猫の歯磨きガムとは
猫の歯を守ろう
猫も食事をしたら、歯石を防ぐ為に歯を綺麗にしなければなりません。猫も歯石が原因で腎臓病になりやすくなるなど病気に関連することがわかってきています。お口の健康に気を付けてあげる必要があります。
溜まった猫の歯石をそのままにしておくと、歯肉炎や歯槽膿漏になってしまいます。歯槽膿漏が進行すれば、歯が抜けてしまう危険性もあるのです。ほかには、腎臓病や心臓病などに関わってくることもあるようです。
猫の歯磨きガムの効果
- 歯石が付きにくい歯になる
- 口臭予防
- 歯磨きより猫にストレスが少ない
その為には、猫に歯磨きをしてあげなければいけませんが、歯磨きが嫌いな猫には歯磨きガムもおすすめです。歯磨きガムは、歯磨き程の完璧な効果はありませんが何もしないよりはした方が良いと考えられます。
猫の歯磨きガムのメリットをあげると歯石が付きにくい歯になる事や、口臭予防の効果が期待出来るのです。そして、嫌がる歯磨きに比べて喜んで食べてくれるので、猫にストレスを与えません。おやつのように食べてくれて、飼い主さんも一石二鳥です。
猫に歯磨きガムをあげる方法
よく噛めるように与える
- ガムを何回かに分けて与える
猫に歯磨きガムをあげる時に、噛まないと意味がありません。できるだけ回数を噛んで貰いたいのです。
あまりに小さいと、そのまま飲み込んでしまうのである程度の大きさをあげるようにしましょう。
一度にあげると、喉に詰まる可能性もあるので何回かに分けて与えてあげると良いと思います。
与えすぎに注意
- 成猫で1日に約1~4本
- 幼猫で1日約1~2本
あくまでこの本数は目安ですし、何の製品を与えるかによって推奨個数は違いますので気を付けましょう。
食事の後や、ご褒美としても猫に歯磨きガムをあげるのが良いのですが、歯磨きガムもカロリーがあるので与えすぎには気をつけてあげないといけません。
猫が喜ぶおやつの一つでもありますし、あげすぎは肥満の原因になります。商品により異なりますが、大体成猫で1日に1~4本、幼猫で1日1~2本が目安だそうです。中には、幼猫には与えないように書いてあるものもありますので気を付けましょう。
必ず商品に記載されている目安量を見て、与えるようにしましょう。
猫の歯磨きガムの選び方
アレルギーに注意する
歯磨きガムの選び方で注意しなければいけないのは、素材にアレルギー反応を起こしてしまう猫もいるので注意しましょう。添加物も体に合わない子もいるので、そういう場合は、無添加の物を選んであげると良いと思います。
肥満が気になる猫には、カロリー控えめなガムもおすすめです。
形や大きさを選ぶ
猫の歯磨きガムと言っても、種類が豊富です。形や大きさも色々あるので猫の個体により選ぶ必要があります。
特に幼猫に歯磨きガムを与える時は、小さめの物を選んで下さい。
また、完全に大人の歯になってない場合、あまりに硬いものをあげてしまうと子供の歯は容易に折れてしまいます。なので、子猫に挙げる場合は、硬さにも気を付けるようにしましょう。
さらに、子猫だけではなく成猫さんにも言えることですが、下痢や嘔吐の原因になる場合もありますので、体調をみながらあげるようにしましょう。
犬用歯磨きガムはNG
猫に歯磨きガムをあげる時に、猫用のガムを選びましょう。犬用の歯磨きガムは、大きく硬いのが特徴です。
犬と猫では、骨格も違うので歯が折れてしまったり痛めてしまう可能性もあります。犬用の歯磨きガムに小さめの物もありますが、犬の骨格に合わせて作られているので、辞めておきましょう。
猫の歯磨きガムのオススメ商品
ペティオ Kirei catにゃぶらしコラーゲンソフトガム
こちらの商品は、ソフトガムで柔らかくて弾力があります。凸凹の型なので、歯の間に挟まりやすく歯の汚れを落としてくれます。ササミ、カツオ粉末、またたびの3つの美味しさが猫の嗜好性をそそるのでおすすめです。
グリニーズ猫用
猫の歯磨きガムでおすすめしたいのがグリニーズです。主原料が、100%自然素材なので猫にも安心です。そして、味にうるさい猫の為にフィッシュの他にもサーモン、ツナなどの6種類から選べます。肥満予防に、カロリーにも気を使っている歯磨きガムです。
ドッグダイナー 食べる歯磨き革命
ドッグダイナーと言う商品ですが、歯磨きが苦手でも簡単に歯を健康にする事が出来ると言う商品です。無添加·天然からできておりご飯にかけてあげる、食べる歯磨きと言うわけです。
口臭、歯石、口内菌の予防が出来るそうです。犬用として出されている商品ですが、猫に与えても良い商品なので、記載されている目安量をあげましょう。歯磨きガムが苦手な猫には、食べる歯磨きがおすすめです。
まとめ
猫の歯磨きガムについて紹介しました。猫の歯磨きは、子猫の頃から慣れさせておくとやりやすいのですが、大きくなるに連れて嫌がってしまいます。
口を触られるのが嫌いな猫さんが多いですが、歯磨きガムを使って歯の健康を維持してあげると良いですね。おやつとしても喜んで食べてくれるので、猫の好きな歯磨きガムを選んで、ケアしてあげましょう。
猫がシニアになっても、歯が健康でいれるように予防しましょう。