大型猫といわれる猫種
ノルウェージャンフォレストキャット
ノルウェーで生まれ、大自然の中で育ったと言われる猫です。
極寒の環境を乗り越えられるので、寒さにも負けません。
成猫になるにつれ、優雅な被毛の見た目と、どっしりとした筋肉質な体格になります。
極寒の中で生きるのにふさわしい分厚い被毛が特徴的な猫です。平均体重は5~7kgだそうです。
ベンガル
アメリカで生まれ、見た目は野性的な被毛で美しい斑点が特徴的な猫です。
ベンガルヤマネコの血を受け継いで生まれたと言われています。
引き締まった体格と筋肉質で、重量感もあることから大型猫と言われています。
触り心地も滑らかな短毛種です。平均体重は5~8kgだそうです。
ラグドール
アメリカカルフォルニアで生まれ、ぬいぐるみの愛称を持つ猫です。
名前と見た目もそのままに、とても大人しくふわふわの被毛が特徴です。
この猫は、被毛がとにかくゴージャスなダブルコートです。
胸板、骨格がしっかりしている大型猫として言われています。平均体重は3~7kgですが、中には10kg近くなるオス猫もいるそうです。
メイクーン
北アメリカで生まれた猫で、ルーツの諸説がたくさんあると言われています。
歴史はとても古く、移民船とともにやってきた猫、北アメリカに土着の猫、ロシアからネズミ駆除として起用された猫などの諸説があるようです。
メイクーンは、厳しい環境と自然の中で生きているうちに肉体、精神ともにタフになったと言われています。
被毛は、ダブルコートでかたくて厚く、がっしりした筋肉質な体型です。
猫の中でも、特に大きい猫とされるのが特徴的と言えるでしょう。平均体重は5~8kgですが、10kgを超える猫も多いとされています。
普通サイズの猫と大型猫の違うところ
1. 骨格の発達が良い
大型猫と言われている猫は、骨格に違いがあります。
普通の猫の手足を見ると、細くて折れそうな華奢な骨格に見えますが、大型猫の手足は太くてしっかりして見えます。
そして、ただ大きいだけでなく、太った猫にある脂肪よりも、ほとんどが筋肉でできています。
骨格の発達が良い=それだけ大きくなるよ、と言う意味が込められているのです。
2. 抱き抱えるのも一苦労
普通サイズの猫の体重は、重くても5kgが平均的なところでしょうか。
その点大型猫は、5kgを遥かに超えてきます。猫を膝に乗せるにも、長時間は疲れてきます。
移動などのときも、普通サイズの猫より負担もあり、一苦労するのではないでしょうか。
抱き抱えても、大きい体で前が見えなくなる、なんてこともあるかも知れませんね。
3. 穏やかな性格が多いかも
大きな見た目とは反対に、大型猫の性格は穏やかで温厚と言われています。
もちろん動くことが好きな猫ですから、遊んだり飛び回ったりするのも大好きなのです。
猫の性格は、大きさだけでは伝えられませんが、大型猫の中には穏やかで社交的な猫が多いと言われるようです。
4. 存在感が抜群
普通サイズの猫を飼っている人は、よく猫がどこにいるかわからないときってありませんか?
小さいと、家の中でも探し回ることも多いのではないでしょうか?大型猫はいるだけで存在感があります。
どこにいても、すぐに見つかる存在感は圧倒的に違うと思います。
大型猫を飼うときはこんな所に注意しよう
成長スピード
大型猫も子猫のときは、同じく小さな体です。普通の猫の場合、1年で成猫と言われています。
大型猫の場合、成長スピードは何年もかけて大きく成長していくのが特徴です。
成長過程で大切なのは、栄養面に気をつけることです。食事も栄養価の高い物が必要になります。
大型猫が使用する物
大型猫を飼うときは、普通サイズの物では間に合いません。
体が大きくなっていくと、トイレも大きな物にしないといけません。
また、体重も重くなるので、遊び道具や猫が体重をかけても、崩れない物を置くように考えないといけません。骨格がしっかりしていても、ケガなどの危険性は十分にあります。
肥満に注意!
大型猫は、普通の猫よりもよく食べると言われています。食事量も多いことから、肥満になりやすいので注意しましょう。
食べたら運動させるのは、肥満防止になります。大型猫は、運動好きが多いようなので、たくさん食べた分、運動させるようにしましょう。
まとめ
一般サイズ猫と大型猫の違いについて紹介しました。
大きな猫は、存在感もあって大人しい性格な子が多いようなので、一度は飼ってみたい猫種です。
その分、気をつけないといけないこともあります。一般のサイズの物は、大型猫には小さかったり、壊れやすかったりします。
また、よく食べるからと言って規定量以上にフードを与えると、超大型猫になるので注意が必要です。