猫と飼い主が幸せな暮らしとは?
猫と飼い主両方が幸せを感じられる暮らしを送りたい場合、どんな点について考えれば良いでしょうか?
付かず離れず
お互いに、付かず離れずの仲が幸せなのではないでしょうか?あまりにベタベタし過ぎても、猫の分離不安や飼い主のペットロスなどを引き起こしますし、かと言って離れ過ぎは猫も飼い主さんも共に寂しさを感じてしまうでしょう。絆も浅くなって、せっかく一緒に暮らしている意味がなくなってしまいます。
ですので、猫とは付かず離れずでいるのが1番だと筆者は考えます。幸い猫は、相手との距離を取るのが得意です。絶妙な距離感で飼い主とも接してくれるので、猫に任せておけば程よい感じで距離を取ってくれるでしょう。
必要以上にベタベタする、逆に距離を取るのは猫にとってストレスに感じてしまう場合もありますのでご注意を。
猫の下僕になり過ぎない
猫の飼い主は、どちらかというと従えるタイプより、従うタイプの方が多いようです。というか、猫と接しているうちにいつの間にか、猫に従わされている飼い主が大半!?猫は究極の人たらしでもあるので、気をつけないと言いなりになっていることがあります。
ある程度猫中心の生活を送るのは良いのですが、あまりに猫が中心になってしまうのは、いかがなものでしょうか?例えば、飼い主が自分のことをそっちのけで猫のお世話をしたり、猫が欲しがるからと言って食べ物を与えすぎたり…本当に猫がそれで、幸せなのでしょうか?
飼い主が無理をしていたら、絶対にどこかで歪みが来ますし、その歪みが猫に降りかかることもあるでしょう。猫の要求があっても、全てを聞く必要はありません。飼い主のペースを尊重しつつ、時には無視しても良いのです。飼い主に無理が出ないよう、下僕になり過ぎないように気を付けましょう。
生活リズムを整える
猫は、規則正しい生活を送る動物です。生活リズムがまちまちだと、ストレスを溜めてしまうかもしれません。特に飼い主の生活リズムには左右されがちですので、どうしても不規則になってしまう、という場合は猫のリズムを崩さないように工夫してあげてください。
例えば、猫が寝ている部屋は電気をつけない、音に気をつけるなどです。なるべく規則的な生活を送れるよう、心がけてあげましょう。もちろん飼い主も、規則的な生活を送る方が、健康には良いでしょう。お互いの為、生活リズムを整えるのが、オススメです。
肥満にならないように
肥満は万病の元と言いますが、それは猫も飼い主も同じです。飼い主の肥満は自己管理ですが、猫の肥満は飼い主の責任です。猫の適正体重を維持できるように、飼い主が管理しなければいけません。
1日の必要カロリーを守る、おやつを与えたらその分のカロリーをご飯から抜くなどを守っていれば、猫は肥満にはならないでしょう。猫がおねだりしてくるとついつい、多めに与えてしまうことで猫が太ってしまうのです。お互い食べ過ぎには注意して、肥満にならないよう気を付けましょう!
適度な運動を取り入れる
適度な運動は、猫も飼い主も必要です。運動は体を健やかに保つだけでなく、ストレス解消にも効果てき面です!ほとんどの猫は、遊ぶのが大好きです。一緒におもちゃで遊べば、それだけで猫との絆も深まります。
やんちゃな猫や若い猫は、遊びがないとストレスになってしまう場合もあります。猫が遊んで欲しいとおねだりして来たら、できる限り時間を取って遊んであげましょう。できれば毎日、5分でも良いので遊ぶ時間を作ると、良いでしょう。
猫との時間を作る
猫と触れ合う時間を作ることも、大切です。飼い主が家にいることが多ければ、猫との時間を作ることはそれほど難しくないでしょう。
日中仕事などで留守にすることが多い場合は、帰宅したら猫と触れ合う時間を大切にしましょう。長時間の留守番で、猫が寂しがっているかもしれません。思う存分、ナデナデしてあげましょう!
必ず最期まで面倒をみる
1度猫を家に迎えた以上、最期まで面倒を見るのは、飼い主の勤めです。途中放棄をした場合、猫が不幸になるのはもちろん、飼い主も後々まで後悔が残るかもしれません。
もし万が一どうしても飼えなくなってしまった場合は、必ず猫を受け入れてくれる人を、探しましょう。猫が幸せに暮らせる場所を、確保するのです。飼えなくなったからと言って途中で投げ出すのは、無責任以外の何者でもありません。
まとめ
個体差はあるでしょうが、猫はどちらかと言うと、手がかからない動物です。放っておいても適当に過ごしてくれるので、ついついそれに甘えて猫の事を後回しにしてしまうことが、あるかもしれません。
でも一度立ち止まって、本当に猫が幸せな暮らしを送れているか、飼い主さんご自身も猫との幸せな暮らしを過ごせているか、ちょっと考えてみると新しい何かが見えてくるかもしれません。