運動音痴な猫と運動が得意な猫の5つの違い

運動音痴な猫と運動が得意な猫の5つの違い

運動が得意なイメージのある猫ですが、そこは個体差があります。同じ猫でも、運動音痴な猫もいるのです。ジャンプが苦手だったり、動きがゆっくりだったり…その猫の個性がありますが、運動音痴な猫と、逆に運動が得意な猫、一体どこが違うと言うのでしょうか?

運動音痴な猫と得意な猫の違いとは?

スケートボードに乗る猫

運動音痴な猫と得意な猫では、どんな点が異なっているのでしょうか?

1.育った環境

キャリーケースに入る三匹の子猫

成長期である子猫時代に、十分体を動かせないと運動神経が発達せず、運動音痴になってしまうことが考えられます。

例えば、子猫の頃ずっとケージの中で過ごしていて、上下運動があまりできなかった、などと言うケースでは、ジャンプなどが不得意な猫に育つ可能性があります。

逆に、成長期に伸び伸びと思い切り運動ができた猫は、運動が得意な猫に育つでしょう。

猫を飼うときは、その猫がどのような環境で育ったのか、可能な限り知っておくと役に立ちます。運動音痴だからと言って無理に運動させることのないよう、気をつけていきましょう。

2.体型

ぽっちゃりした体型の猫

体型は、猫の運動に影響します。やはり、ぽっちゃりとした猫は、運動音痴の傾向があります。

体が重いので、高いところへのジャンプや機敏な動きがしづらいのでしょう。逆にスリムな猫は、ひょいっと軽く、高所へのジャンプをします。

マンチカンのような足の短い猫はどうでしょう?一見、ヨチヨチ見える猫ですが、実はマンチカンは「猫界のスポーツカー」と異名を取るほど、走るのが得意な猫なのです。

コーナリングも得意で、キュキュッと良く曲がります。どうしてもジャンプは苦手な傾向にあるようですが、短足だからと言って運動が不得意とも限らないのです。

3.年齢

クッションの上でくつろぐ猫

猫も、加齢とともに運動神経が鈍っていきます。

かと思えば、年齢は老猫でも、年を感じさせない動きをする猫もいます。

一般的には、年齢が上がれば上がるほど運動は不得意になっていきますので、そこに配慮したお部屋作りをしてあげると良いでしょう。あまり動かなくなった老猫でも、やはり適度な運動は必要です。

無理に動かす必要はありませんが、興味を示すおもちゃなどを見つけて、運動させてあげてください。老猫でなくても、猫には運動が必要です。

室内飼いの場合どうしても刺激が不足しがちですので、飼い主さんが時間を取って猫と遊んであげると良いでしょう。飼い主さんの方も、猫が戯れる姿に、癒されること請け合いです!

4.元々の能力

転がり落ちた子猫

人と同じで猫も、元々持った能力があります。運動が得意な猫もいれば音痴な猫もいるのは、当たり前のことです。

俊敏な猫は見ていて感心させられることもありますし、逆に運動音痴な猫はその一挙手一投足が可愛らしく感じられます。

それぞれの魅力がありますので、どちらが良いとは言えないでしょう。その猫の個性を受け入れて、可愛がってあげてください。

5.性格

キャットタワーの柱に登る猫

十分な運動神経を持っているにも関わらず猫の性格により、高いところに登ったり、走り回ったりしない場合も。

大人しい性格の猫では必要がない限り、そこまで活発に動き回らないかもしれません。

もちろん、高いところに登るのが大好きな猫もいます。気がつけばひょいっ、「そんなところに登ったの?」と驚かされることも。

ただ猫は、登るのは得意でも降りるのが苦手な傾向にあります。降りられずにハマってしまわないよう、気をつけてあげてください。

また、着地が得意な猫でも、失敗して骨折の憂き目にあう場合もあります。猫の動きには注意して、ケガをしないような室内環境を、整えてあげましょう。

まとめ

ボールと子猫

猫と一緒に暮らしていると、その猫それぞれの個性があることに気づかされます。

良く考えれば当たり前のことではあるのですが、この猫は運動が得意、この猫はできるけどあまり動かないなど、良く見ると運動の仕方にも個性が溢れています。それを見つけていくのが、猫との付き合いの楽しさの一つでもあります。

愛する猫の持つ個性、たくさん見つけてあげてくださいね!

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