猫の平熱は?
猫の平熱は人間より少し高めの38〜39度です。発熱を疑う症状がある場合はお尻の中に体温計を入れてはかりましょう。耳で測るタイプもありますが、当然、簡単にははからせてくれません。様子がおかしいのであれば病院ではかってもらいましょう。
長い間高熱が続くと大きな病気の可能性があったり、子猫が平熱より下がる場合もよくありません。
1.ほぼぐったりしている
40度以上の熱があるときは、猫もぐったりとしています。猫を抱っこしてもあたたかく感じ、呼吸している息も熱く感じるでしょう。暑い閉め切った部屋に留守番をさせてしまい熱中症や脱水症状になったときは、身体を冷やしながら病院へすぐに行きます。
熱中症と考えられない時は病気の可能性が高いので、病院へ電話をして応急処置を仰ぎ病院をすぐに受診します。
2. けいれんがある、意識が無い
発熱しているとけいれんを起こしたり、意識がもうろうとしていることもあります。かなりの緊急事態です。すぐに病院へ電話をして連れて行き方を聞いた後に至急受診してください。
3. 呼吸がおかしい
呼吸が明らかに荒くなったり、苦しそうな場合も発熱をしていることが考えられます。感染症や喉の炎症など大きな病気の可能性が高いので、至急病院を受診しましょう。
4. 嘔吐や下痢
嘔吐が連続して起こっている時も、熱が出ている可能性があります。猫が座った体勢で吐いている場合は大丈夫ですが、横になって吐いているときは吐いた物が逆流しないように頭を低くしておきましょう。嘔吐と共に下痢をしてしまうこともあります。すぐに病院へ電話をしましょう。
5. 食欲がなく元気がない
食欲がなく元気がないときは熱の出始めの可能性があります。体温計があればはかり、なければ病院へ電話をして指示を仰いでください。
まとめ
猫の平熱って何度?熱がある時にする行動5つについてお伝えいたしました。「大丈夫かな?」と猫の様子が変化してから病院へ行こうと考えるのはよくありません。
少しでもおかしいと感じるのであれば、親ばかと何と言われようと病院を受診してくださいね。愛猫の日常をいつも間近でみている飼い主さんだからこそ、分かる様子も沢山ありますよ!