放っておくのはNG!猫がストレスを感じる8つの事

放っておくのはNG!猫がストレスを感じる8つの事

猫は飼い主さんが気づかないところでストレスを感じていることも少なくありません。そのストレスを払拭することが出来るまでに至らなくとも、軽減させてあげるよう努めることが飼い主であり、家族である人間の重要な役割の一つだと思います。すぐに実践できることをご紹介いたしますので、この先の生活で、参考になればと思います。

猫は何に対してストレスを感じるの?

人間と同じで猫にも個性があるのでストレスを感じる対象は全く異なりますが、大抵の飼い猫がストレスに感じる傾向にあるのは、

  • 自分が飼い主さんからの注目を浴びなくなった
  • 引っ越しなど、環境の変化によるもの
  • 人間の家族が新しい猫を迎え入れた時
  • 体調が悪い時
  • 工事など、騒がしい環境下にいる時
  • 来客があった時
  • 自分の要望が飼い主さんに伝わらない
  • 猫砂が変わった時

などが要因であることが多いと思います。しかし、共存する上でただ❝しょうがないことだ。❞と放っておくのではなくて、飼い主さんが少しでも理解して何とかしてあげたい気持ちを表すことで猫のストレスは軽減できます。

退屈そうな猫

飼い主さんができること

①猫を気にしているよという態度を取る
いつもと少しでも違う様子があれば、優しく声掛けし、「あなたのことを気にしてるよ」「心配してるよ」という態度を見せてあげましょう。

②とにかくよく観察する(何が不満なのか、要因を突き止める。)
③例え言葉を理解してもらえなくとも会話する

この3点を実践してみて下さい。

かまってほしい猫

猫がストレスを感じた時のサイン

怒ってる猫

おもらし等の問題行動

身体的不調に発展することが多いようです。例えば、我が家の猫はいつも❝僕を1番に構ってくれ。❞というタイプの甘えん坊さんなので、昨年に新しい子猫を迎え入れた際はもう、自暴自棄になって至る所でおもらしをしたり、いつもはしない行動の連発でした。

そこで、私は、やきもちである嫌がらせなんだと捉え、他の飼い猫さんたちが見ていないところで異常なくらいに可愛がりました。すると、その時は特別感を強く感じるのか、本当に嬉しそうにしてずっとゴロゴロ言っていました。

体調不良

しかし、その後トイレの中でもずっと鳴いていることが多くなり、PH試験紙で尿をチェックしたところ、異常なアルカリ尿の反応がでていました。

ストレスによる身体的不調が認められたらどうするべきか?

まずは動物病院へ!

動物病院にいる飼い主と猫

その身体的不調のないようにもよりますが、まずはその不調を治してあげなければならないので、動物病院を受診することをお勧めします。

ストレスの元を改善する

不調をクリアにしたら次は、不調に陥った根本的要因を改善してあげなければなりません。飼い猫の性格を十分に理解した上で飼い主さんが良かれと思う方法を全て試してあげて下さい。

我が家の場合

我が家の飼い猫は、アルカリ尿が続き、ストルバイト結石を発症しました。そこで自分が思っていた以上に繊細な子で、本当にストレスが溜まって辛かったんだということを認識し、まずはストルバイト結石を完全に治癒させてあげることに尽力し、とにかく1対1で向き合う時間を増やすことを意識して生活しました。

そうすることで、おもらしをすることもなくなり、尿の状態も安定するようになりました。

まとめ

飼い主をいつも追いかけてくる飼い猫たちの様子

大切な家族の一員であっても、私たち人間は仕事があったり、やるべことが多くてなかなか飼い猫と向き合う時間や遊ぶ時間を作ってあげられなかったりもしますよね。

でも、積極的に声を掛けてあげたり、会話したり、少し遊んであげたり、、と猫と関わることはどんなに多忙であっても実践できることなはずです。

1日のうち、この時間帯は猫の為に費やそう、と決めてみたりするだけで全然違うと思います。愛猫を、人間都合だけで可愛がっていても頭のいい猫は100%の信頼を飼い主に寄せてくれません。

猫は驚くほど人間観察が得意な生き物だし、繊細に様々なことを感じ取る能力があると思います。人も猫も幸せで楽しい生活を送るために、まずは猫との時間を作ることから始めると良いでしょう。

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