猫はどうやって『飼い主』を認識しているの?3つの認識方法を解説

猫はどうやって『飼い主』を認識しているの?3つの認識方法を解説

猫ちゃんはどのようにして他の人間と大好きな飼い主さんを分けて認識しているのでしょうか。猫ちゃんの視点から考えてみました。

どうしてわかるの?

男性と見つめあう猫

突然ですが、猫ちゃんってどのようにして飼い主さんと、その他の人を見分けているのかを知っていますか。

日々一緒に暮らしていると、猫ちゃんの事を「賢いなぁ」と感じる機会は多いと思います。顔パックをしていても、被り物をしていても猫ちゃんの前に現れると「で?」という表情をされてしまいます。

外見が変わっても、愛猫には飼い主さんであることがしっかりと認識しているわけです。これって一体、どのような事から飼い主さんである事が分かったのか、今回はこの答えを調べてみます。

1. 飼い主さんの声

何かを見つめてる猫

猫ちゃんには優れた聴力があります。その聴力を活用して、日々聞いている飼い主さんの声をしっかりと覚えている可能性があります。

事実、飼い主さんの声を録音し、加えて全然知らない人の声も録音し、両方を猫ちゃんに聞かせるという実験があったのです。

その結果、猫ちゃんはしっかりと飼い主さんの声にだけ大きく反応を示したという事実がありました。「猫は3年の恩を3日で忘れる」といった言葉がありますが、決してそんなことはないという証明にもなりました。

役立つ聴力は人間の4倍にもなりますので、視力が弱い代わりに日々の生活に聴覚をフル活用して過ごしているのです。

2. 飼い主さんの音

玄関で待つ猫

猫ちゃんを飼っていると、毎日仕事から帰宅するときなどに愛猫が玄関で待っていたりしてくれる経験はありませんか。実は飼い主さんの足音を猫ちゃんは聞き分けることができるのです。

その他の配達員さんの足音ではなく、飼い主さんの足音のみに反応できるのです。人間には分からないその人独自の音を聞き分けることができますので、ドアの前で鍵出すときの音や息遣いなどもしっかりと猫ちゃんには聞こえています。一緒に暮らす中でそのような音も猫ちゃんは覚えているのです。

3. 飼い主さんの匂い

匂いを嗅ぐ猫

猫ちゃんは毎日飼い主さんと触れ合う時には匂いを確認します。これは本当に毎日です。嗅覚を利用して飼い主さんである事を認識しているのです。

猫ちゃんの世界では、お互いの匂いを嗅ぎあうことが挨拶の代わりとも言われるぐらい、匂いの確認は重要なことなのです。毎日かいだ匂いを猫ちゃんはきちんと覚えているので、飼い主さんの外見が変わったとしても、すぐに飼い主さんである事を見抜いてしまうのです。

まとめ

すめし

猫ちゃんの身体能力の中でも特に優れていると言われている聴覚や嗅覚を活かして、飼い主さんとそれ以外の人間を区別していることがわかりました。

日々一緒に暮らしているからこそ、飼い主さんの音や匂いを覚えていますので、やはり日々のコミュニケーションが大切かと思われます。

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