープンした「直島パヴィリオン」です。藤本壮介氏が設計されました。こちらは、宮浦港にあるスポットなので是非行くべき場所ですよ。
町制施行60周年記念に「28番目の島」といことがコンセプトに作られました。直島は27つの島で構成されているからなんですね。まるで海面に浮かんでいるように見える「浮き島」を表現されています。夜にはライトアップもされているので幻想的ですよ。
ベネッセハウス
直島と言えば、ベネッセハウスとも言われるほど近年では人気のスポットです。現代美術館にホテルが併設されており、レストランやスパを満喫することができます。また、安藤忠雄氏のデザインしたアートを楽しむこともできます。
まとめ
直島は猫がたくさん、そして不思議なアートと一体化した島とも言われる大小27の島で構成されている香川県瀬戸内海に浮かぶ島です。
巨大な赤かぼちゃがあったりと古い町並みがありつつも島中いたるところに様々なアート作品があるので幻想的な雰囲気を楽しむことができるのも魅力の1つです。
猫もたくさんおり、いろんなスポットで巡り会うことができますよ。猫が大好きで是非癒されたい方には必見の場所と言えるでしょう。