猫よけに効果のある5つの植物と栽培する時のポイント

猫よけに効果のある5つの植物と栽培する時のポイント

庭や畑に猫が侵入して荒らされたり、フンをされたりすると困りますよね。そんな時は、猫よけ効果のある植物を植えてみてはいかがでしょうか。猫よけ効果のある植物や物、植えるときのポイントをご紹介します。お困りの方はぜひ猫よけになる植物を試してみてください。

猫よけになる植物5選

警戒する様子の猫

猫よけになる植物があるのをご存知ですか?今回は5種類の猫よけになる主にハーブ植物をご紹介します。

1. ペパーミント

ハーブ ペパーミント
362円(税込)

商品情報
鉢植え、庭植え、寄せ植え、料理など

スーッとしたニオイが特徴の植物のペパーミントは、蚊やネズミを追い払ったり、猫よけに役立ったりする植物です。シソ科の多年草で、苗や種、挿し木から育てられます。この植物の草丈は30~100cmで、非常に繁殖力が強いことが特徴です。水切れに注意しましょう。

2. ローズマリー

ローズマリー
480円(税込)

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日当たりの良い場所に置いてください

肉料理など料理に使われるローズマリーはシソ科の植物です。ローズマリーは防虫効果や、猫の嫌いなニオイによって猫よけにもなります。常緑性で年間通して猫よけとして役立ちます。この植物の草丈は50~120cmです。乾燥に強いですが湿気が苦手な植物です。

3. ルー(ヘンルーダ)

ルー
362円(税込)

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日向、または半日陰で育ててください

ミカン科の植物で、強いニオイがあります。害虫を寄せ付けないだけではなく、猫よけにもなり「猫寄らず草」とも呼ばれている植物です。植物の草丈は50~90cmで種や苗、挿し木で栽培できます。乾燥気味に育てます。

4. タンジー

タンジー
362円(税込)

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虫よけにも利用できます

キク科の植物で、黄色のボタンのような花を咲かせます。タンジーの一番の特徴は、独特のニオイです。衣類の防虫剤に使われる樟脳(ショウノウ)に似たニオイで、害虫を寄せ付けない効果や、猫よけの効果が高いとされています。植物の草丈は50~90cmで、種や苗で育てることができます。水切れに注意しましょう。

5. カニナハイブリッド

カニナ ハイブリッド
1,944円(税込)

シソ科の植物で、植物に触れると独特のニオイがします。このニオイを動物が嫌うため、猫よけや犬よけとしてヨーロッパのガーデニングで使われています。風通しの良い場所を好みます。日本ではまだ取り扱っているところが少なく、時期によっては売り切れになっているので、ガーデニングのお店やネットショップ等、入荷しているかチェックしてみてください。

猫よけの植物を植える時のポイント

プランターの横の猫

猫よけの植物を組み合わせて植える

猫よけ効果のある植物を1種類だけ植えるよりも、色々な種類の猫よけになる植物を組み合わせて植えた方が猫よけの効果を期待できます。また、植物はずっと同じ組み合わせのままではなく、時々猫よけの植物の組み合わせを変えることもおすすめします。

猫よけ効果がある植物と言っても、猫の個体差によっては猫に効果がない場合があります。猫によっては猫よけどころか、好んで来ることもあるようです。猫よけ植物をいろいろ試してみる必要があります。

猫の通り道に猫よけの植物を植える

猫の通り道や、猫に入られたくない場所に猫よけ効果のある植物を植えます。コンクリートなどで植物を植えられないときは、プランターや鉢に植物を植えて設置することでも猫よけ効果を期待できます。

猫よけ植物の性質に合わせて植える

猫よけ効果のある植物を植える際は、植物の性質を考えて植えましょう。例えば、水をたくさん必要とする植物なのか、寒さに強い植物なのかなどです。植物の性質に合わせて管理をして長持ちさせましょう。

また、猫よけのために植物を地植えにすると、どんどん増えて広がってしまう植物があります。ミントが有名ですが、切った茎などからも容易に根が出てしまいます。

猫よけの植物を植える場所をよく考えてプランターや鉢を利用しましょう。

植物以外で猫よけに効く物

草むらから見ている猫

コーヒー

猫はコーヒーのニオイが苦手です。コーヒーの出がらしを、猫の通り道やフンをする場所にまくことで、猫よけとして利用することができます。

木酢液、竹酢液

木酢液、竹酢液は園芸用品を取り扱っているお店で購入できます。木酢液、竹酢液は煙のニオイを凝縮したような強いニオイが特徴です。このニオイが、猫よけとして役立ちます。ニオイが強いので、近所の人に使用することを伝えておいた方がいいでしょう。

希釈して猫の通り道にまいたり、木酢液、竹酢液を染み込ませたスポンジや布を入れた容器を設置したりして猫よけとして使用します。

組み合わせて猫よけ液を作る

木酢液や竹酢液と、猫が苦手なニオイがするものを組み合わせて猫よけ液を作ることもできます。

  1. 木酢液もしくは竹酢液400mlをペットボトルなどの容器に入れます。
  2. そこへ唐辛子10本をちぎったもの(粉末はそのまま)、レモンバーム20~30枚をちぎったもの(乾燥したものはそのまま)を入れます。
  3. 2、3日漬けたら出来上がりです。原液を4~8倍にして猫よけをしたい場所にまきます。

かんきつ類の皮

柑橘類のニオイも猫は苦手なので、猫よけとして利用できます。ミカンなどかんきつ類の皮を、猫よけしたい場所に置きます。ただ生の皮は効果が期待できますが、乾燥してしまうと猫よけの効果が弱くなってしまうようです。

まとめ

畑の中の猫

ガーデニングや畑など、猫に荒らされてしまったり、フンで困っている場合は、猫よけ効果のある植物を猫の通り道や、プランターや鉢に植えて設置してみましょう。猫よけ効果のある植物の多くは、ハーブに分類されるニオイが強いものです。他にもコーヒーや木酢液、竹酢液、かんきつ類の皮などに猫よけ効果があります。

ただ、猫によっては猫よけの為の植物のニオイを苦手に感じなかったり、植物に慣れてしまったりすることがあるので植物の種類を変えるなどしていろいろ試してみてください。

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