猫の感情表現
飼い主さんにとって嬉しい表現
- 目を輝かせて尻尾を立てて小走りで寄ってくる。
- 目が合っている時、ゆっくりとまばたきをする。
- 肩や座っている椅子をトントン叩く。
- 身体を飼い主さんの身体にスリスリする。
- 飼い主さんの手やお顔をペロペロする。
- 頭をぶつけてくる。
- 飼い主さんの後を何処までもついてくる。リビングからトイレ等
- 部屋の前でニャーニャーとずっと鳴いている。
- 気がつくとジィーっとこちらを見ている。
- 朝起きると枕元に置いて居ないものがおいてある。
- 添い寝をしてくれる。
大好きな飼い主さんと遊びたいのです。
人間は片目を閉じてウインクしますが猫は両目でウインクします。飼い主さんが一緒にいることで、とても安心している証拠です。
眠たい時も同じようにウインクしますが明らかにウツラウツラしているので、上記の安心した証拠とは簡単に区別がつくと思います。
飼い主さんに遊んで欲しい時にする行為です。
飼い主さんへのマーキングです。大好きな飼い主さんは私だけのもの、そんな恋愛のような気持ちで自分の匂いをつけておくという、飼い主さんを大好きな気持ちの表れです。
また、何かの拍子に飼い主さんにうっかり爪を立ててしまったり、噛んでしまったりした時の「ごめんなさい」と云う謝罪の表現である事もあります。
猫は信頼した相手にのみ毛づくろいをしてあげます。母親から仔猫へ、また仔猫が兄弟猫へ、といった間柄での愛情表現です。
なので飼い主さんへのペロペロはこの毛づくろいにあたり、猫が飼い主さんに贈る最高の愛情表現です。猫の舌はザラザラなのでチョッピリ痛いですが、何と言っても愛情表現なので、拒まずにいであげたいですね。
けれど、お口をペロペロの時はご注意を。人間と猫との間で感染する病気もあります。
大好きの表現であると同時に飼い主さんにも大好きして欲しい、つまり猫の愛情表現である毛づくろいをして欲しい時です。しかしブラシではなく飼い主さんの手でして欲しい時ですので、この時は頭を少し強めにナデナデもしくは指を立てて掻き掻きしてあげるといいと思います。
飼い主さんが居ないと寂しい、ずっと一緒に居たい気持ちの表れです。
前述と同じで飼い主さんと同じ部屋に居たいという気持ちです。
かまって欲しい気持ちの表れ。時に餌の催促のときもあります。
猫ちゃんから飼い主さんへの贈り物です。
母親猫のお腹で眠っている時と同じぐらい安心し、飼い主さんを信頼しています。
飼い主さんにとって悲しい表現
- 何処か一点を見て短く「ニャニャニャ」と鳴く。
- 喫煙をする男性のお顔に自分の顔を近づけて、露骨に嫌な顔をしてソッポをむく。
- 触らせてもらえない。
その目線の先に虫等の気になるものがいる時などです。
タバコの匂いを嫌がるサイン。その方が嫌いなわけではないので、落ち込んだりしないくださいね。
信頼関係がまだできていない状態。根気よくスキンシップをとってくださいね。
まとめ
- 目が輝いている時は嬉しい。
- 飼い主さんの身体に触れているのは「好き」と「信頼」の表れ。
- 飼い主さんの身体をトントンするのは何か欲求がある時。
- 猫はタバコが嫌い。
- 触らせてくれないのは、信頼関係が未完成。
以上です。猫ちゃんの気持ちを理解できると、飼い主さんと猫ちゃんとの関係もより良くなると思いましたので、皆様よくご存知なのだろうな・・・と思いながらも不躾にも書かせていただきました。皆様の猫ちゃんとの暮らしにわずかでもお役に立てれば幸いです。