猫が嫌がることはどんなこと?
猫ちゃんにもされて嫌なことはあります。飼い主さんはそれらを把握しておかなければ、猫ちゃんに誤って嫌われるようなことを気づかずにしてしまう可能性があります。信頼関係を深めていきたいという飼い主さんにとって悲しい結果しか生まなくなってしまいますので、されて嫌なことは覚えてきましょう。それが猫ちゃんに好かれるための第一歩へとつながるかと思います。
1. 構いすぎてしまうこと
猫ちゃんの顔は可愛いです。どの角度から見てもどの仕草をしていても可愛いので飼い始めた当初、つい構いすぎてしまう飼い主さんは多いものです。特に子猫のときはさらに可愛さが増しますので、ずっと触っていたくなるのです。しかし、猫ちゃんの性質上自由気ままに気分次第で過ごす生き物ですので、構いすぎは確実に嫌われる行動の1つです。
遊んでほしくなったときは猫ちゃんは自分から来てくれますし、その他食事や睡眠中、トイレなどはほっといてあげるべきです。一度嫌われてしまうと、信頼関係を取り戻すには時間が余計にかかりますので気を付けましょう。
2. ずっと見つめること
猫ちゃんのまんまるの目はとても愛らしいです。しかし猫ちゃんにとって目をみつめるという行為は獲物として定める行為と同じ意味を持ちますので、威嚇の意味にとられてしまったりするのです。そのため、抱っこなどをするときにでもなるべく猫ちゃんからは目をそらしていた方が好感をもってくれやすいです。
子猫の場合は目を合わせると遊んでくれるのかと勘違いされることもあり、逆に走って突進してきてくる子もいますので別件で注意が必要になります。
3. 濡れること
猫ちゃんの先祖にあたるリビアヤマネコは砂漠に住んでおり、水が苦手です。その性質を受け継いでいるせいかほとんどの猫ちゃんが水に濡れることを嫌がります。特にシャンプーをするときにこの性質が邪魔をすることが多く、パニックになった猫ちゃんが噛みついたり引っかいたりしてしまう原因の1つでもあります。
シャンプー時はお店に連れて行くのがベストですし、子猫の場合は早めに水に慣らしてあげた方が後々楽になりますので、シャワーしてあげましょう。
4. 大きな音
大きな音は猫ちゃんをびっくりさせてしまいます。猫ちゃんの耳は優秀ですので大きな音は大きすぎる音として認識します。特に低いうなり声の周波数が苦手で、大きな動物のうなり声に近い音が聞こえると走ってその場から逃げ出す子もいるくらいです。
また甲高い音もそれはそれで苦手ですので、小さな子供の大きな声などには注意が必要です。ストレスに感じてしまう原因の1つですので配慮してあげましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:もも / ♀ / アメリカンショートヘア / 3.3kg
猫ちゃんの苦手なものは性質から考えてあげればどれも理にかなっている事ですので、飼い主さんは十分に注意してあげましょう。苦手なことさえしなければ時間と共に勝手に絆が深まりますので、猫ちゃんのためにも頑張りましょう。