猫は天気がわかる!?
猫には天気がわかると言われています。有名なのは、猫のことわざにもある「猫が顔を洗うと雨が降る」です。猫が顔を洗うのを見ると、次の日の天気がわかると言われています。ほかにも「猫がくしゃみをすれば雨が降る」などのことわざもあるようです。
ことわざにもなるような猫の仕草は、科学的根拠もあるとされ、ヒゲが湿度を感じ、重くなる、ハリがなくなるなどの理由から、顔を洗ったりするそうです。猫が明日の天気を教えてくれると助かりますね。
猫の好きな気候とは?
晴れの日
ロイズ / ♂ / 2歳 / スコティッシュフォールド / 4kg
猫が好きな天気は、やはり晴れの日でしょう。猫も晴れと雨なら、晴れている方がやる気も上がりますよね。「今日は何しようか?」「狩りに出掛けよう」「仲間の所に遊びに行こう」などの計画を立てて、活動エネルギーをオンにします。
好きな気温
トスカ / ♂ / ノルウェージャンフォレストキャット / 5kg
猫にとって快適と思える気温は、17℃~23℃くらいが気持ち良いようです。暑すぎず寒すぎず、過ごしやすい気温になります。室内の猫も外の猫も、過ごしやすい気温を求めて居場所をころころ変えます。
基本的に猫は、寒いのが苦手なので暖かい場所でいることが多いです。猫が感じた体感温度で暑いと涼しい場所、寒いと暖かい場所にいく習性があります。猫が移動出来ないような環境だと、熱中症になったり、低体温症など体調不良を起こしてしまいます。
好きな季節
てん / ♀ / 三毛猫 / 2.4kg
猫が好きな季節は、春と秋でしょう。猫が好きな気温に近い季節だからです。とくに、冬が終わり夏がくる5月から6月辺りが元気になるようです。
暖かい気温にリラックスして、眠る時間も増えたり、体を動かしたくなる季節になるようです。また、秋は食欲が旺盛になる猫もいます。夏バテも通り過ぎて食欲の秋を向かえるのでしょう。
猫は天気で気持ちも左右される!?
我々にも、天気ひとつでテンションの上がり下がりは見られますよね。家の中で暮らす猫も外で暮らす猫も、気候には精神的に影響を受けるそうです。
例えば、雨が続くと、外の猫も屋根の下からなかなか出られませんよね。家の中の猫も、開放的な窓の所で、日向ぼっこが出来なくなってしまい何だか切なそうです。
また雷が鳴れば、音に反応して怖くなり隠れてしまいます。台風などの風の強い日も、聴覚が敏感になりイライラ気味になってしまうようです。
天気で変わる猫の行動
天気によって猫も行動が変わります。猫にとって、お天気の良い日は狩りに出動したり、ゴロンとなって日向ぼっこが出来ます。雨の日は、猫達は寝て過ごすという行動になります。
猫が雨の日に一日中寝ているのは、体を休めて備える習性があるようです。体を雨で濡らすのは嫌だ、狩りに行っても無駄などの気持ちもあるのでしょう。雨、風、雪の悪天候は猫の行動もお休みになるようです。
まとめ
ロシア / ♂ / ロシアンブルー / 1kg
猫が好む気候と天気の関係についてお話しました。猫が好きな天気は、快適な気温の晴れの日です。季節で言えば5月辺りから、猫も動きやすくやる気も出てくるのでしょう。
しかし、梅雨の時期になれば雨の日が続きテンションも下がってしまうようです。毎日がお天気なら、猫も嬉しいのでしょうね。猫が嫌いな天気は雨ですが、中でも雷が鳴る、台風が来る、降ったり止んだりの曇りの日はさすがに気分が落ちてしまうのでしょう。
また、雪がちらついて喜ぶのは室内の猫だけかもしれません。上から白い物体が落ちるのを、じっと眺めるのを楽しいと思っても、凍える寒さに耐えられなければそうは思えません。
猫が暮らす環境はとても重要で、天気に左右されない環境で過ごせるのが一番幸せと言えるでしょう。