猫はきのこを食べても大丈夫?
猫はきのこを食べても害はありません。人間が食べて問題がないのなら猫も食べて問題はないと思って下さい。
猫はきのこを消化できない!与えすぎに注意
与えても害はありませんが、与えすぎに注意が必要な食材です。
猫はきのこを消化・吸収できません。その為、食べたきのこは消化されることなく便と一緒に排出されるので与える際は細かく刻んで与えるなど、工夫してあたえるようにしましょう。
猫に安全なきのこの種類
- しいたけ
- しめじ
- 舞茸
- エリンギ
- えのき茸
- なめこ
- マッシュルーム
- きくらげ
- 松茸
…など
このようなきのこは猫に与えても問題ありません。ただし、大量に与えるのは避けましょう。
猫に危険なきのこの種類
スーパーや八百屋で売っているきのこはもちろん毒きのこではありませんので、量を加減して与えてももちろん問題ありません。問題は、野生のきのこです。
秋になるときのこ狩りに出掛ける人も多いですし、行楽シーズンはバーベキュー中に近くに生えてた野生のきのこを焼いて食べて、中毒になったというニュースを見たことがありますよね?人間が食べて中毒になるきのこは猫も中毒になります。
次の項目で、人間にとって危険なきのこを紹介しますので是非愛猫家さんは参考にして猫に食べさせないようにしてあげてください。
危険なきのこ【ツキヨタケ】
ヒラタケと見た目が似ている為、毎年きのこ狩りの季節になると多くの被害者を出しています。食べると嘔吐や下痢を伴いとても危険です。
危険なきのこ【ハナホウキタケ】
枝が集まったような変わった見た目をしていますが、とても似ている食べられるきのこの種類が多く、食用のきのこと間違えて食す事故が多いです。下痢や嘔吐などの症状がでます。きのこ狩りには注意が必要ですね。
危険なきのこ【クサウラベニタケ】
ホンシメジやハタケシメジに似ていることから、しめじと勘違いした素人が誤って食べてしまう毒キノコです。下痢、嘔吐、腹痛などを起こします。最も中毒報告が多いきのこでもありますので、クサウラベニタケに似たきのこは手を出さないようにしましょう。
猫にきのこを与える時の注意点
細かく刻んで調理する
与える時は細かく刻んで、他の食材と混ぜこんで使いましょう。
きのこは消化吸収されずにそのまま便と一緒に出てくる事が多いです。その為、きのこをそのままの大きさで与えると嘔吐の原因となります。
味付けはしない
きのこを与える時は、極力薄味のもの、調味をしていないものを与えましょう。
冬の季節に美味しいお鍋。お鍋の中にきのこを入れて楽しむ方も多いでしょうが、猫が欲しがるからとお鍋の中のきのこを与えようとしている方もいるかも知れません。
しかし猫にとって味の濃いものや塩分が多いものを食べることは身体によくありません。
特にきのこはお出汁を吸いやすいのでおすすめしません。
生で与えない(柔らかく茹でる)
きのこは猫にとって消化がわるい食べ物なので、生で与えるのはやめましょう。
おすすめは柔らかく煮て与えることが一番いいです。柔らかく煮て細かく刻んだものを与えるのが良い調理法と言えるでしょう。
まとめ
今回は猫にきのこは与えていいのか?についてご紹介しました。きのこは香りや味がいいため喜んで食べる猫も多いと話題ですが、一歩間違えれば危険なたべものとなる可能性もあります。
せっかく与えるなら喜んで健康に食べてもらえるようにしましょうね。
40代 男性 しげる
小さな子猫の頃から、カリカリの上にしめじを湯がいて刻みトッピングします。
よく食べてくれます。えのき茸は、歯にはざかるので嫌がりました。しめじはアレンジがきくので助かります。たまには、とろみをつけたりします。カリカリも、アレンジが大事なので色々考えます。きのこは、ガン予防になるしできるだけ、食べさせたいとおもいます