猫の脱走防止扉を設置したい場所の寸法を測る
![ドアを見る猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/8/413953c79639243a49153c908dc1a7a6.jpg)
まず最初に扉を設置したい場所の寸法を測ります。我が家では廊下に設置するので、廊下の縦×横の長さを計測。ちなみに縦210cm×横84cmです。
猫の脱走防止扉に必要な材料
![部材](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/5/63d6a0a15bc90561ae5ef89b91fff01c.jpg)
「ダイソー」で部材調達したもの
以下が100円ショップで購入した商品です。
- ワイヤーネット(62×40cm) 200円×6枚
- つっぱり棒 (120〜190cm) 200円×1本
- 結束バンド(15cm)100円×1袋
- 結束バンド(25cm)100円×1袋
ホームセンターで部材調達したもの
「ダイソー」では揃わない部材が1つだけあったのでホームセンターの「カインズホーム」で購入。
- つっぱり棒(170〜280cm)1280円×1本
合計 税込3110円で部材が揃います。
猫の脱走防止扉の「扉の部分」の作成
![工具と猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/0/744fb3dc8a4d8f7097484fb395e3fd89.jpg)
①ワイヤーネットを結束バンドでとめる
![ワイヤーネットの扉](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/c23463d46a8cd5699299e08b9bc80388.jpg)
最初にワイヤーネットを縦向きに左右に二つ並べて結束バンド(15cm)でつなぎます。その際に強度を保つためマス1つ分を重ねます。結束バンドは上下の端とその間に2箇所、20cm間隔で計4箇所を留めます。これを3セット作ります。
②3セット作ったワイヤーネットを結束バンドでつなぐ
![ワイヤーネットと結束バンド](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/0/9c9d07880a9c531a5f0961d725dda0cf.jpg)
次に①で3セット作ったワイヤーネットを縦に3つ並べて結束バンド(15cm)でつなぎます。その際に強度を保つためマス3つ分を重ねます。結束バンドは左右の端とその間に3箇所、25cm間隔で計5箇所を留めます。縦162.5cm×横74.5cmの大きさのドア部分が完成します。
③つっぱり棒とワイヤーネットを繋ぐ
さらに強度を高めるために、つっぱり棒(120〜190cm)をドアの開く側に取り付けます。長さが伸び縮みする方がドアの下側になるように取り付けます。
つっぱり棒は円柱状なので、ワイヤーネットしっかり固定するためには、以下の写真のように結束バンドを2箇所で留めます。
![ワイヤーネットとつっぱり棒](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/44d698bdba37a587a507b729ac6d30c9.jpg)
まずはワイヤーネットの一番端を結束バンドで留め、(写真下側の結束バンド)その後マス一つ跨いだ部分をつっぱり棒とつなぎます。(写真上側の結束バンド)
猫の脱走防止扉の設置
④つっぱり棒を壁ぎわに設置し固定する
いよいよ廊下に扉を設置します。まずはつっぱり棒(170〜280cm)を壁ぎわに設置します。上下をしっかりと固定します。
![天井に固定したつっぱり棒](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/9/02cfe958212c5d71f32a59586eeacdcf.jpg)
その際に壁とつっぱり棒の隙間は4cm未満にします。4cm以上の隙間があるとそこから猫が出ようとします。
⑤つっぱり棒に扉部分をつなぐ
天井から床にかけて固定したつっぱり棒に、結束バンド(25cm)で扉部分をつなぎます。この結束バンドが蝶つがいの役割を果たすので、あまりきつく絞めすぎず、ドアの開閉がスムーズになるようにつなぎます。
![ワイヤーネットとつっぱり棒](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/8/c91dd440fcfc0a2187a4dc5c8c5239df.jpg)
その時にドアが下まで落ちないように、つっぱり棒のつなぎめの出っ張っている部分に上手く結束バンドが引っかかるようにします。床とワイヤーネットの扉の隙間はやはり4cm未満にした方が良いでしょう。
扉がしっかり固定できるように部屋のドアの凹んだ部分を利用します。
![扉にゴム紐](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/7b85b4a66f46245a2a9aade84a58ca88.jpg)
このような箇所がない場合には、扉の開閉側にもう1本つっぱり棒を立て、扉を閉めた時に固定できるようにします。閉めている時はゴム紐を付けて猫が押しても開かないようにします。
⑥つっぱり棒の長さを調整する
最後の仕上げです。扉が開く方のつっぱり棒の下の長さを調整し、扉が床と平行になるようにします。さらに開閉をスムーズにするためにつっぱり棒の下に、椅子の脚の下に貼るキズ防止シールを貼って完成です。
![つっぱり棒の下にキズ防止シール](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/9/e3b7621ab3485d9dbc159113f44cfde5.jpg)
⑦完成!
こんな感じで開閉できます。
![扉の開閉の様子](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/d0d7453e1cf770f2048373e2a8bba373.jpg)
これでワンコエリアとニャンコエリアに分けることができました。
![犬と猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/7/adb389959c3b9d4da63e4f03569addfe.jpg)
まとめ
![日曜大工をする男性と猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/00dbce9dbab3512d273fc0d066399d0c.jpg)
完成までにかかった時間は約2時間。リーズナブルに手軽にできる猫脱走防止扉。かなり丈夫に仕上げることが出来、毎日頻繁に開閉しても全くガタが来ません。機会あればぜひチャレンジしてみてくださいね。
40代 女性 いずみ
ホームセンターと、100円均一のお店で部品を揃えていざ作り出すとなかなか面白くて、病み付きになりました!
実家にもおなじのを、作ってあげたほどです。
手間はかかりますが、楽しみながら作るとやりがいがあり、長い間使うことができるものなので、役に立ちます。
連休を利用して作りました。途中で宅配がきてややこしくて焦りましたが、それからはもくもくと作ることができて、よいものができました。扉をしっかりと作っておけば、脱走されなくてすみますので、安心ですよね。
女性 ママちゃん