スキンシップと毛繕いができる「猫用ミトン」の作り方

スキンシップと毛繕いができる「猫用ミトン」の作り方

元気に遊んでいる若い猫も、昼寝の時間が多くなった高齢の猫も、気候や気持ちの面でストレスを溜めている可能性があります。また、単独で過ごすことに慣れている猫も、家に飼い主がいない時間が長いと気持ちが不安定になるかもしれません。スキンシップや毛繕いをして猫の気持ちを落ち着かせてあげましょう。今回は、猫をなでるための「猫用ミトン」を作ってみました。

猫のためのミトン

猫はスキンシップが大好きです。スキンシップや毛繕い、マッサージなどを通して猫の気持ちをほぐすことができます。毛並みを整えることは猫の健康のためにも必要です。

時間があれば積極的にスキンシップをとると良いでしょう。
猫に不快感を与えずにスキンシップや毛繕いができるものはないかと思い、ミトンを作ってみることにしました。

ミトンになるものには何を使えば良いか

猫の気分が良くなることが重要なので、綿の入ったふわふわのミトンを作ります。
市販の鍋つかみだと親指の部分が邪魔になってしまい毛繕いに適していません。

そこで目に入ったのが、ポットカバーです。ポットカバーは綿がたくさん入っていてサイズもミトンに適しています。ちょうど手のひらがすっぽり入るくらいのサイズを選びます。

生地の素材はどんなものが良いか

ポットカバーの生地は硬めのものが多いので、猫をなでるのに適していません。なでる面に柔らかい素材の生地を縫い付ける必要があります。

そこで、タオルを1枚用意します。
タオルの素材はパイル生地やオーガニックコットンなどの肌触りの良いものが良いでしょう。

ポットカバーもタオルも100均で購入できるものなので、手軽に入手できます。

ミトンを作るための材料

  • ポットカバー 1個
  • ハンドタオル 1枚
  • 縫い糸 適宜

ミトンの作り方

1.ハンドタオルの4分の1をハサミでカットします。

作製工程1

2.ポットカバーにタオルを当て、手首側の直線部分を並縫いで縫います。

3.縫い終わったら、タオルをポットカバーの形に沿ってカットします。

作製工程2

4.残ったポットカバーの半円部分を並縫いで縫います。
すべて縫い終わったら、猫用ミトンの完成です。

完成したもの

ミトンを使ってみた

猫用ミトンで猫をなでてみると、肌触りが良いのかとても気持ちが良さそうでした。
なでる面がタオルなので抜け毛もさほどつきません。抜け毛がついてもガムテープやコロコロで簡単に取ることができます。

また、タオルで軽く拭いているような状態なので、猫の体に付着した汚れも取れます。ミトンを濡らして水拭きでも使用できます。さらに、洗濯機で丸洗いすることもできるので、半永久的に使える点が魅力です。

ポットカバーはフックに掛けられる輪がついているものが多いので、使用しないときはぶら下げておけるのも収納に便利です。

まとめ

猫をなでると抜け毛が多くて大変です。また、毛繕いにブラシを使うと猫が痛がることがあります。このミトンを使うことで、手を汚すことなく柔らかい感触で猫をなでられます。
愛猫との大切なスキンシップタイムのために、1つあると便利かもしれません。

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