猫がふわふわを愛する理由
猫は気づけば、柔らかい毛布や布団で寝ていることが多いですよね。猫がふわふわ好きなのはどんな理由があるのか見てみましょう。
1 あったかい
ふわふわをこよなく愛してしまうのは、素材が寒さを和らげてくれるからでしょう。
夏よりも冬の季節に、ふわふわを求めてしまうのです。ふわふわで暖かい素材の毛布や布団で寒さをしのいでいるようです。
2 寂しい気持ちが紛れる
ふわふわが好きなのは、哀愁からくるようです。なんだかちょっぴり寂しいと言う気持ちから、ふわふわに包まれたいと思うのでしょう。寂しい時は安心できる所に行こうとする心理があるようです。
3 母猫を思い出す
猫が、ふわふわを愛してやまないのは子猫の頃の名残りでしょう。人間も同じ心理と言われています。
ふわふわを選んでしまうのは、赤ちゃんの頃に母親に抱っこされた柔らかい温もりが、忘れられないそうです。猫も母猫の温もりが恋しくなり、ふわふわを求めるのでしょう。
4 柔らかくて気持ちいい
子猫の時の感覚が忘れられないようです。ふわふわが、母猫におっぱいをもらっていた頃の感触に似ているからです。感触が柔らかく心地よい気分になります。
ふわふわの毛布で足踏みしたり、手でモミモミして幼少期を思いだしているのでしょう。
5 包まれて安心する
不安な気持ちの時に、柔らかいものに包まれると安心するようです。ふわふわが体にフィットして守ってくれている気分になるのでしょう。
猫は、不安な気持ちになったら、飼い主さんの体の上かふわふわの毛布で寝ている事が多いのでしょう。
6 ふわふわで猫も癒される
猫が癒しを求めてしまうのは、愛情が足りない時です。母猫と早く引き離された猫は、大きくなっても甘えん坊が残ります。甘えたい時に甘えられないと、心が満たされず癒しを求めてしまうのでしょう。
7 柔らかい場所で眠りたい
猫が「疲れたー」となった時にふわふわの寝床で疲れをとります。緊張した出来事、怖い思いをした時、たくさん体を動かした時などは、体を休めようとします。
かたい場所よりも、やわらかい場所の方がぐっすり眠りにつけるのでしょう。
猫が柔らかいものを求める心理
心理的に考えてみると、固いものより柔らかいものを好む傾向にあります。柔らかいものを好んでしまうのは、優しい、物腰が柔らかい、温もり、穏やかなどの言葉が当てはまります。
その言葉が、猫が好きな人の性格と似ている部分を表しているようです。つまり、猫が柔らかいものに対して、安心できる感覚に陥っているのでしょう。
また、心理的に固い場所に行く時は、神経を張りつめている時や、集中していると言えるでしょう。
猫が好きなふわふわで気をつけること
ウールサッキング
猫がふわふわした素材を、いつの間にか食べてしまう事があります。柔らかい素材の、タオルや毛布、服などを甘噛みしたり、吸ったりしているうちに口の中に入ってしまうのです。
この行為は、愛情を知らないまま母猫と早く引き離されたり、スキンシップをとるのが苦手な猫に多いようです。猫が食べてしまった時は、嘔吐やうんちで排出されます。しかし癖になり続けば、腸閉塞などの病気にもなりかねません。
猫が噛んでしまう時は、噛んでもいいおもちゃを与えるか、遊びに誘うかなど構ってあげてみましょう。
粗相
猫が粗相してしまう場所は、布団や毛布など柔らかい素材にしてしまいます。粗相をするのは、トイレの問題や精神的な問題からくるようです。
砂が気に入らない、においをつけたい、安心してできる、気持ちに気づいて欲しいなどから、このような場所でしてしまうのでしょう。
猫が粗相をしたら怒らないで、何が原因でしてしまうのか気持ちを知ってあげましょう。
まとめ
猫がふわふわが好きな理由について紹介しました。猫だけではなく、人間もふわふわなものが好きです。
ふわふわには、柔らかさ、温もり、安らぎを自然に求めてしまう心理から来るといえるでしょう。
猫にふわふわな寝床を用意してあげると安心できると思います。