猫が鬱かもしれない症状
人間と同様に猫にも、鬱っぽい症状を見せる事があります。気分が優れない時や病気でも鬱状態になります。飼い猫が鬱かもしれないと思う時は、猫の症状に注意してみてください。
症状1欲がなくなる
鬱の人は欲がなくなる症状があるのですが、猫も同じように欲求がなくなる事があります。興味をも持たなくなるのです。猫の行動に食欲がなくなる、遊ばなくなるなど、ふだん見せる行動がなくなると鬱になっているかも知れません。
症状2飼い主を避けたがる
猫が飼い主さんを避けるようになると注意です。猫の性格が人懐こい人間が好きな猫だとわかりやすいかと思います。
いつも飼い主さんに甘えてきて、そばに寄ってくる猫が、飼い主さんのそばから離れようとするのは鬱状態の可能性があるのです。静かで暗い場所を好み、見えない場所に隠れようとする傾向があります。
症状3よく鳴く、鳴かないようになる
ふだんよく鳴く猫が急に鳴かなくなったり、あまり鳴かない猫が急に鳴き出すなどの普段と違う行動がみられると問題があるようです。猫がよく鳴くようになるのは、ストレスを抱えていることで大きな声を出して、夜中に頻繁に鳴く症状が見られます。
よく鳴いていた猫が鳴かなくなるのは、話す元気も気力もないので鳴かないのでしょう。
どちらにしても、猫の様子がおかしいと感じれば何かあるかもしれないと注意をしてください。
症状4怒りっぽくなる
猫の性格が変わったら要注意です。飼い主さんに攻撃的になり、噛んだり引っ掻いたりしてくるのです。何かイライラした状態が増えてしまいます。猫が鬱状態なら、構われたくないので近づく飼い主や猫に攻撃してしまうようです。
症状5グルーミングが増える、減る
猫のグルーミングが頻繁に見られると鬱状態の可能性もあります。猫が気が狂ったようにずっと舐めていたり、体のおなじ場所ばかりを舐めていたら気分が不安定と言えるでしょう。
反対に猫がグルーミングをしなくなると危険です。猫のグルーミングは、猫の欠かせない習慣です。猫がグルーミングをしなくなるのは、”生きる気力が薄れてしまっている状態”と言ってもおかしくありません。
症状6無気力になる
猫が鬱状態になると、無気力になるということです。人間も同じ、何もしたくない状態になってしまうのです。飼い主は猫の性格が穏やかになったと勘違いしてしまうようです。落ち着かない猫が静かになり、いつもは怒るのに怒らなくなったと見過ごしてしまう事も有り得ます。
猫が寝てばかりで動こうとしなく、表情がどんよりしているなら鬱なのかも?と疑って見てください。
猫が鬱にならない対策
猫が鬱状態になる原因はストレスが一番だと思います。ストレスを溜めると猫もよくない方向に進むのです。猫が鬱にならないようにするには、もちろんストレスをあたえないのが大切です。しかしストレスは知らないうちに蓄積されてしまうのです。
猫が何かを我慢して安心できない、リラックスできない、嫌いな人や物がある環境には気をつけてあげなければいけません。
猫がストレスを発散できる環境も大事です。飼い主さんとコミュニケーションをとる事、高い場所を作る事、爪研ぎ場をたくさん作る事、猫が嫌いな物を置かない事を注意してあげるといいでしょう。
まとめ
猫が鬱になってしまったら心配になりますよね。猫のストレスが原因や病気からも鬱っぽい症状が見られるのです。猫も鬱になると環境を変えるようにしたり、酷いと安定剤を処方されたりするようです。
猫が鬱かもしれないと感じたら、早く対処してあげれば酷くならずに元気に戻るでしょう。
いつも猫の様子を観察するのは、こう言った病気に早く気付いてあげることにつながるのです。