猫の気持ちをくすぐる飼い主の行動
猫の気持ちをくすぐるするには、飼い主さんはこんな行動をとると良いですよ。
1. 猫の鳴き真似をした時
猫の見ていない所から猫の鳴き真似をして見ると、猫が「ん?なんだ?」と言った顔をします。飼い主の「んにゃー」とさり気なく聞こえる声に、猫は気になり気持ちが刺激されてしまうようです。飼い主と理解した時に「なんだ」と素っ気なくなってしまう事もあれば、「同じ仲間」として猫の心をくすぐる事もあるようです。
2. 手や足を素早く動かした時
飼い主が忙しく動いた時に、猫は足首などに飛びかかって来る事がありませんか?これは猫の気持ちを刺激してしまっているようです。飼い主が動かす手足の素早さが、猫の狩猟本能をくすぐってしまうのです。あちこちと移動する度に、猫がついてまわり楽しそうに飛び跳ねて見せるのです。
3. 激しい動きのテレビ番組
飼い主が見ているテレビ番組に、猫が反応してかじりついて見てしまう事があります。猫の好きなテレビ番組は、激しい動きのある映像です。例えば、サッカーや卓球などのスポーツ番組、小動物や鳥などの映像などに、心を刺激されてしまうのです。
テレビをを占領して、手で触ろうとします。飼い主が、何気なく付けたテレビの映像に猫の目が離せない状態にしてしまう事があるようです。
4. 猫のご飯のお皿をさわった時
猫はご飯の時間が近づくにつれ、落ち着きがなくなるとそわそわしだします。飼い主が洗い物をし始めると、猫の気持ちも持ち上がってしまい、更に落ち着きもなくなってしまいます。そして、猫のお皿をさわった瞬間「よっしゃー」と言わんばかりにテンションが上がってしまうのです。猫はしっかりと、自分のご飯のお皿を理解しているようです。
5. おもちゃの入っている蓋を開けた時
猫の楽しかった記憶は、消えにくくいつまでも残りやすいようです。おもちゃの入っている場所もちゃんと覚えています。飼い主がそこの前に立ち、蓋を開けた瞬間、猫が向こうから勢いよく走って来ます。猫は「やったー遊んでもらえる」と気持ちもはしゃいでしまってるのでしょう。大好きな物を閉まっている場所の記憶は、凄まじいと思えてしまいます。
6. 新しい物に出会った時
猫は、新しい物に出会うのを楽しいとは思えないようです。自分のテリトリーで安心して暮らすのが何より好きなのです。飼い主が新しい物を出した時や、買ってきた時の猫の反応は「あれはなんだ?」「攻撃してこないだろうか」って気持ちが湧いてしまうのです。
しかし、猫の心の葛藤と刺激された気持ちから確認しに来てしまうのです。警戒しながらも、少しわくわくした気持ちもあるのではないでしょうか。
7. 猫の名前を呼んだ時
猫の名前を呼んだ時に、猫が軽快に走って来るのですが、猫の気持ちをくすぐっているからなのです。猫は名前を呼ばれた事で、何かあると心を弾ませてしまうのです。猫のステップが軽いと、猫も何かを期待して来ていると言うのがわかります。
何もないのに、猫の名前を無闇に呼ぶと可哀想なので辞めましょう。こちらに来た時は、撫でてあげてくださいね。
8. マッサージしてあげた時
猫を触るのが上手な人は、猫も撫でて欲しいと寄ってきやすいのです。「この人に触られるのが気持ちいい」と理解しているようです。飼い主が猫をマッサージしてあげ、気に入るとおねだりしてくるようになります。猫の体に触れた時に、猫の気持ちが「もっとして欲しい」とくすぐられてしまうのでしょう。
9. 一緒にいる時間が増える時
「今日は休みだから一日家に居よう」と猫と一緒にいる時間を作ります。そうすることで、猫の心もくすぐられ距離も縮まります。一見、クールに見えてしまう猫も、内心は嬉しくて仕方ないのです。飼い主といる時間が増えれば、猫も幸せを感じてくれるのです。
まとめ
今日のねこちゃんより:ネル / ♂ / ソマリ / 1.5kg
猫の気持ちをくすぐる飼い主行動を紹介しました。猫の心を刺激したり、持ち上げたり、喜ばせてあげるのもコミュニケーションになるのかも知れませんね。何気ない行動から、猫を期待させて何もしないで終わらせるのはやめましょう。
もし気持ちをくすぐってしまった時は、何かしらの対応をしてあげるようにしましょう。猫も刺激されるのは、脳の活性化にも良いと思います。