猫にも寝癖ってできる?ぼさぼさになっちゃう原因

猫にも寝癖ってできる?ぼさぼさになっちゃう原因

寝癖をつけて起きてくる猫もいますが、どうしてぼさぼさになってしまうのでしょう?それだけ寝相が悪いからなのでしょうか?猫の毛がぼさぼさになるのは寝癖だけではないようです。ぼさぼさになる原因と改善策をまとめています。

猫の毛質

毛がボサボサの長毛猫

生まれつきの毛質

私たちにも、個性として髪の硬さ、クセ、量など、それぞれに違いがあります。猫も毛質はバラバラでそれぞれに個体差があります。毛質によって、寝癖のようにぼさぼさになりやすいと言うことはあります。寝相の悪い猫や、寝る体勢を変えない猫なら寝癖がつきやすいのでしょう。

毛質が変わる

猫の毛がぼさぼさになってしまうのは、生まれつきの毛質と、環境で毛質が変わると言う場合もあります。冬になると乾燥して毛がパサパサになる場合もあります。また、ストレスが多いとぼさぼさになる、栄養不足で毛に艶がなくなるなど、毛質が変わる原因になります。猫の毛質が変わるのは、人間に置き換えてみても原因は同じになります。

老化によるもの

毛布の上で眠る老猫

老化は自然現象のひとつで、毛にも影響が出やすくなります。若い猫も年を重ねれば、立派な老猫です。毛質が変化するのは、自然なこととも言えるでしょう。艶がなくなり白髪がでてくる、毛の量も減ってくるのは仕方ないのかも知れません。また、年をとってくると毛づくろいの回数が減るのも、ぼさぼさになる原因になるでしょう。

病気によるもの

病院で横になって点滴をされている猫

猫の毛がぼさぼさになる原因には、病気の可能性もあります。ぼさぼさになる原因の病気として考えられるのは、猫風邪、腎不全、甲状腺機能亢進症、胃腸炎、口内炎、アレルギー性皮膚炎などです。寄生虫が栄養を蝕んでしまう、内蔵に疾患がある、内蔵の機能が低下する、口の中に炎症があるなどから毛づくろいができないことや、毛割れができてしまう原因になります。

猫の毛がぼさぼさを改善しよう

飼い主の膝の上でブラッシングされている猫

毎日のブラッシング

ブラッシングをしないのも、ぼさぼさヘアーになるようです。生まれつきの毛質がぼさぼさになりやすいのならば、ブラッシングは欠かせません。ブラッシングをしてあげることで、毛並みを整えたり、血行を促進したりさせてあげられるので、艶が出るようにもなります。毛の長い猫は、絡まりも改善できるので、こまめにブラッシングをしてあげましょう。

栄養とバランスのとれた食事

キャットフードの匂いを嗅いでいる猫

ぼさぼさになる原因の改善には、質の良いフードと栄養バランスがとても大事です。猫が年をとっても、綺麗な毛質と健康を守ることができるのは毎日の食事と言っても過言ではありません。

猫の健康を考えて手料理を作らなくても、市販のフードでも栄養バランスは補えます。良質なタンパク質をとるようにする、炭水化物をとり過ぎない、水分をたくさんとることを心がけていきましょう。

ストレスに注意しよう

ストレスを与えてしまうと、毛にも出てしまうので注意をしてあげたいですね。綺麗な毛質も、精神的ダメージを受けると台無しです。ストレスを抱えやすい猫には、ストレスになるようなことを避けていきましょう。ストレスでぼさぼさになってしまったら、リラックスさせたりスキンシップを多く取ったりするように心がけましょう。

病院に相談する

猫の毛がぼさぼさになってしまうと、原因を突き止めて改善しなくてはいけません。いろんな方法で改善したけど、毛質が戻らない、毛割れがなおらないときは、一度病院で診察してもらった方が良いでしょう。猫が毛づくろいをしないときも要注意です。

もしも病気などが原因であれば、少しでも早い方が良いと思います。猫の毛がぼさぼさになるのは、何かしらの原因があることには違いありません。

まとめ

ソファーで仰向けで眠る長毛猫

猫にも寝癖はできます。私の家の猫もよく寝癖をつけています。毛質の柔らかい猫は、寝癖がつきやすいのかも知れませんね。毛質の柔らかい猫がぼさぼさになったこともありました。原因は、ストレスと食事でした。艶がなくなりぼさぼさになったときは凄く心配しましたが、食事を変えて元に戻りました。

そして、家族が増えたストレスにも慣れていきました。猫も人間と同じように、毛や皮膚に影響が出るようです。大切なのは、ブラッシング、栄養バランス、ストレスをなくすと言った基本的なことを心がけないといけませんね。

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