猫が犬を嫌う4つの理由
外で、犬と猫が一緒にいる光景を目にすることは少ないと思います。猫が犬を苦手とする理由があるようです。
また、猫と犬が共同生活できるものなのでしょうか?猫と犬の習性の違いを比較しながら、猫が犬を嫌う理由を紹介していきたいと思います。
1.吠えるのを嫌う
犬の性格にもよりますが、怖がりな犬ほどよく吠えます。
知らない人が家に来たときに吠えたり、何かを要求するときに吠えたりします。犬は番犬でもあるので、吠えてご主人様に報告しなければいけないと思うのです。
留守番のときに、猫が悪さをすれば猫に向かって吠えてしまうこともあるようです。そんな犬の声に猫は落ち着かなくなってしまうのです。
2.噛むのを嫌う
犬のしつけで噛みグセを治すことはできます。
犬が噛んでしまう原因は本能や習性から来るものです。攻撃、興奮、恐怖、遊びの一環などの理由から噛んでしまうのです。
猫を噛んでしまうことがあるのは、衝動が抑えきれない場合か、反射的に噛んでしまうようです。じゃれて噛むこともあれば、攻撃的な理由のときもあるのです。
3.大きくて怖い
個体差もありますが、猫よりも犬の身体は大きいと思います。
猫は、犬を自分よりも大きい生き物として見ています。犬の性格もありますが、攻撃的な犬なら、近づいてくるだけで猫は警戒してしまい、威嚇してしまうこともあるのです。比較的身体が大きい犬は大人しく穏やかな方が多いと言います。
4.追いかけてくるのを嫌う
犬は逃げるものを追う習性があります。
私も昔、犬に追いかけられて怖いと思った経験があります。
犬がなぜ追いかけてくるのか?犬は団体行動をする動物です。飼い主を追いかけてくるのは、一緒にいたい、安心したい、愛を示すために見せる行動だと言います。
つまり、動くものを追いかける習性があり、猫を見ると追いかけしまうのです。猫は、追いかけられると恐怖心で逃げてしまう習性があるのです。
犬と猫は共同生活ができる
犬と猫の相性
相性は動物同士でもあります。
犬と仲が悪い猫は相性が合わないと言うことです。生活習性も違えば性格も違います。
どうしても受け入れられない場合もあるのです。
そういうときは、無理に近づけることはしないで、落ち着けるスペースを確保して距離を保つようにしてあげる必要があります。時間が解決してくれるかもしれないし、お互いのペースで近づいてくれることを願うしかないと思います。
犬と猫の習性
もちろん相性はありますが決して仲が悪いとは言いきれません。犬の習性から、毛皮があり小さいものを見ると、狩猟本能から追いかけてしまいます。猫は追いかけられると怖いので犬を嫌います。
しかし犬は猫と生活をしていく中で、獲物の対象から外されていきます。
次第に猫を家族として見ることができるようです。
猫の習性では、対象が犬でも猫でも、匂いの違う物をすぐに受け入れることができません。
自分に危害を加えないもの、敵ではないと思えば慣れていくので、生活をすることは可能だと言えます。
犬の性格による
犬が賑やかな環境を好み、猫は静かな環境を好みます。
子猫のやんちゃな時期から年齢とともに行動も落ち着いてきます。猫が犬を嫌うのは、真逆な習性と環境によるものだと思います。
自分のペースを乱されると、いずれはストレスを溜めてしまうことにもなります。
猫の習性は大体同じなのに対して、犬は習性よりも性格によって猫との相性が決まるのではないでしょうか?
あまり吠えない、大人しい、のんびりしている性格なら猫もうまく付き合っていけると思います。
猫の習性による
猫の個体や性格もあります。
犬が猫に寄り添っていっても、猫が受け入れなければ仲が良くなりません。
しかし猫は単独性の動物と言われていますが、意外に協調性があり、仲良く生活できるようです。すごく相性が悪く、嫌っていなければ、相手とうまくやっていけるのです。
習性が違うから気にならない
犬と猫の習性は正反対だから、気が合わないと思ってしまいます。
しかし、それが逆にうまくやっていける理由でもあります。人間でも、同じ性格同士よりも、違う性格同士の方が以外にうまくいくことってあると思います。
同じ性格だと仲良くなるのは早いけど、ふとした瞬間に仲が悪くなることもありますよね。お互いに違う性質だから気にしないで生活する方が、ケンカも起こらないと言う説です。
犬と猫の習性が違うから気にならないでうまくやっていける、と言う可能性もあるということです。
まとめ
猫が犬を嫌う理由についてまとめました。
私の周りには、犬と猫が仲良く暮らしている人が多いです。
よく言うのは、小さいときから飼っていればうまく行くと聞きます。
習性は違いますが、猫も犬も感情をもつ生き物なので、愛情をもち大切に接してあげれば伝わると思います。猫と犬だからではなく、猫同士でも相性が合わないこともあります。
一方は好きなのに、片方は避けていたりするものです。
猫は好き嫌いと言う感情よりも、そのときの気分で行動することが多いのです。
怒っていると思えば、毛づくろいをしてあげていたりするので母性が強い所もあり、優しい性格だと思います。