猫にコンセントは要注意!危険な理由と4つの対策

猫にコンセントは要注意!危険な理由と4つの対策

猫にコンセントは要注意だということをご存知でしょうか。それは、猫達は意外と好奇心旺盛で、室内飼いの猫に起こりやすい事故の一つに「感電」があるからです。今回は、猫にコンセントが危険な理由と4つの対策についてご紹介します。ぜひ、ご参考にしてみてくださいね。

猫にコンセントが危険な理由

猫の横顔とカラフルなコード

室内飼いの猫に起こりやすい事故の一つに「感電」がありますが、どうして、猫はコンセントを噛んでしまうのでしょうか?

ここで、猫にコンセントが危険な理由と状況について詳しく見ていきましょう。

1.コンセントの電源コードで遊んでいる最中に感電してしまった

黒いコードが絡まってしまった猫

実は、猫たちが感電してしまう状況の多くは、コンセントの電源コードをおもちゃ代わりにして遊んでいたら、誤って外側のゴムカバーを噛みちぎり、むき出しになったコードに触れて感電してしまうということがあります。

肉食動物である猫の牙は鋭利なので、軽く噛んだだけでも外側のゴムカバーは外れてしまいます。飼い主さんはできる限り、猫がコードを噛まないように感電防止対策を行いましょう!

2.子猫の成長期に歯がかゆくてコードを噛んでいたら感電してしまった

紐を噛んで引っ張る子猫

子猫たちの成長期では、歯の生え変わり時期というものがあります。永久歯に生え変わる4か月~7か月の時期の子猫は、歯がかゆくて「何でもかじってしまう年頃」であるため、コンセントの電源コードを噛んでいたら、外側のゴムカバーが外れてしまい、誤って感電してしまう恐れもあります。

このため、子猫を飼っている飼い主さんは、子猫の感電防止対策を行って日頃から注意してあげましょう!

3.ストレスや噛み癖からコードを噛んでしまい感電してしまった

猫じゃらしで遊んで寝転ぶ猫

猫たちの中には、ストレスや噛み癖から何でも噛んでしまう子もいます。そして、ふだんは家具を噛んでいても、たまたま興味の向いた電源コードを噛んでしまい、外側のゴムカバーが外れて感電してしまったという状況もあります。

万が一、猫が日常的に家具をかじってしまう場合は、事前に電源コードの感電防止対策も必ず行っておくことが大切です。

そして、ストレスでコンセントなどを噛んでしまう猫のストレス症状の見分け方は、ふだんとは違う場所で粗相をしてしまうことや、長時間のグルーミングが見られたときが猫のストレスサインです。

飼い主さんはできるだけ猫のストレスケアを行ってあげましょう。

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猫がコンセントでイタズラしない対策

コンセントと機械を見つめる猫

室内飼いの猫に起こりやすい事故の「感電」を事前に防止する対策は、猫の飼う際に重要であると言えますね。では、どうやって猫がコンセントでイタズラしない対策を行うのが良いのでしょうか?

ここで、猫がコンセントでイタズラしない対策について調べてみました。

  • コンセントのコードにカバーを使用
  • コンセントを抜く
  • コンセント隠しを使用する
  • 猫が嫌がるスプレーを活用する

以上の4つが、猫がコンセントでイタズラしない対策とされています。では、猫がコンセントでイタズラしない対策をそれぞれ詳しく見ていきましょう!

1.コンセントのコードにカバーを使用する

太いコードを噛む茶トラ猫

100均にもあるプラスチック製のコンセントのコードカバー(配線カバー)を使用して、コードを壁や床の隅に張りつけて隠すことで、見た目もスッキリするだけでなく、猫がコンセントのコードに接触することができなくなるので、感電防止の対策になります。

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まとめて巻き付けるだけ!

チューブをケーブルに引っかけて、くるくる回していくだけで簡単に結束できます。お好みの位置からケーブルの横出しが可能!配線整理やケーブルの汚れ防止に最適、一つあればコードをまとめて整理できるだけでなく、猫のかじり防止もできます。

また、上記のようなスパイラルチューブをコードに巻き付けて猫が直接、コードを噛むことができなくなるようにするなど、コンセントのコードカバーにも様々な種類が取り揃えられています。

ぜひ、自宅にあったコンセントのコードカバーを見つけて、猫がコンセントでイタズラしない対策を行いましょう!

2. コンセントを抜く

コンセント

充電器などコンセントのコードのカバーを取り付けることができないものは、取り外しをこまめに行い、できるだけ放置しないことで、猫が充電器コンセントのコードを噛むことを防げます。

飼い主さんが充電器などの取り外しを行う電気コード類は、使い終わったらコンセントを元から外すことが、一番の猫がコンセントでイタズラしない対策ですね。

3. コンセント隠しを使用する

電源コード

コンセント隠しを使用することで、おしゃれにコンセントを収納しながらも、猫がコンセントでイタズラしない対策ができます。コンセント隠しには、様々な大きさやカラーバリエーションがあるので、お部屋に合ったデザインを選んで、コンセントやコードをボックス内に収納ができるので、子供やペットのコンセントへの直接接触を防止します。

