猫の更年期、あるようなないような
色々調べていると、猫の7歳からを更年期と呼ぶ、と言う説と猫に更年期はない、と言う説が存在しています。人のように「更年期」と明確な定義があると言うよりかは、7歳以降の時期を更年期と考えるかどうかと言う事なのではないでしょうか?
よって、猫に更年期はあるとも言えるし、ないとも言える。そんな曖昧な答えが、出てきます。
ホルモンバランスは加齢による病気で崩れることが
人が更年期になると、ホルモンバランスが崩れてきますが、猫の場合は加齢によってかかりやすくなる病気で、ホルモンバランスが崩れやすくなるようです。
ホルモンバランスだけに着目すれば、去勢・不妊施術でも、崩れることがあります。ホルモンバランスが崩れると太りやすくなるなど様々な弊害が起こりますので、日頃の生活に十分、注意してあげる必要があります。
甲状腺の病気にかかりやすくなる
7歳以上の高齢の猫は、甲状腺の病気にかかりやすくなります。甲状腺機能亢進症と言う病気が、多いです。この病気にかかると甲状腺ホルモンが多量に分泌されるので、行動が活発になり食欲も増え、一見元気に見えます。
そのため、飼い主さんが猫の病気に気がつかないことがありますので、注意が必要です。定期的な健診を受けることで、病気の早期発見に努めましょう。
ストレスをかけないように
ストレスは、高齢猫であってもなくても、猫に負担をかけてしまいます。特に高齢になると免疫力も弱まりますので、今まで以上に気をつけてあげる必要があるでしょう。
見た目は今までもさほど変わりなくても、内臓機能や筋肉などは衰えてきています。そこへストレスがかかると、体調を崩しやすくなることも。十分気をつけてあげてください。
定期的な健診を
やはり猫の健康を保つには、動物病院での定期的な健診が大切です。いくら健診を受けていても、加齢による体の衰えを止めることはできませんが、病気になれば早期発見早期治療に繋がりますし、飼い主さんも安心でしょう。
まとめ
猫に人と同じようないわゆる更年期がある、と明確には定義付けられていませんが、高齢になるとどうしても、様々な体調不良が出てきてしまいます。
猫の健康を保つため、気をつけてあげられるのは飼い主さんしかいません。なるべく猫が長く健康でいられるように、注意してあげてくださいね!