猫も飼い主に似ることがある
夫婦は「似た者夫婦」と言われるようになることもありますよね。長年連れ添っていると、考えていることだけでなく、体型や容姿までもがそっくりになってしまうこともあるようです。
実はそれは人間同士だけでなく、猫と飼い主さんにも起こること。長年一緒に過ごしていると何もかもがそっくりとまではいきませんが、表情・性格・体型などが似てくることも実際あるようです。ではそれはどうしてなのでしょうか?
飼い主の性格が猫にうつるの?
一緒に暮らしていると猫と飼い主は似てくると言われるようですが、そもそもそれは飼い主さんの性格が猫にうつっているのでしょうか?
甘えん坊
飼い主さんが寂しがりやで甘えん坊という性格の方もいらっしゃいますよね。いつも誰かと一緒にいたくて、夜も猫ちゃんと一緒に寝たい!ということもあると思います。
そのような甘えん坊の飼い主さんは、子猫のときからコミュニケーションやスキンシップを人一倍取ります。そのように育てられた猫は、飼い主さんに似て、いつも飼い主さんにべったりの甘えん坊な性格になることがあるようです。
子猫の時期からの飼い主さんの育て方が影響しているんですね。
クール
いつもクールな飼い主さん。猫好きでもちろん猫と接することはありますが、時間を決めてメリハリをつけて接しているとお互いクールな性格になるのではないでしょうか。
お仕事や学業などでバタバタとして慌ただしく在宅時間が短めだったり、そもそもベタベタ接することが好きではないという性格の方もいらっしゃると思います。
そのようなサバサバ系のクールな性格の飼い主さんの元では、猫も寂しがることなく、一人遊びができるタイプになるようです。飼い主さんと24時間べったりしていなくても、必要なときにだけ一緒にいられれば満足できるという自立したタイプなのでしょう。
神経質
使ったものは元の場所に戻し、いつもお片づけや掃除をしているような、きれい好きで少し神経質なタイプの飼い主さん。
そのような飼い主さんと一緒に暮らす猫は、整頓され清潔が維持された生活環境に慣れていることから、同じようにきれい好きで神経質な性格に似ることがあるようです。
猫はもともとグルーミングをするきれい好きと言われますが、飼い主さんに似る部分もあるのかもしれませんね。
生活習慣や環境が猫に似ることも
実は一緒に暮らしていると飼い主さんの性格が影響をするだけでなく、飼い主さんの日々の過ごし方などの生活習慣も猫に影響を与えることがあるようです。
よく昼寝をする人
いつも寝てばかりの飼い主さん。お昼寝は猫も大好きなのですが、飼い主さんといつもお昼に眠る習慣があると、いつも以上に睡眠時間が増える傾向にもなるよう。
すべての猫がそうとは限りませんが、飼い主さんと一緒にゆっくりと過ごすことができるのも生活習慣が同じだからでしょう。
よく食べる
飼い主さんの食生活は猫にも影響があるようです。普段から食事の量が多い、回数が多い飼い主さんは、ついつい猫にも甘やかすところがありませんか?自分がおやつを食べるときに一緒になって猫にも猫のおやつを与えるなど、一緒におやつタイムを楽しんでしまうのではないでしょうか。
飼い主さんは、猫のため!と思っていても肥満につながる事も考えられますので、猫ちゃんのお食事は適切な量と回数を与えるようにしましょう。
まとめ
飼い主さんと猫がずっと一緒に過ごしてると、育て方や生活環境、性格などが影響して猫が飼い主さんに似ることがあるようです。
長年一緒にいる似た者夫婦と同じで、猫と飼い主さんにも深い信頼関係があるという証でもありますね。