猫の歯磨きおやつとは
歯磨きは必要
人間のように虫歯になることは滅多にありませんが、猫も歯磨きをしないでいると歯垢が溜まり、やがて歯が抜けたり痛みを伴う歯周病へと変化する可能性があります。そうならないためにも、歯磨きは必要なのです。
しかし、じっとしててもらわないと出来ない歯磨きは、嫌がる猫も多いですよね。
抑え込もうものなら、飼い主の手をガブリ…慌てて逃げて爪痕の置き土産…なんて経験、一度はあるんじゃないでしょうか。
そんな時におすすめな猫の歯磨きおやつ
猫の歯磨きおやつは噛むだけで歯垢を除去し、つきにくくしてくれる効果を持っています。
クッキータイプやジャーキータイプなど、味も種類もバリエーション豊富なので美味しくデンタルケアすることが出来ます。
固いのでシニア猫や小さすぎる子猫には注意が必要です。
猫の歯磨きおやつのオススメ商品4選
商品情報
・主原料はすべて自然素材
・1粒あたり1.5キロカロリー以下
・噛むことで歯垢と歯石の蓄積をコントロール
・成猫用総合栄養食の基準をクリア
全6種と種類も豊富で、袋にジッパーが付いているところも嬉しいですね。
小麦がはいっているのでアレルギーのある子にはあげられませんが、猫には好評のようです。
商品情報
・スナックタイプの猫用おやつ
・グレインフリー、着色料・防腐剤未使用
猫のデンタルケアをしたい、でも歯磨き効果のあるおやつあげるなら身体に良いものがいい、とお考えの方も多いはず。
こちらはグレインフリーで防腐剤や着色料不使用と、猫の健康にも気を配ったおやつです。
こちらはジャーキータイプの猫の歯磨きおやつです。
カミカミさせ、ブラッシングスクラブ効果により歯垢を除去します。
他にもカニカマ風味やささみ味などの種類もあり、薄くスライスされているなど猫が食べやすいように工夫されています。
酵素が入った歯磨きおやつです。
フリーズドライされた魚肉で出来ているのでお魚好きの子向けです。
粒がデカイので小さくしてからあげるなど配慮してあげるとよいかもしれません。
おやつを使わず猫を歯磨きするコツ
おやつを食べてくれない、シニア猫や子猫だから飼い主の手で歯磨きしてあげたいなど、様々な理由でおやつ以外の方法を探している方もいると思います。そんな方にはこちらの方法はどうでしょうか。
歯ブラシで歯磨きできるようにする
ステップ1.口に触ることに慣れてもらうことから始めます。
猫にまだ歯ブラシは見せず、顔をなでたり遊んだりする流れで口のまわりも触ります。
ステップ2.口に触られることに慣れてきたら、次は口の中に指を入れて歯や歯茎に触ります。
ステップ3.歯や歯茎に触られるのを嫌がらなくなってきたら、指にハンカチやガーゼを巻いて優しく歯をごしごししてみます。
ステップ4.そしてここまですべてに慣れたら歯ブラシを使って歯磨きをします。
猫用の歯ブラシも売っていますが、人間の赤ちゃん用、幼児用の小さい歯ブラシでも代用可能です。
必ずヘッドが小さく、柔らかい歯ブラシを選んでください。
歯ブラシを水でぬらし、力を入れずにソフトにシャカシャカしてあげます。
ステップ5.頑張った猫にご褒美タイム。
猫のおやつでも大好きなおもちゃでもなんでもOKです。
少しずつ地道に慣らそうとしても嫌がってしまう子には、味のついた猫の歯磨きジェルを利用する手もあります。
これをまず少し舐めさせ、味に慣れたらステップ2以降はこの猫の歯磨きジェルをつけてチャレンジしてみてください。
デンタルケアおもちゃを使う
市販のデンタルケアおもちゃも売られているので、それを遊ばせつつカミカミさせます。ヘチマで出来ているものやぬいぐるみタイプなど種類も豊富です。
まとめ
猫の歯磨きの理想は1日1回、少なくても1週間に一度のペースで出来ると良いでしょう。
愛猫の口臭が気になったら危険信号です。
痛みでごはんが食べられない…と言った事態になる前に、しっかり歯周病予防に努めましょう。