フサフサの被毛を持つ『長毛な猫種』5選 魅力あふれる特徴やケアの方法もご紹介

フサフサの被毛を持つ『長毛な猫種』5選 魅力あふれる特徴やケアの方法もご紹介

フサフサの長毛猫は、その見た目がかわいいだけでなく、性格もおだやかで抱き心地も抜群です。ただし、被毛の長さゆえの悩みもあります。そこで今回は、人気の長毛種の中でも特に飼育数が多い猫種をピックアップし、それぞれの特徴や飼う際のケア方法をまとめてみました。

1.ペルシャ猫

ペルシャ子猫

ペルシャは鼻ぺちゃの平たい顔立ちと短い足、幅の広い胴が特徴的です。大きく丸い目と相まって優雅な印象を与えます。

被毛はとても長く密度が高く、触り心地はシルクのようになめらかですが、毛玉ができやすい傾向があります。毛色や模様にはさまざまなバリエーションがあり、シングルカラーだけでなく、白に黒や青、茶色の混ざったバイカラーなどが認められています。

なお、チンチラはペルシャ系統のひとつで、シルバーやゴールデンなど毛色のほかに瞳の色にも指定があります。

ペルシャの性格は穏やかでおっとりタイプが多く、にぎやかすぎる環境はあまり得意ではありません。また、飼い主への愛情表現もおしとやかで控えめです。

2.メインクーン

メインクーン

筋肉質な体を持ち、「ジェントル・ジャイアント(穏やかな巨人)」とも呼ばれるメインクーン。通常なら猫は1年ほどで成猫になりますが、メインクーンは3年ほどかけてゆっくりと成長していきます。メインクーンは猫種の中でも最大級で、体長は1mほどになるため十分な生活スペースが求められます。

耳の先にある毛束「リンクスティップ」や、首周りやお腹、しっぽのフサフサな被毛が特徴的です。毛には防水性があり、水をはじきやすくなっています。

ブラウンタビーをはじめとした縞模様が代表的ですが、実際には多くの毛色が認められています。性格は社交的で賢く、人懐っこいため家庭猫としても飼いやすい猫種です。

3.ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットは、北欧原産の自然発生種です。がっしりとした体格に、三角形の顔立ちとアーモンド形の目が特徴で、一般的にエレガントな印象を与える長毛種の中でも、野性味のある外見をしています。

被毛は寒冷地に適応したダブルコートで、撥水性と保温性に優れています。一方で、日本の蒸し暑い夏は苦手なため、暑さ対策が重要です。

自然環境下で多様な毛色が発生し、種として確立される際にも、毛色の制限が設けられなかったことから毛色や模様は非常に幅広く、自然なタビー柄も多く見られます。

性格は穏やかで忍耐強く、小さな子供やほかのペットとも上手に付き合えます。独立心がありながらも家族には上手に甘え、深い愛着を示します。

4.ラグドール

ラグドール

ラグドールは大柄で骨格がしっかりしていながら、抱き上げると力を抜いてクタッと体を預けます。その様子が名前の由来どおり「ぬいぐるみ」を思わせる猫種です。

また、透き通るような青い瞳が特徴です。毛柄には、シャム猫のように鼻先に色が入るポイントと、ハチワレのように真ん中分けになるバイカラー、口元や足先に白が入るミテッドがあります。

被毛は長くてふわふわとして柔らかいものの、絡まりにくく、毛玉ができにくいのが特徴です。

性格は非常に温厚で人懐っこく、抱っこやスキンシップを好むため、長時間の留守番はやや苦手です。また、急な刺激には慎重になる傾向がありますが、攻撃性は低いため、ほかのペットや子供とも仲良くできます。

5.ヒマラヤン

ヒマラヤン

ペルシャ猫とシャム猫を掛け合わせた猫種で、丸みのある体型とポイントカラーが特徴です。やや短い鼻と大きな丸い目が印象的で、個体差はあるものの多くが「シャム柄のペルシャ」のような外見です。

被毛は長くて密度が高く、特に首周りのマフラーのような飾り毛としっぽがゴージャスです。ポイントカラーは、シール(ダークブラウン)、ブルー、チョコレートなどがあります。

性格は落ち着きがあり穏やかで、過度に活発なことはありません。もちろん子猫の頃はよく遊びますが、静かな環境を好む傾向があり、騒がしすぎる状況はやや苦手とされています。

長毛な猫種に大切なケア

ブラッシングされるペルシャ

長毛猫を美しく健康的に飼うためには、やはり被毛を中心とした日々のケアが欠かせません。

毛玉ができやすい長毛種は、お腹や脇の下、耳の後ろなどのブラッシングは毎日行うのが理想です。背面に比べて摩擦から毛がもつれて毛玉になりやすいだけでなく、毛づくろいの際に飲み込んだ毛が胃の中で毛球となり、吐き戻しや便秘の原因にもなります。

目の粗いコームで毛のもつれをほぐしてから、スリッカーブラシで抜け毛を取り除き、最後に獣毛ブラシで仕上げる3段階が効果的です。春と秋の換毛期には特に抜け毛が増えるため、ブラッシングの頻度を増やしましょう。

また、長毛猫はお尻周りの毛も汚れやすいので、必要に応じて部分的にカットすることも検討しましょう。シャンプーも被毛や生活環境に応じて月1回前後を目安にしましょう。

一方、肉球の間に生える長い毛(タフト)は、寒冷地出身の長毛種に見られる特徴です。本来は寒さや滑りから足裏を守るための被毛ですが、室内では床で滑りやすくなるため、ペット用バリカンで定期的に短く整えるようにしましょう。

まとめ

ラグドールの子猫

長毛の猫は、ふわふわの毛並みや穏やかな動きで癒やされる部分もたくさんあります。もちろん、見た目だけではなく、さまざまな性格の猫と家族として付き合っていけることは、大きな魅力です。

一方で、長毛猫には短毛種以上に気を遣うべきお世話もあり、大変そうに見えますが、慣れてしまえば、触れ合いの時間として自然に定着するので過度に心配する必要はないでしょう。

また、猫種によって性格や運動量はさまざまです。静かにひとりで過ごすのが好きな猫もいれば、積極的に遊びを求める猫もいます。もちろん個体差はありますが、猫種によっておおまかな特性が出ているため、自分に合った猫種を選ぶことが快適に暮らす大切なポイントです。

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