猫の寿命が30年になるかもしれない医療の技術とは
皆さんはご存じですか?猫の寿命が倍に延びる方法があることを。
猫の寿命は平均15年と言われていますが、中にはギネス記録のある30年以上延命した猫もいるそうです。もしもあなたの愛猫が30年生きられたら、夢のような話かも知れません。
3年後には猫の寿命は延びる
「3年後に猫の寿命は倍近く延びます」と言いきる一人の男性がいます。その人は、東京大学の医学系研究科の宮崎徹教授という方です。
宮崎教授の研究結果から、着実に実用化される段階まで進んでいる事が発表されています。
猫の寿命が延びるかもしれないのは夢物語ではなくリアルな話のようです。
研究された「AIM」
猫の寿命が倍近く延びる、と言った理由はどこからくるのでしょうか?
生命科学の研究で調べたのがきっかけ
宮崎教授は生命科学の研究に力をいれていたのですが、その時の研究の過程で猫のAIMを詳しく調べたのがきっかけのようです。
AIMと言われる、血液中にあるアミノ酸からなるタンパク質を発見した教授は、AIMが人間の腎不全の治療改善に大きく関与している事を突き止めたのです。
猫の寿命を縮める原因に腎不全が指摘されています。猫のAIM機能はどれくらいあるのかを調べたと言います。
猫はAIMが検出されない
AIMは血中で活性化されて老廃物を除去すると言う効能があり、人間やマウスは腎機能が低下すると尿の中にAIMが発見できました。しかし、猫の尿からは検出される事ができなかったそうです。
人間よりも猫に多くあるAIMが全く検出されない結果から、猫の腎機能は老廃物除去の働きがないと言う事が解明されたそうです。研究から猫の体外で活性化した大量のAIMを生産し、静脈注射した結果、腎機能の改善され延命が見られたそうです。
予防効果も期待できる
AIMの使い道は治療だけでなく予防効果としても期待できると言います。
猫の体内で機能できないAIMを定期的に予防投与しておくと寿命が延びるとは言えませんが、健康な体を保てると言われています。
猫が5歳くらいを目処に、年に一度の予防接種として受けてみるのもいいと思います。
保険適用もされるかも
医療の技術がどんどん進化する一方で、”動物も同じ生き物として助けたい”と言う強い気持ちからセントラル社では保険適用も視野に入れていく方針でいるようです。
セントラル社は富士フイルムとペット保険アニコムホールディングスの合併会社です。医療の進化や技術とともに、ペットと人間も分け隔てなく治療を進めていくのが最先端医療の常識となってきているようです。
まとめ
医療の技術で猫の寿命が延びる事について書きました。これを読んでみて、たくさんの飼い主さんが笑顔になれたらといいと思います。医療の技術が進化していけば、猫の健康寿命が延びると確信できたと思います。
猫も10歳前後には腎機能が弱っていくのです。歳を重ねると、病気を発症するのは仕方ないと思っていました。AIMの投与により、3年先に病気の発症を遅らせられたらどうでしょうか?
やはり1年でも長く生きてくれたら嬉しいですよね。
一方で猫の寿命が長くなると獣医さんが大変になってしまいます。また、動物病院が増え、猫専用の動物病院が増えてしまう可能性と考えられます。健康寿命が延びる猫が増えれば、野良猫が増える可能性も考えられます。
殺処分ゼロを目指す自治体も増え続ける猫をどう対処していくのか?など全てが丸くおさまるのは難しいとも言えると思います。しかし弱いものに手を差し伸べるのは、猫も人間も同じ生き物として当然のことです。
AIMが実用化されるのは2020年のようです。これから先も医療の発展に期待できるのではないでしょうか。
東京大学 FEATURES
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00002.html
女性 匿名