猫は飼い主を忘れる?
猫は飼い主を忘れる事は無い!
進学や出張など事情があって、愛猫としばらく離れなくてはならないとき、飼い主さんは「自分のこと忘れないだろうか?」と不安になりませんか?「離れるのが数日」と、たとえ期間が短くても、心配だと感じることもあると思いますが、猫は離れている期間によっては飼い主さんを忘れることはありません。
忘れる仕草は久しぶりの飼い主に照れているのかも
しかし、猫は気まぐれであり、環境の変化に敏感な生き物なので、正直な気持ちを表現できないときもあるでしょう。例えば、飼い主さんを忘れることがないほど短期間離れていても、警戒したり隠れてしまったりするのです。さらに、「自分を置いていった」と拗ねている可能性もあります。
本当は飼い主さんに会えて「うれしいくて甘えたい」という気持ちと、拗ねた気持ちの間で葛藤しているのかもしれません。飼い主さんが「愛猫は自分のことを忘れるはずがない」と思っていても、期待通りに行かないのが猫らしさとも言えますね。
猫は飼い主をどれぐらいで忘れる?
2年以上経つと猫は飼い主を忘れるかも…
猫は飼い主さんのことはどれくらいの期間覚えているのでしょうか。一般的には2年程度は記憶していると考えられています。「猫は三年で恩を忘れる」ということわざがありるように、3年以上経過すると飼い主さんのことを忘れることもあるようです。
しかし、猫という生き物は気まぐれで、敏感な生き物です。飼い主さんのことを覚えていても、反応してくれないこともあります。また、警戒心が強いなど猫の性格によっても反応は異なるでしょう。3日間飼い主さんと会わなかっただけで、よそよそしくなってしまう猫もいます。
猫が飼い主を忘れる要因
猫が飼い主さんを忘れるのは、信頼関係に問題があったときや、飼い主さんと離れた後の生活が快適だったときなどです。これは人間同士でも同じですよね。また、3年以上長期間離れたときも、猫は飼い主のことを忘れてしまう可能性が高いでしょう。
猫は興味のある事は忘れない
猫の記憶力は、短期記憶は得意とされています。これは人間よりも優れていて、人間が30秒程度の短期記憶ができるのに対し、猫は10分以上記憶できるそうです。ただし、この能力を最大に発揮するのは、猫が興味を持った時の場合です。
その他にも、嫌なことやショックなことがあると、それを避けようとします。こういったことから、猫はある程度長期的な記憶もできるのです。猫は飼い主さんの声や匂いを覚えて、人間を見分けているとも言われていますよね。
猫が忘れる事
特に食べ物が関係していると記憶する力を発揮します。興味がないことは、すぐに忘れるようです。しかし、猫のお世話をしていると、短期的な記憶だけではないと感じませんか?ごはんの時間が近づくと飼い主さんに催促したり、飼い主さんの行動から「ごはん」だと察知します。
飼い主が猫に忘れられないように出来る事
猫との信頼関係を大切にする
人間関係でも同じことが言えますよね。猫との信頼関係がきちんと築けていれば、猫が飼い主さんを簡単に忘れることはないでしょう。ごはんの用意やトイレの掃除、体のケアだけではなく、一緒に遊んだり、猫が甘えられるようにしたり、できることはたくさんありますよね。
猫が飼い主さんを忘れることがないように、信頼関係を見直してみましょう。
飼い主はなるべく猫と会うようにする
進学や仕事など、どうしても猫と離れて暮らさなければならないこともあると思います。猫は飼い主さんを簡単に忘れることはありませんが、1年に1回は会うようにすると覚えててくれるでしょう。
久しぶりの飼い主との再会で忘れたように猫が「シャーッ」と威嚇したり、隠れてしまうことがあるかもしれません。「声は知っているけど、知らない匂いする」と感じていることもあるようです。
すぐに近寄ったりせずに、猫に声をかけたり、一緒にいたころにしていた遊びをしたりすると、飼い主さんを思い出して心を開いてくれるかもしれません。
飼い主を忘れるのか猫を占ってみる
猫の記憶力と手相
猫にも手相占いがあることをご存じですか?肉球の形などで猫の性格などを占うというもので、その中に猫の記憶力に関する占いがあります。飼い主さんを忘れることがないか占ってみましょう。
利き手の3番目の指球をみる
猫パンチなどでよく使う方の手(利き手)の、親指から3番目の指球を見ます。この指球にツヤやハリがあると賢く、ごはんをくれる人の顔を覚えるなど、猫として生きていくうえでの記憶力が良いのだそうです。
この結果から、猫のお世話をしてくれる人(飼い主さん)を「忘れることがない」といえるのかもしれません。さっそく愛猫の手相占いをしてみたくなりますね。占いの結果に飼い主さんはドキドキしてしまいますね。(占いですので「必ず覚えている、必ず忘れる」ということではないですよ。)
まとめ
一般的に、猫はすぐに忘れるようなイメージがあります。事実、興味がないことはすぐに忘れる生き物です。しかし、飼い主さんのことは2年程度離れても覚えているようです。
実家の猫に久しぶりに再会したら警戒されたり、隠れられてしまったという話を耳にすることがあります。しかし、もしかしたら飼い主さんに会えてうれしいけど素直に喜べずに拗ねていたり、匂いが違うことに戸惑っているのかもしれません。
そんなときはそっと声をかけてあげましょう。
猫が飼い主さんを忘れることがないようにするには、強い信頼関係を築くようにする事が大切です。接し方を見直して見るのも方法の一つです。どうしても離れて暮らさなければならないときは、最低でも1年に1回程度は会うようにしてみましょう。
「愛猫は賢くて記憶力があるのかな?」と猫の手相占いをしてみるのもおもしろいですね。
30代 女性 しおり
しかし、飼い主さんのことが、印象深かったりすると、もしかすると、いつまでも忘れないかも知れませんよ。
捨てられたりした場合は次の里親さんとうまくいくための本能なのかも知れませんね。
50代以上 男性 匿名
この時飼っていたオス猫(7歳)を我が家に引き取り世話をしております。
我が家にはほかに7匹の猫がおりますがまあまあ仲良くやっているようです。
娘は趣味でバイオリンを弾いておりましたが、そのバイオリンを私が弾けるようになりたいと思ったのですがその音を聞くとこのオス猫の記憶がよみがえり苦しめることになるんじゃないかと思いケースにしまったままです。
どういうものでしょうか?。
尚、娘が死んで丸二年が経ちました。