猫の寝床を選ぶ基準
猫が好きな寝床には、もちろん個体差があります。季節によっても違いますので、その時々に合った寝床を用意するのが望ましいでしょう。猫用ベッドも様々なものが販売されていますが、何も専用のものを買わなくても大丈夫です。家にあるもので、愛猫好みの寝床を手作りしてもOKです!
高いお金を出して買っても、全く使ってくれない事もあります。と思えば、1年後に突然使いだす事もありますので(笑)、猫の動きは予測が出来ません。もちろん、置いて直ぐに使ってくれる場合もあります。一般的に猫は新しい物に警戒心を持ちますので、数日間は寄り付かず、そのうちに慣れてくれば使う、と考えておいた方が良いでしょう。
猫が好む寝床の素材
猫が寝床とするのに好む素材は、どのようなものなのでしょう?
暑い夏は冷え冷え素材
特に日本は高温多湿ですから、冷たさを感じる素材を好むようです。例えば、フローリングの床や石、金属などです。メッシュ素材や冷感素材のベッドもあります。どの素材を使うのかは、猫によりますので、ここで絶対コレが良い!と言う事はできません。普段愛猫がどのような場所で寝ているのか、を良く観察して好みを把握すると良いでしょう。
ちなみに夏は、暑さ対策も大切です。部屋の風通しを良くしたり、クーラーなどをうまく使って快適な温度に保ったりして、愛猫も暑い夏を乗り切れるようにしてあげましょう。
寒い冬はふわモコで。
童謡の「雪やこんこ」にもあるように、寒い冬、猫はこたつで丸くなります!こたつをこよなく愛する猫も多いようで、中にはこたつから頭だけ出してご飯を食べ、終わるとまたこたつに消え・・・という子もいます。ぽかぽかのこたつは、猫にとっては天国なのでしょうね!猫用のこたつもありますので、購入を検討してみても良いかもしれません。
こたつ布団はふわふわですが、冬はやはり、ふわふわモコモコの素材を好みます。毛布やフリースなど、とにかくふわモコしていれば満足してくれる事でしょう!というのは少し乱暴かもしれませんが、我が家の猫達は、何でもふわモコしていれば上に乗っています。ある実験では、ポリエステルのフリースが最も猫に好まれた、という結果も出ています。
わざわざ猫用ベッドを用意しなくても、ふわふわでモコモコな布を置いておけば、そこで寝てくれるかもしれませんよ。
猫が好む寝床の形状
野生の猫は、暗くて狭い場所を好みます。身を守り、安心できるからです。ですから、屋根付きの寝床を好む子が多いです。ドーム型の寝床は、猫にとって安心出来る場所となる事でしょう。
そして、広過ぎる寝床はいけません。どちらかと言うと体にフィットする、ジャストサイズの寝床がベターです。我が家の子も、子犬サイズの小さなベッドに、きゅ〜きゅ〜に入って寝ています(笑)。もちろん個体差はありますが・・・。
段ボール箱を横向きに置き、お気に入りの毛布などを敷いてあげれば、それだけでも立派な天蓋付き(?)ベッドになります!夏は段ボールだと暑い場合がありますので、ちょっと奮発して、い草で編んである「猫ちぐら」などを導入すると良いかもしれませんね。
猫は、固い寝床よりも柔らかい寝床の方が良く眠れるそうです。寝床の床が固い時には、クッションや毛布などで柔らかくしてあげましょう!
猫が長く寝る理由
良く寝るから「寝子」、というのが語源では!?と言われている猫ですが、それも一理あるほど、猫はとにかく良く寝ます。愛猫家の方なら、既にご存知でしょう。平均して1日12〜14時間、寝ているそうです。
狩りの時間に備え、体力を温存しているからなのだそうですが、狩りをしなくても生きていける室内飼い猫は、そんなに寝る必要があるのか?とも思ってしまいますね(笑)!沢山寝ていられる猫が羨ましい限りですが、「愛猫と入れ替わりたい・・・」と思う飼い主さんは、少なくないのではないでしょうか?
