まだ間に合う!ぽっちゃり猫へのフード対策
愛猫がぽっちゃりしてきたかも!?と思ったら早めに対策をたてましょう。
ぽっちゃり猫も癒されますが、太りすぎるとのちのち大変になってしまいます。今からできる対策をしてあげましょう。何が原因で太りだしたのかを見極めていきましょう。
1.フードの量
猫に与えるフードの量は間違えていませんか?
猫が要求するたびに与えていては肥満になってしまいます。猫に与えるフードの量が、体重や年齢の表示よりも多い場合は、太る原因になるので気をつけましょう。
猫のフードの与え方は、1日量を3~5回にわけてあげると良いです。一度に食べるよりも量を減らして与えると、早食い防止が防止されたり、よく噛んで食べるようになります。
2.フードの質
猫のフードの質に注目してみましょう。大容量の安いフードと良質な原材料や無添加無着色の値段の高いフードなら、どちらを選びますか?
猫のフードは安いと主原料に穀物が多く使用されているため消化が悪く、筋肉になりにくく栄養が吸収されにくいそうです。そのため、穀物が多く使用されているフードばかり食べていると太りやすくなってしまいます。
猫は肉食動物ですので、タンパク質を多く必要としています。主原料が肉のフードにしてあげると良質なタンパク質を摂取することができるので、肥満や病気のリスクを減らす事ができます。一方で、腎機能に問題がある猫にはタンパク質含有量が多いフードを与えるとむしろ悪化を助長することもあるので猫の状態によっては注意が必要です。
3.フードのカロリー
猫の年齢に合わせてフードを選ぶようにしましょう。猫の成長に合わせてご飯の量やカロリーを選びます。成猫に、いつまでも高カロリーのフードを与えると肥満になってしまいます。猫の年齢と体重、猫の状態などそのコそのコに合わせたフードを与えるようにしましょう。
4.避妊手術した後の注意
猫に去勢避妊手術をした後は太りやすいと言われています。猫が避妊手術をすると、エネルギーを発散する場面が減るため太りやすくなります。発情していた頃のストレスも減り、運動量も減ってしまいます。避妊去勢手術前の体重を維持するためにはカロリーを30%低くする必要があります。そのため猫のフードを去勢避妊手術後用のものにすると体重の増加を抑えることができます。
ぽっちゃり猫のダイエット対策
運動
猫のダイエットをする時は、運動をさせるようにします。運動をして代謝をあげることが目的です。
運動をさせることで、代謝が上がり脂肪が付きにくくなると言われています。猫がぽっちゃりしだしたら、運動して太りにくい体にしてあげましょう。
遊び道具を増やす
家にある遊び道具に飽きてしまっているかも知れません。猫が興味を持つおもちゃや、動き回れる遊び道具を増やしてあげる、もしくは変えてあげましょう。
遊び仲間のいる場合はキャットタワーを置いてあげると喜んで遊んでくれるでしょう。
遊んであげる
猫があまり遊ばない場合は飼い主さんが誘い出してあげましょう。病気からくるもの以外で猫が肥満になる原因は、あまり動かないで、ごろごろしているからと言われています。猫が、食べては寝る生活を繰り返している場合は一緒に遊ぶようにしてあげましょう。
10分間の上下運動をさせるだけで十分な運動量になります。猫が口呼吸をしていたら、遊び過ぎと思っていいです。逆に少しの運動で口を開けて呼吸をしてしまうようであれば循環器疾患が隠れている可能性があるので動物病院を受診するきっかけにもなります。
まとめ
猫がぽっちゃりしてきたと感じたら早めの対策が大切です。
猫は、ガリガリよりもぽっちゃりの方が可愛らしいと思いますよね。でも、触ってみても肋骨がどこかわからず、上から見て腰部にくびれが見えないようであれば肥満体型となってしまいます。肥満を放っておくと、糖尿病などの病気を引き起こしたり、体を支えるために四肢に負担がかかるなどのリスクを負ってしまいます。
猫のぽっちゃりも度を過ぎると大変になるのです。肥満になってから食べ物をダイエット用に変えたり、量を減らしたり、誘導して運動させたりすると急な環境の変化にストレスとなってしまいいかねないので猫が肥満になってしまう前に今からでも遅くないので始めてあげましょう。