1.季節の変わり目は抜け毛や毛玉に注意!
涼しくなると 猫も衣替えをします。秋は夏の毛が抜け 冬毛に生え変わる時期です。猫はグルーミングの時に抜けた毛も舐めとって飲み込んでしまいます。
そのままでは胃にたまってしまうので 猫はよく吐くのですが、たくさん飲み込んでしまった場合、吐いてもまだ胃に残っている事があります。
そのままにしておくと毛が胃や腸を塞いでしまうため開腹手術にもなりかねません。大事になる前に 普段からブラッシング心がけて日課にする事で飲み込む毛の量を減らしてあげましょう
2.秋は繁殖のシーズン脱走に注意!
猫は主に春と秋の2回 発情期を迎えます。その為、この時期は脱走や行方不明が多いのです。
異性を求めて家出をして交通事故にあったり 迷子になったり帰れなくなる猫も少なくはありません。
室内飼いでも 避妊、去勢手術をしておくと発情期による事故は防ぐ事ができます。
また、避妊、去勢をしていない場合は宅配便等の来客時に逃げられないように注意しておきましょう。
3.夏の疲れ、気温の変化による体調不良
猫も猛暑の後は体に負担がかかっています。
また、秋は一気に冷え込んだり、かと思えばまた暑くなったり一日の間でも気温の変化が激しい日も少なくはありません。
これによって 人間でいう風邪のような状態になったり、消化不良等の体調不良を起こしやすくなります。体力の無い 老猫や子猫は特に注意が必要です。
出来るだけ室内の温度の変化を少なくする、冷えてきたら猫が潜り込んで暖を取れる場所を用意する等して気を付けましょう。
4.食欲の秋!肥満に注意!
暑さが和らぐと健康な猫は人と同じく食欲が増します。夏の間 食が細く痩せていた猫も秋になると一気に不足していた栄養を取り戻そうとします。
食欲はあるに越したことは無いのですが、度を超えると今度は肥満になってしまいます。
欲しがるからと好きなだけ与えるのではなく、愛猫の体重と相談しながら食事の量を調節しましょう。
5.犬だけではないフィラリア症
フィラリアは心臓に巣食う寄生虫です。寄生されると死に至る事も少なくはありません。
犬の病気と思われがちですが 蚊を媒介して猫にも発症します。
- 元気がなくなる
- 食欲が無くなる
- 普段もよく吐く
- 体重が激減する
- 変な咳をする
このような症状が見られたら動物病院で検査をした方が良いでしょう。
また、予防薬も動物病院から出して貰えるので不安なら検査後に出してもらうのもいいでしょう。
最後に
秋は過ごしやすい季節ですが そこに潜む危険も多いのです。
しかしどれもいつもと違うと気が付いてあげられれば防ぐ事が出来ます。
猫の注意サインを見逃さないようにしてあげて下さいね!