猫が好きな人にだけ送る12のサイン
猫は好きな人に、どんなサインを送っているのでしょうか?
1 ゆっくりなまばたき
猫の方を向いた時、ゆっくりと「まばたき」をしてくれたら、それは大好きのサインです。
飼い主さんの方もまばたき返しをすると愛情が伝わります。猫と目がバチッと合ってしまった時も、まばたきをすることで敵意がないことを示せます。
というのも猫の世界では、目を合わせるのは喧嘩を売っているのと同じ意味になってしまうからです。野良猫にも使えるテクニックなので、覚えておくといざという時便利です。
2 お腹見せ
猫の急所であるお腹を仰向けになって見せるのは信頼の証。絶対に襲ってこないと言う信頼がなければ安易にお腹を見せたりしません。
ですから猫がお腹を見せるのは安心している人だからです。安心=好きと思って良いでしょう。信頼してお腹を見せてくれた猫を裏切ることのないように注意したいものです。
3 フミフミ
前足を交互に「フミフミ」するのは、子猫の時に母猫の母乳を出すときの仕草です。好きな人を母猫だと思って最高に甘えている時です。よほど好きな人でなければしない行動なので、思う存分可愛がってあげてください。
4 上を通る、乗る
他にもたくさん道はあるのに、なぜか体の上を通っていく猫。そして寝ている人の上にがっつり乗って熟睡する猫。飼い猫あるあるです。これも、好きな人にしかしないサインです。猫は嫌いな人には近寄ろうともしません。それなのに至近距離に来て、しかも接触してくるのは好き以外の何物でもありません。
5 しっぽピン
猫のしっぽは様々な感情を表現しています。好きな人を前にした時、猫のしっぽはピンと立つのです。今までだらんとしていたのに、好きな人が視界に入ったとたん、ピンと立つことも。とても可愛らしいサインです。
6 プレゼントをくれる
人にとっては少し困る虫やネズミなどのプレゼントをくれるサインも。その他、お気に入りのおもちゃを持って来てくれることもあります。
これは、好きな人が狩りができない代わりに、獲物をとってきたよということらしいです。どう反応して良いか困ることもありますが、とりあえず、お礼を言っておきましょう。
7 頭突き、スリスリ
猫は顔の辺りにフェロモンを出す器官があります。頭突きやスリスリを好きな人に向けてする事で自分のフェロモンを付けます。つまり、「匂い付け」をしているのです。
そのようにして自分の所有物だとマーキングしています。好きな人でなければ「これは自分の!」と主張するわけがありません。
8 見送り、出迎え
出かける時、玄関まで見送りに来てくれたり、帰宅時に出迎えてくれたり。理由は諸説ありますが、嫌いな人、もしくは知らない人であれば、きっと隠れてしまうでしょう。
9 舐める
猫がペロペロと舐めてくれるのは仲間だと認めてくれている証拠と言います。でも舐めるのが好きな猫と、そうでもない猫がいるようですので、あまり舐めてくれなくてもがっかりする事はありません。
その他のサインがないかチェックして、もし他のサインがたくさん当てはまれば、猫に好かれていると思って間違いありません。
10 添い寝
猫が寝ている時は無防備な状態です。そんな時に一緒に寝ようと言うのですから、よほど好きなのでしょう。猫との添い寝はとても幸せな時間です。冬は特に温かくて助かります。
11 ゴロゴロ言う
猫がゴロゴロ言うのは幸せを感じている時だと言います。又は、痛みを感じている時や死期が近い時です。猫の具合が悪くなければ、ゴロゴロ言うのは幸せな時だと思って良いでしょう。好きな人と一緒にいて満足してくれているのです。
12 サイレントニャー
サイレントニャーとは、人には聞こえない、猫の鳴き声のことです。
猫と人が聞こえる音の周波数は異なっており、猫の方が人より高周波を聞き取ることができます。サイレントニャーは猫には聞こえるけれど、人には聞こえない高周波の鳴き声。
このサイレントニャーは、子猫が母猫とコミュニケーションを取る時の鳴き声です。つまり、母猫と思うほどの愛おしい人に向かって猫が鳴いていることになります。かなり甘えている状態だと思って良いでしょう。
まとめ
猫が好きな人にだけ送るサイン、たくさんありますね。日々の暮らしの中で、猫はさりげなくこれらのサインを出しています。
猫に好かれるには、まず猫がしてほしいことをしてあげるのが1番です。猫が何を欲しているのか察して、ササっとその要求を叶えてあげると、猫の中での好きレベルがアップするでしょう。