1. 雨だから
雨の日は、猫の狩りがあまりうまく行かない日です。また、水に濡れるのも嫌なので、野生の猫はじっと雨が止むのを雨宿りしながら待ちます。
その習慣は室内飼いの猫にも残っていて、雨の日になるとあまり動かず寝てばかりいる印象です。
筆者宅の猫は、雨の日になるといつも以上に寝ています。「やたらと寝るな…」と思ったら、雨の日だったという事が少なくありません。個体差はありますが、一般的には雨の日はいつも以上に猫が動かない日だと言えるでしょう。
2. 具合が悪い
猫はたとえ具合が悪くても、普段と変わらない様子でいる事が多いのですが…。ずっと寝ている場合はかなり具合が悪いことが考えられます。
食欲はどうでしょう?嘔吐などしていないでしょうか?猫の様子がいつもと違うなら、早めに動物病院を受診しましょう。早期発見が大切です。
3. 年齢のせい
猫は全年齢で良く寝る動物なのですが、特に子猫と老猫はより良く寝る傾向にあります。
月齢が低いほど、子猫は寝てばかりいます。産まれたての子猫は、母乳を飲む時以外ほとんど寝ていますね。成長ホルモンにより眠りが促されるからです。そして、寝れば寝るほど良く成長します。
老猫になると体力が落ちるので、回復の為に寝る時間が長くなります。9歳を過ぎた猫の寝る時間が長くなったと感じたら、それはちょっとお年を召してきた証拠です。
4. 熟睡できてない
猫が異常に寝ている時は熟睡できていない可能性が考えられます。1日のほとんどを寝て過ごす猫ですが、そのうち数時間は熟睡タイムです。熟睡以外の時間は浅く眠っています。
数時間の熟睡タイムをしっかり取れないと、猫は睡眠不足になってしまいます。その為、異常に寝ているのかもしれません。猫が寝ている姿は可愛いですが、なるべく邪魔しないよう注意してあげましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:レオン・シロ・もも / ♂ / ノルウェージャンフォレストキャット / 2kg
猫の睡眠時間がいつもより長くなったら、そこには何か理由があると思って良いでしょう。まずは考えられる理由を挙げ、もし何かしらの異常がありそうなら対応してあげてください。
猫の健康を守れるのは、飼い主さんだけ。猫の活動の様子と共に、睡眠の様子にも気を配ってあげましょう。