猫の寝床になるオススメのベッド4つ
Hommy ペットクッション
商品情報
ペットも喜ぶフワモコソファーベッド、愛犬・愛猫の安らぐ高機能ベッド。 クッション性に優れた中綿に、肌ざわりの良いボア素材でできたベッドは、ふんわり柔らかく防寒対策もばっちり。あったか、ふかふかの手触りの良いベッドでペットもきっと大満足♪
このような猫ベッドは寝床として好ましいと感じる子が多いようです。特に肌触りのよい素材を使っていたり、淵のあたりがちょうどアゴが置ける場所になっていたりするのは大変猫心地がよさそうですね。
EVELTEK ペットベッド
商品情報
ふわふわで暖かなドーム型ペットベッド Mサイズ:横幅45cm×奥行き42cm×高さ34cm(写真参照) 完璧な快適性と優れた耐久性 ふわふわで暖かなドーム型ペットベッド 手洗い可能。
猫は元々狭い穴や木の根の隙間などを寝床にしていた動物のため、狭い場所は落ち着いて眠れる寝床になります。その習性を利用したいのならば、こちらのようなハウス型のベッドが大変おすすめです。
寒い季節なら防寒グッズとしても活用できますし、何よりも見た目が可愛く飼い主様も愛猫も大満足できること間違いなしのおすすめ商品です。
ottostyle.jp キャットハンモック
商品情報
まるで雲の上にいるかのようなゆったりとした寝心地を演出する、木製キャットハンモックの登場です。高さは約18cmとロータイプなので、子ネコちゃんやシニア猫ちゃんも使いやすいやさしい設計です。
このようなハンモックタイプのベッドも寝床として最適です。ユラユラと心地よく揺れる作りと、肌触りのよい生地が安眠を誘ってくれる猫のおすすめ寝床グッズです。
うたた寝用の繭(コクーン)
商品情報
モダンな猫のためのモダンなハウスです。ウールフェルトの斬新なデザインは、あなたの猫のように、唯一のものです。最愛のベストフレンドの生活や睡眠の場として、高品質でエコロジカルなニュージーランド産のメリノ羊ウールを使用し、心をこめてハンドメイドしています。
狭くて暗い所が大好き、箱があったら必ず入るという猫ちゃんならこのタイプのベッドはとても落ち着くかもしれません。スッポリと体を入れることができるだけではなく、生地もふんわりと柔らかいものを使っているので安心できる寝床として使えます。
愛猫に猫用ベッドを買ってあげても、なかなか寝床にしてくれないというお悩みを抱えている方は試してみてはいかがでしょう?
まとめ
一般的に、猫が好む寝床がある事が分かりました。冬は飼い主さんの布団の中が好き♡という猫ちゃんもいるでしょうね!ウチの子達も、夏は寄り付かないのに冬になるとガサゴソと潜ってきます。一緒に寝るのは構わないのですが、頼むから布団を占領しないで欲しい、と思う事もしばしばです。気がつくとかなりのスペース、取られていますものね(笑)。
愛猫が快適に良く眠れるよう、寝床作りにも気を遣ってあげたいですね!と言いつつ、ウチの猫達はその時に快適な場所で寝ていますので、いくつかお気に入りの寝床があるみたいです。用意した寝床を、愛猫が使ってくれたら嬉しいですよね!それを励みに、寝床探しを頑張りたいですね☆
50代以上 男性 イチロウ
最初は、驚きました。 一体、猫が大の字になって寝るなんてことがあるのだろうか、と。
それで、最初の中は、毛布を敷いて寝かせましたが、毛布のみでは、冬には寒いので、円形で特大のペット用マットレスを用意しました。 でも、寝相が悪いのでそこからはみ出て寝ることが多かったので困りました。
家中、何処でも自分のベッドにするのが得意技の「とら」は、キッチンのテーブルであろうが、リビングの床であろうが、その時に自分が気に入った場所がすぐさま寝床になるようでした。
日中、寝ている折には、飼い主が掃除したくても起きずに寝ていました。 寝床にされた場所は、掃除することは諦めるしかありませんでした。
