猫も肩こりになる?コリやすい体の場所と癒す方法

猫も肩こりになる?コリやすい体の場所と癒す方法

最近の猫は、人間に近くなってきているのかも知れません。肩を揉んであげると「極楽〜」と言った表情を浮かべます。猫も人間のように肩こりになるのでしょうか?きっと猫にも、こりやすい場所があるのではないでしょうか?ならば、猫を癒してあげる方法もチェックしておきましょう!

1539view

SupervisorImage

記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

猫のコリやすい体の場所

首をマッサージされる猫

猫は肩のあたりを揉むと気持ち良さそうにします。人間のように「肩がこってるなぁー」と言う仕草を見せることはありませんが、猫も肩こりに悩まされているのではないかと感じます。

猫は首もよく使いますので、こってしまうようです。首を長くしたり、毛づくろいの時にも首を動かしていますよね。猫も、首を寝ちがえることもあるのかも知れません。

背骨

猫は人間と同じように、背中や腰にかけてもこるようです。背中を丸めたり、同じ姿勢を続けていれば猫もこってしまうのでしょう。
背骨はたくさんのツボが密集しており、猫にもツボはあるようです。

前足の付け根

猫は4足歩行の体勢なので、足には負担がかかってしまいそうです。とくに前足は、顔を下に向けると、頭の重さが負担となるようです。前足と体を繋いでいる筋肉に、負担がかかればこってしまうのではないかと思います。

猫は顔の筋肉はあまり発達しておらず、使っていないように思うかも知れません。しかし、意外と口周りや目のあたりを動かしているようです。。また、肉食動物である猫はものを噛むための大きな筋肉があります。その筋肉がある口角から耳の下辺りはこりやすいかもしれません。顔を触ると気持ち良さそうにしますよね。

猫は肩がコリやすいのか

変な座り方の猫

猫も肩こりになるのか?

猫が「あー肩がこるにゃー」と言う言葉や仕草を見かけた事はありません。猫は人間のように肩こりになるのでしょうか?実際の所、猫にも肩こりがあるのかは、はっきりとはわからず推測するかありませんが、こっているのだろうなと思わせることは多くあるようです。

人間の肩こりの原因を見てみると目の疲れ、ストレス、運動不足、筋肉の衰え、緊張疲労、血流の低下などが挙げられています。猫の場合、人間よりも柔軟な関節を持ちしなやかに動ける構造の体をしていますが、衰えと言うのは猫にも考えられることなのかもしれません。また、臆病でじーっとしていることが多い猫や、何か環境の変化があって(引っ越しや近所での工事など)緊張状態になっている猫では、同じ姿勢をしていることが多くなりますので、首や肩をはじめとして色々なところがこりやすいかもしれません。

猫が肩こりになるのはどんな事から?

上記のようにずっと同じ姿勢をとっていることが多い場合に首や肩がこってしまうだけではなく、四足歩行の動物は頭を支えたり上にあげたりするために、基本的に首がこりやすいそうです。首のこりがひどければきっと肩もこってしまうかもしれません。そして、肥満気味の猫、寒いと動かない猫、運動不足がストレスになる猫、高齢で筋肉が衰えた猫などでは、余計に首や肩がこりやすくなっているかもしれません。

猫を癒す方法

顔をマッサージされる猫

肩もみ

猫の肩の筋肉に指をあててあげて、くるくると円を描くようにまわします。この時爪を立てずに、指の腹の部分を使うようにしましょう。猫がリラックスしている時に行ないましょう。

首マッサージ

猫の首あたりの皮膚を指で軽くつまんで離す、指で挟みながら優しく行ってあげると良いでしょう。また、親指と人差し指を首につけてゆっくりと上下に動かしてあげるのも良いと思います。この時も、猫が怖がらないように優しくゆっくりとするのがポイントです。

背骨の指圧

まずは、猫の肩にある肩甲骨を、上から下に向かって優しく5回程度撫でてあげます。次に、背骨にそって指で背骨を優しく挟むようにして揉んであげましょう。背骨や筋肉を、軽くつまんであげるのも良いでしょう。

それを、首からしっぽの付け根辺りまでやります。長く続けると、猫が嫌がる場合もあるので、そういう時は辞めるようにして下さい。

腕をまわす

猫が座った状態で、腕の付け根辺りをマッサージしてあげます。猫の腕の付け根の頭側に、くぼみがありますので、そこを人差し指と中指で指圧したりほぐしてあげましょう。

次に、猫の腕の付け根を頭側に軽くあげ、親指で腕の付け根を軽く押さえながら、小さくぐるりとまわしてあげます。手の付け根あたりの筋肉を揉みほぐす感じです。猫があまり乗り気でない時は、様子を見ながらしてあげましょう。

顔の揉みほぐし

上瞼から額にかけて、鼻づら、頬、顎をなでられると喜ぶ猫が多いようです。猫の顔を触る時は、力を入れないように触りましょう。親指で目の上や、髭の周りなどを優しく撫でるようにほぐしてあげます。

頬を引っ張るのも効果があります。猫のマッサージには、アロマオイルは必要ありません!人間にはリラックス効果がありますが、猫には有害になる可能性が考えられるので辞めましょう。

ここで紹介したマッサージ方法は一例に過ぎません。興味のある方はお調べになって、色々なマッサージを試してみると良いでしょう。

まとめ

肩もみされる猫

猫がコリやすい体の場所と癒す方法を紹介しました。

肩がこる原因から見ても、猫も肩こりになる可能性はあると言えます。運動不足や同じ姿勢をずっととること、寒さからくる血行不良などは、猫でも肩こりの原因になり得ることなのでしょう。そして人間と同じように、猫もストレスや自律神経が乱れる、目が疲れるなどがあります。

そんな猫の疲れを癒してより元気にしてあげましょう。猫もマッサージや指圧をされると、気持ち良さそうにしてくれるでしょう。猫にマッサージする時は、注意事項をしっかり守り、癒してあげるようにしましょう。最も大事なことは、猫が気持ちよさそうすることだけをやる、嫌がる素振りを少しでも見せたらすぐにやめる、ということです。

スポンサーリンク