ぜひ、猫がコンセントでイタズラしない対策に、コンセント隠しを活用してみてくださいね。

配線ボックス

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上蓋は開けられて、手軽に電源タップ、ケーブルなど整理できます。

31 x 13 x 13.8 cmサイズの配線ボックス。ケーブルをスッキリ収納することが可能!上げ蓋は開けることができるので手軽に電源を操作可能、ケーブルなども簡単に整理できます。

電源タップやコンセントをボックス内部に隠すことができるので、子供やペットのコンセントへの直接接触を防止します。また、水やほこりから接触部分を保護できるので日常の安全まで守れるケーブルボックスです。

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長さ37cmまでのタップを収納できます。

収納できるテーブルタップの目安は、長さ37cmまで可能。テッシュボックスよりも大きいので延長コードを丸ごと収納できてほこりも防ぐ!お家に子供やペットがいても、コンセントへの直接接触を防止してくれるので安心です。

4.猫が嫌がるスプレーを活用する

こちらを首を傾げて見つめる猫

猫がコンセントでイタズラしない対策の一つに、猫が嫌がるスプレーを活用するというものがあります。これは、個体差によって効く子と効かない子がいますが、「スプレーを吹きかけたらコンセントに近寄らなくなった」ということもあるようです。

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猫がコンセントでイタズラしない対策の一つとして、猫が嫌がるスプレーを活用してみると効果が期待できますね。

猫がコンセントで感電したら

立ち上がって紐を噛む猫

万が一、猫が誤ってコンセントで感電してしまったら、どうしたらいいのでしょうか?飼い主さんが「猫が感電しているときにやること」と「やってはいけないこと」。

そして、猫がコンセントで感電しているときの症状について詳しくご紹介させていただきます。猫がコンセントで感電したら…そんな、もしものときのためのご参考にしてみてくださいね。

感電しているときの症状

千切れたコードのそばで寝転ぶ猫

猫がコンセントで感電しているときの症状とは以下のものがあります。

  • コンセントや電気コードの近くで意識がないとき
  • 口や手足など接触部分にやけどが見られる
  • 不整脈が起きている
  • 肺水腫

猫がコンセントや電気コードで感電した場合は、軽いやけどや痛みを伴うだけで済むことがほとんどですが、まれに重度のやけどや不整脈、感電のショックにより肺水腫を引き起こしてしまうこともあります。

万が一、猫に感電しているときの症状が現れた場合や、少しでも感電の疑いがあれば一度、かかりつけの動物病院で受診してもらうことが大切です。

猫がコンセントで感電しているときにやること

両手を伸ばして眠る猫

万が一、猫の悲鳴が聞こえた後、コンセントや電気コードの近くで意識がもうろうとしているときは、猫が感電している状況ですが、飼い主さんが焦って猫を素手で触ってしまうと、飼い主さんまで感電してしまう恐れがあるので、絶対に素手では触らないように注意してください。

まずは、落ち着いて部屋のブレーキを落として、電気を通さない絶緑体のゴム手袋を用意することが大切です。また、猫が感電したショックで失禁してしまった尿は、猫の体と同じく帯電している恐れがあるので、必ずゴム手袋をはめた後に処理をしましょう。

感電しているときにやることは、以下をご参考にしてみてくださいね。

  1. 感電元であるブレーカーをすぐに落とす。
  2. ゴム手袋やシリコン製(絶緑体越し)で猫に触る。
    飼い主さんが感電してしまう恐れがあるので絶対に素手で触らないこと。
    また、すぐに抱きかかえてはいけません。
  3. ゴム手袋や乾いた布を使い、猫を横向きにする。
  4. 猫の口を開き、舌を出して気道を確保する。
    ここで、猫が自分で呼吸をしていない場合は、心肺蘇生術を行う必要がありますが、飼い主さんが正しく心臓マッサージを施す自信がないときは、無理をせずに急いで動物病院に向かいましょう。
  5. 直ちに、動物病院で受診してもらうことが一番大切です。

そして、猫が感電してから回復したようであっても、感電から1週間以内は猫の様子の変化に十分注意してあげましょう。

猫がコンセントで感電しているときにやってはいけないこと

猫がコンセントで感電しているときにやってはいけないこととされるのが以下となります。

  • 感電した猫または尿を素手で触る(感電の恐れがあるため)
  • 感電した猫をすぐに抱きかかえる(感電の恐れがあるため)
  • 無理な心臓マッサージ(状態の悪化の恐れ)

以上の3つに注意して、猫がコンセントで感電しているときこそ落ち着くことが大切です。飼い主さんはゴム手袋や乾いた布を使い、猫に正しい処置を行いましょう。

まとめ

桜の木の上に登る子猫

室内飼いの猫たちに起こりやすい事故の一つに「感電」があるんですね。また、子猫の時期や噛み癖、ストレスからコンセントの電源コードを噛んでしまうこともあるので、大切な猫が誤って感電してしまわないように事前の対策が重要となります。

感電防止ができる対策グッズは100均の物や市販でも様々な種類があるので、部屋のデザインや予算にあわせて購入が可能です。飼い主さんと猫たちが毎日、安全な生活ができるように感電防止の対策をできる限り行っておくことが大切ですね。

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