「猫ちぐら」と呼ばれる日本に伝わる猫用の藁を編んだ小屋を買い与えても、寝床には適さないようで、高価な爪とぎになりボロボロになり果てました。
飼い主と寝ている折には、大人しいのですが、自分のみ寝ていると天衣無縫になるようでした。 その折の寝姿は、とても可愛いので、今アルバムを眺めてみますと、起きている姿よりも寝ている姿の写真が多いのです。
次男猫を迎えた後、次々と保護した猫が加わると、みんなが「とら」の廻りに集まるので、仕方無く特大のフリース・カバーの円型マットレスを床に置きましたら、日中も夜間も皆がそこで寝るのでした。
「とら」自身がお気に入りの寝床は、あるにはありました。 夏になると、二つ設置しました猫タワーの中で小さい方のタワーにある小屋で寝ることが多かったので、其処が一番好きな寝床であったのかも知れません。 もう二十年近く経過した猫タワーです。
そのタワーにある小さな小屋を覗くと、今も「とら」が寝ているような気がします。
50代以上 男性 イチロウ
愛猫の寝相が悪い、と言うよりもあられも無い姿を御詫びします。 この当時は、「とら」一頭の我が家でしたので、かなり大胆な寝相が見られました。 夏には、それが一層酷くなり、ベッドからも飛び出て、このようにあられも無い姿で寝ていました。 でも可愛いので何でも許されるのでした。
40代 女性 nekomic
夏ならばエアコンの風がよく届く場所や、日陰の風通しの良い場所。冬ならばこたつや飼い主の布団の中。自分が快適な場所を把握して、人間の生活にとても溶け込んでいます。
ただ、猫を飼い始めると、餌のお皿や猫じゃらしなどのおもちゃやお手入れグッズを揃えたくなるものです。そして寝心地が良くて気に入ってくれるような寝床を用意しようと思います。
だけど実際に使うかどうかは、猫次第。さらに期待したとおりに気に入ってくれないのが猫というもの。私も何度もそれで失敗しています。
夏には、買って来た涼しい猫用ベッドの横で寝る。ジェル状態の凍らせるマットは前足でちょっと触っただけ。冬には猫用あったかベッドに見向きもせず、入っていたダンボールの中で寝る。ふとんにも入ってきて、ふとんを仕舞った押入れの中にまで入っていく。猫ベッドは放ったらかしだったりします。
残念ながら用意したものと違うものに興味を持つ、というのが、猫を飼っている人のあるあるネタではないでしょうか。
売られているベッドはとても研究されていると思いますが、やはり自分の愛猫の好みに合わせて選ぶことが大切ですよね。普段から、どんな素材でどんな大きさのものが好きで、どの場所が好きなのか、よく観察することが必要でしょう。
自分の猫が気にいるようなベッドを用意できたら、飼い主としてとても威張れるような気がします。
女性 ケロキ
また、この記事にもありましたが、我が家の猫も子猫時代の小さいベッドがお気に入りのようで、ぎゅうぎゅうに詰まって、時にははみ出て使っています。成長して体が大きくなったので一回り大きな猫ベッドを用意したのに、それはほとんど使っていません。ところが、使わなくなった毛布などを置くと必ずそこで寝るのです。
猫のために寝床がどんどん増えてしまったのですが観察していると、時間や室温、天気などに合わせて使い分けているので面白いですね。
40代 女性 ぶらん
夏場は1日中、玄関にいることも多くごはんも玄関で食べて、トイレには部屋にちゃんと入ってきて済ませてくれます。ブラッシングをしに行ったり私が動いていかないといけませんが、暑いのだから仕方ないなと思っています。猫ちゃんはエアコンよりも自然な風を好むのですね。健康的です。玄関に窓があってよかったなぁと思います。もう1匹の猫ちゃんは夏用の猫ちゃん用のベッドですやすや寝ます。性格や好みがあるのでしょうね。