猫の平均寿命、これくらいです
猫の平均寿命は、飼い猫で15歳程度と言われています。外に出歩く猫では14歳程度、完全室内飼いでは16歳程度です。
猫に長生きしてもらうには?
大切な猫に長生きしてもらうには、どうしたら良いでしょうか?
完全室内飼い
前述の平均寿命からも分かるように、やはり完全室内飼いの方が寿命が長い傾向にあります。外に出ると事故にあったり、病気をもらったりなど、猫にとって危険がいっぱいです。完全室内飼いを通した方が、寿命のためには良いでしょう。
定期健診
定期的な健康診断は、病気の早期発見に繋がります。一般的に、6歳までは年1回、7歳以降は半年に1回が理想的と言われています。かかりつけ医と相談しながら、猫の状況に合った健診項目を受けてもらってください。
猫の負担にならないお水を
ミネラルの多い硬いお水は、猫の体に負担を掛けてしまいます。例えばマグネシウムが多いと、尿結石になりやすいです。ミネラルがあまり含まれない軟水を与えた方が安心で、長生きに繋がりやすいでしょう。
なるべくストレスを少なくする
ストレスに弱い猫。それは飼い主さん以上です。人であればストレスを感じても、すぐに体に出ることは少ないと思いますが、猫はすぐに体調不良となって現れます。とても繊細な生き物なので、ストレスをゼロにするのは難しくても、なるべく減らしてあげてください。
猫がストレスを感じる原因は、不仲な猫の存在や環境の変化などです。また、トイレが汚い、騒音、来客などもストレスを感じるので、気をつけましょう。
適度な刺激を与える
猫がストレスに弱いからと言って、あまりに平穏で、あまりに変化のない毎日も考えモノです。退屈すぎて、それがストレスになるかもしれません。
毎日5分は猫と遊ぶ、猫が十分に運動できるキャットタワーを用意するなどして、適度な刺激を与えてあげてください。運動になって退屈もどこへやら。良い気分転換になって猫もニコニコになるでしょう。
栄養バランスのとれた食事
栄養バランスのとれた食事を与えるのも、言うまでもないと思いますが大切です。猫は肉食動物なので、タンパク質を多く必要とします。肉や魚で補ってあげてください。
その他にも脂肪やビタミン、ミネラルなど、猫の体に必須となる栄養素もあります。バランスの良い食事で、猫の健康を保ってあげましょう。
ワクチン接種
定期的なワクチン接種は、猫を恐ろしい感染症から守る役割があります。特に多頭飼いの場合は1匹がかかるとあっという間に広がってしまうので、ご注意ください。ワクチン接種には副作用が起こる可能性がありますので、接種前にかかりつけ医に説明を聞き、納得した上で接種させるようにしましょう。
猫について勉強する
猫についての知識を飼い主さんが学ぶことで、猫の長生きに役立つことは大いに考えられます。少しずつ猫に関して勉強していきましょう。
まとめ
猫とどうすればより長い時間、一緒に過ごすことができるのか。そのコツがお分かりいただけたでしょうか?猫の体調管理ができるのは、飼い主さんだけです。健康を保ちつつなるべく長生きしてもらえるよう、心がけていきましょう!