猫が人間不信になる原因
猫は飼い主さんのことが大好き。しかし、飼い主さんの行動によって人間不信になってしまうことがあります。そんな人間不信になってしまう原因について9つご紹介させていただきます。
1.大きな音を出す
猫は人間の「4〜5倍」の聴力があります。
それなのに、大きな音でテレビをつけられたりピンポンが鳴ったり電話が鳴ったりするような生活をさせられてしまうと怯えてしまって人間不信を招いてしまいます。また飼い主さんの大声や行動によってビックリさせられることも人間不信になってしまう原因です。
例えば
- 突然大声を出す
- バンと扉を閉める
- 悪ふざけにワッと驚かされる
- ドラムやピアノなどをずっと演奏している
などという飼い主さんの行動1つでも恐怖心や音に対するストレスで人間不信になってしまうのです。人間不信にさせないようにするためには「大きな音を出さない環境作り」をしてあげることです。
2.嫌なことを無理やりされる
猫は自分が嫌がることを無理やりされてしまうと人間不信になって近づかなくなってしまいます。
例えば水嫌いなのに無理やりお風呂に入れられたり押さえつけて爪切りをさせられるなどをすれば人間不信になり飼い主さんに近づかなくなってしまうでしょう。
このようなことは無理やり行うのでなく、リラックスさせてからしたり寝ているときに爪切りをするなど工夫が必要です。
3.匂い
猫は聴力だけでなく嗅覚も優れています。犬ほどではありませんが、匂いにも敏感です。そんなときに苦手な匂いをした飼い主さんがいると人間不信になってしまいます。
- 匂いのキツイ漂白剤
- アロマや香水
- レモンやみかんなどの柑橘系の香り
などを身に着けていると近寄らなくなってしまうので注意が必要です。匂い系のものは身につけないようにしてみてくださいね。
4.相手をしてくれない
猫は飼い主さんが相手をしてくれないと人間不信になってしまい、呼びかけに反応しなくなったり近寄らなくなってしまいます。
おもちゃを使って遊んでくれなかったり、近づいても構ってくれないなど寂しい思いをしつづけるとこのような人間不信になってしまいます。できれば一日に15〜20分ほど一緒に遊んでストレスを発散できるようにしてあげることがポイントでもあります。
5.ずっと見つめる
猫は見つめられることが苦手です。言葉は理解できなくても視線や人間の表情は分かるのです。猫同士でもなのですが「目を見つめられる」ということは喧嘩の態勢であると思ってしまわれます。
飼い主が睨んでいると勘違いして人間不信になってしまいますので、なるべく長時間視線を合わせずに撫でてあげましょう。
6.留守番ばかりさせられる
猫は単独行動を好むとは言え、いつもひとりぼっちだと「飼い主さんは自分が嫌いなんだ」と拗ねてしまったり人間不信になってしまいます。お仕事が忙しくても、休みにはたくさんコミュニケーションをとるなどして信頼関係を築くことが大切でしょう。
7.トイレや餌が不衛生
猫は自分のお世話をしてくれていないと認識するとなつかなくなってしまったり人間不信になります。猫は「自分のお世話をしてくれる人」が大好きです。いつもトイレはキレイで清潔、餌も替えてあげるようにしてみてくださいね。
8.無理やり触ったり抱っこをする
猫は拘束されることが大嫌いです。それなのにしつこく触ってきたり、抱っこをして固定をされてしまうと人間不信になってしまいます。このようなことを招かないようにするためには「適度な距離を保つ」ことが大切です。
9.邪魔ばかりしてくる
猫は自分の時間を邪魔されると人間不信になってしまいます。例えば寝ているときにしつこく触ってきたり声をかけてくることや食事中に抱っこをしたり構ってくるような人が大嫌いです。嫌われてしまわないようにするには、猫の気持ちを考えながら触るタイミングを見計らうことです。
まとめ
猫は飼い主の行動1つで人間不信になってしまいます。人間不信になってしまうとすぐに怒ったり怯えたりなどとストレスを抱えてしまいやすくなりますので、飼い主が人間不信にさせてしまわないような生活を心がけてあげることが大切です。