猫に『キャベツ』を与える時にしてはいけないNG行為4選

猫に『キャベツ』を与える時にしてはいけないNG行為4選

猫にとってキャベツは安心・安全な野菜の1つです。キャベツを含むアブラナ科の野菜は猫の手作り食を作る上での大切なアイテムであり、猫草(イネ科)の代用品にもなる大変便利な野菜です。ただしどんなものでも行き過ぎは禁物。ここではしてはいけないNG行為を4つご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

NG①大量に食べさせる

緑と紫のキャベツ

キャベツに限らず、食べさせ過ぎはNGです。手作り食でも野菜の量は食事全体の5分の1。まして一般的なフードの場合ならそもそも食べさせる必要がありません。

ではどのくらいならいいかというと、猫が猫草を食べる時の量を参考にするといいでしょう。普通の猫なら自分の適量を心得ているもの。どんなにキャベツ好きな猫でも、さほど大量に食べるわけではありません。

しかしもしキャベツで満腹になり、フードを食べなくなるようなら食べ過ぎです。また食べて消化不良を起こすようならそれもNG。食べ過ぎが気になるようなら期間を空け、たまのご褒美程度に食べさせるといいでしょう。

NG②大きな葉のまま食べさせる

キャベツに乗る子猫

キャベツを与えるなら2通りの方法で。

①猫草の代用なら、細く割いて食べさせる
②便秘・ダイエット対策(食物繊維を取らせるため)なら、茹でてみじん切りにしフードに混ぜ込む

また猫に食べさせて良いのは内側の柔らかい部分です。外側は繊維が硬く、消化の邪魔になるばかり。猫もそれを心得ていて、積極的に食べようとはしないはずです。

NG③胃腸の弱い猫に食べさせる

冷蔵庫をのぞくハチワレ

子猫や胃腸の弱い猫には、キャベツの繊維は刺激が強すぎます。消化不良や下痢の原因になりますので、口にしないように気をつけましょう。しかしおとなの猫でどうしても食べたがるようなら、我慢させるのも可哀想です。茹でるか細く切ったものをほんの少しだけ、たしなむ程度に食べさせてあげてください。

NG④体調の悪い時に食べさせる

キャベツ畑の猫

NG③の猫同様、体調を崩してしまった猫にも同じ配慮が必要です。

  • 嘔吐が続く
  • 下痢をしている
  • 食欲がない
  • 術後

などの場合には、身体に負担をかけたくありません。そんな時に猫が食べたがるとも思えませんが、キャベツを含め野菜類は極力控えた方がいいしょう。

まとめ

ロッキー

キャベツを食べ過ぎると結石ができる、あるいは甲状腺に異常をきたすなどの情報があります。しかし猫においてはどちらも確実にそうだというエビデンス(根拠・証拠)が見当たりません。しかもそういう状態に至るまでの前提として、非現実的な量のキャベツを毎日しかも長期間食べさせる必要があるとされています。

常識的な範囲であれば、キャベツは安心して食べさせられる野菜の1つです。弊害があるとすれば、食べさせ過ぎによる消化不良と栄養不足だけ。もしあなたの猫が好むなら程度をわきまえて食べさせてあげましょう。

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