住民より猫の数が多い島『湯島』
猫好きにとってまさにパラダイスであるこの島をみなさんはご存知でしょうか?
ここは熊本県上天草市大矢野町。島原半島と天草諸島のほぼ中間に位置している、周囲約6.5km人口わずか300人弱の島です。
湯島までのアクセス
湯島に行くには、天草市の江樋戸港(えびとこう)から1日数本出ている船に乗って約30分で着きます。
![乗り込む船](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/1/420a7117931d5e40868f7bfeb888d6c2.jpg)
船に乗り込むと、乗客は十数人。船には島民の方宛の通販の荷物なんかも一緒に乗っており、生活に密着した船なんだなということが分かります。
船内で船頭さんがお金を集めにこられ、とってもほのぼのした雰囲気につつまれながら、辺り一面広くて大きな海の中、クルーズ気分で島を目指します。
湯島は島民の方が300人弱に対し、それを上回る数の猫たちが暮らしており、猫の数の方が多いという、文字通り「猫の島」です。
いざ!猫島である湯島へ降り立ちます!
島に近づくにつれさっそく猫たちの姿が見えてきます。
そして着いた瞬間に、、、わあ、本当に猫だらけ!!!
![猫に囲まれる人](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/7/16ef765d38a82a34a47ee2897f33e2fb.jpg)
あのツンデレで有名な猫たちが、私たち人間を見た瞬間に走って駆け寄ってくるんです。四方八方の物陰から駆け寄ってきて気が付けば後ろを見ても猫に取り囲まれているという夢のような空間です!!
「にゃん~」といいながらおなかを見せてごろーん。
そんなことも何度も!
![お腹を見せて寝転ぶ猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/7818897335369c23e786298574bc655f.jpg)
にゃんてかわいいんだ君たちはーーー!!!
私たち人間を見るや、次々と猫たちが走って集まってくるという光景、もはやちょっと異様にも感じられるほどの光景でした。
餌やり用のフードもあります
島には猫にあげる用のエサも売られています。お値段100円!
![猫の家の写真](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/9/3b64bc8302949d0deeb5c28df05887a3.jpg)
エサをあげられているおじさまもいらっしゃり、その方はどうやらこの島の常連さんのようで、猫たちから大人気でした。
「台風で2日間島に来れなかったからお腹すいとるやろう」と猫に穏やかな声で語り掛けながらごはんをあげるおじさまはとっても優しいまなざしをされていました。
島をあるけば、本当にすごい確率でたくさんの猫たちに、あらゆる場所で出会うことができます。
![ポストの上の猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/1a43943db072bbae1874749a3b3f826d.jpg)
そしてみんな自分から駆け寄ってきてくれるので、猫好きな人にはこれほどにはない幸せな時間を過ごすことができますよ!
![2匹の兄弟猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/22e4e6e0f838cc630dc322b9ad2105c9.jpg)
まとめ
![支度中の猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/5/18950e92193cb8aa0d4df040104e1c7f.jpg)
たくさんの猫たちとともに、穏やかでゆっくりとした時間を過ごせる湯島。
ここには高層ビルもコンビニも、そして信号もありません。そこにあるのは、人が猫を大切にしながら、仲良く過ごすあたたかな光景です。
綺麗な砂浜もあり、夏にはなんとウミガメの産卵も運が良ければ見ることもできるという、素晴らしく美しい島。
このままの状態で観光地化されて今の雰囲気が壊れないように。猫たちが変わらず幸せにゆっくりと過ごせるように祈っています。
湯島。猫好きの方にはほんとうーーにおすすめです!!!!