そもそも胴長短足猫って?
猫は様々な容姿や体格の種類がいますが、その中でも犬のコーギーやダックスフンドのように、体が長いのに足が短いという特徴を持つ可愛らしい猫ちゃんもいますよね。そんな「胴長短足」と言われる猫のなかでも代表的な品種が「マンチカン」です。
マンチカンの誕生
マンチカンは遺伝的に足が短い品種で「猫界のダックスフンド」とも言われています。マンチカンという名前は英語の「マンチキン」に由来しており、この意味は「子供」「小さい」という意味があります。
その胴長短足の独特な容姿や可愛さによって爆発的に人気がでたのですが、胴長短足はマンチカンだけではありません。
その他の胴長短足と言われる猫
胴長短足と言われる猫はミヌエット、スコティッシュフォールド、ラムキン、キンカロー、ジェネッタなど様々な品種やマンチカンとのミックスなどが言われていますがやはり一番胴長短足で有名な猫は「マンチカン」がダントツでしょう。
胴長短足で気をつけなければいけないことは?
同じ猫であっても体格が違えば気をつけることも異なります。胴長短足な可愛らしい猫が怪我や病気にならないためにも、気をつけるべきことについてご紹介させていただきます。
1. 階段などに気をつける
胴長短足ということは「足が短い」ということです。いくら運動神経が良い猫であっても足が短いと急な階段のある場所だと、通常の猫よりも転落をし怪我をしやすいです。猫が足を滑らさないようにマットを敷いたり、階段は侵入できないようにするなど猫の安全を確保しましょう。
2. キャットタワー
猫はキャットタワーなどの高い場所が大好きです。しかし猫の体格や年齢を考慮しなければ高すぎると転落をして骨折や脱臼などの怪我をしてしまうこともあります。
3. 肥満に注意
マンチカンなどの胴長短足と生活する上で特に気をつけなくてはいけないのが「肥満」です。胴長短足の猫は太ってしまうと、大きな体を短い足で支えることが困難となってしまうこともあります。胴長短足だけに限った話ではないのですが、猫の健康のためにも理想体重を維持できるようにしてあげましょう。
4. マンチカンの妊娠には注意
マンチカンは胴長短足で有名なのですが、短足の猫同士の交配での出産は子猫が死産をする可能性が高いと言われています。
マンチカンは短足と通常の足の長さの猫の交配によって、2割程度の確率で胴長短足が生まれています。同じマンチカンでも足の長さが3つに分かれているので、絶対とは言いませんが短足猫同士でのかけ合わせはおすすめできません。
まとめ
今日のねこちゃんより:こてつ / ♂ / マンチカン / 2.8kg
胴長短足と言えば様々な品種がいますが、そのなかでも「マンチカン」が猫界のダックスフンドと言われるほど短足で可愛らしいと有名です。
しかし、足が短いだけに怪我をしやすいこともありますので飼い主さんが気をつけてあげてくださいね。