暑い!!
暑いと、猫は体を伸ばします。体を伸ばして熱を発散させているのです。暑さには比較的強い猫ですが、気をつけないと熱中症にかかることも。
猫が涼しく過ごせるように工夫すると共に、いつでも水が飲めるよう、暑い時は水場を増やしてあげると良いでしょう。
あまり水を飲まない猫の場合は、食事から水分を摂取できるようにしてあげてください。ウェットフードにしたり、ドライフードをお湯でふやかしたりすると、水分摂取量を増やすことができます。猫の健康の為に考えてあげてくださいね。
安心している
安心しきっている為に、体を伸ばすことも。体を伸ばした状態は、無防備な体勢です。そのまま横からガブリと噛みつかれたら、命に関わります。警戒している時に、そんな無防備な態勢を猫がとる訳がないのです。
ですから、猫が体をビーンと伸ばしていたら、「安心してるんだな」と思ってあげてください。それだけ、安心できる環境だということです。
警戒心の薄い性格
元々警戒心が薄い猫の場合、ところ構わず伸びることも。猫は比較的警戒心が強い動物なので、あまり体を伸ばすことはないのですが、その中でもあまり警戒心を持たない猫がいます。
先天的なものや育った環境などで性格は決まっていきますが、のんきな猫もいるのです。メス猫よりもオス猫の方が、警戒心の薄い猫が多いようです。
気持ちが良い
寝ている場所が気持ち良くて、思わず体を伸ばすこともあるでしょう。寝ているうちにあまりの気持ち良さに、体が伸びてしまったとも考えられます。
猫は1日のほとんどを寝て過ごしていますが、そのうち数時間は熟睡しているのだそう。体をピーンと伸ばして寝ている時は、もしかしたら熟睡していて寝相にまで、構っていられない時なのかもしれませんね。
飼い主の真似?
子猫の頃から飼われていて、飼い主さんのことを母猫だと思っている場合、飼い主さんの寝相を真似して伸びて寝る、という可能性が考えられます。
人は通常、仰向けに足を伸ばして寝ますよね?それを子猫の頃から見ている為、それが普通だと思っているのかも。
まとめ
今日のねこちゃんより:アリー / ♂ / 雑種(ミックス) / 1.5kg
猫の寝相は、個性が出る部分でもあります。警戒心が強いと、暑くても丸まって寝るでしょうし、全く警戒していないと、仰向けのお腹丸出しで寝るでしょう。その猫の性格を占うのにも、寝相は有効かもしれません。良く観察してみましょう。