節分のお豆、猫が食べてもOK?
節分の時に鬼退治で巻く、お豆は猫が食べても大丈夫なのでしょうか?
与えない方が無難
節分のお豆はご存知のように大豆でできていますが、固くて消化に良いとは言えませんので、猫には与えない方が無難でしょう。
喉につかえてしまう可能性もありますし、大豆アレルギーを持っていると人と同じでアレルギー症状を起こしてしまいます。
アレルギー症状は、かゆみや下痢、嘔吐、発熱などです。猫は言葉でアレルギーが起きていることを言えませんので、十分に気をつけなければいけません。
猫用おやつで代用
どうしても猫と節分を楽しみたい!と言う場合は、猫用のおやつで代用しましょう。もちろん飼い主さんは豆まきの豆を食べてOKですが、猫にはおやつを与えて一緒に楽しんでください。
くれぐれも雰囲気に呑まれておやつを与えすぎないように、注意してください!肥満の元となってしまいます。
大豆製品は量に注意すればOK!
節分のお豆は猫に与えない方が良いですが、大豆製品であれば量に気をつけながら与えても大丈夫です。
大豆アレルギーのある猫は、残念ながらNGです。与えないでください。
1.納豆
納豆はビタミンB群が豊富で、腸を整えてくれたりがん予防だったりと、猫の体にも良い影響をもたらしてくれます。納豆のたれやからしは加えないでくださいね。
あの独特な匂いを好む猫もいます。与える時は少量から、猫に異常が現れないか確認しながら与えましょう。猫に与えて良い量は、体重によって異なりますが1日で30~40g程度が適当です。ひき割りか、細かく刻んだ納豆が食べやすいです。
加熱すると酵素が不活化してしまうので、生のまま与えるのがオススメです。
2.豆腐
大豆タンパクを吸収しやすく、肥満予防や血液サラサラ効果が期待できます。体を冷やしやすいので、人肌程度に加熱して与えましょう。崩してから与えてくださいね。
適量は、子猫でしたら小さじ1杯程度、成猫は大さじ1杯程度です。
3.おから
おからは、低カロリーで食物繊維が豊富です。ダイエット中のカサ増しにも。
食物繊維は小腸では吸収されずに大腸まで行き、水分を吸って膨張しますので、おからと一緒に水分を与えてください。
おからを使った猫砂もあります。食べてしまう猫もいるくらいなので、意外と猫は、おからが好きなのかもしれません。
まとめ
節分のお豆は猫に与えない方が良いですが、大豆製品であればアレルギーがなければ与えても大丈夫なことが分かりました。
せっかくの楽しい節分に猫がお豆を口にして大騒ぎに!なんてことのないように、安全に楽しめるようにしてくださいね。