猫がケンカ中に『お腹を見せる』意味とは 実は負けを認めているわけではない?

猫がケンカ中に『お腹を見せる』意味とは 実は負けを認めているわけではない?

ケンカの最中にお腹を見せる行動は、犬も猫も負けを認めているサインと思われがちです。しかし、犬と違って猫の場合は「降参のサインではない」というのを知っていますか。実はそこには、猫ならではの戦略や心理が隠れているのです。今回は、猫好きさんなら知っておきたい本当の意味を分かりやすく解説していきます!

猫がケンカ中に「お腹を見せる」のは、降参しているわけではない?

反撃しようとしている猫

猫にとってお腹が急所というのは、よく知られていること。

ですから「あえて急所をさらけ出すなんて、負けにいっているのでは?」と多くの人が疑問を感じるでしょう。

しかし、実は猫にとってこの姿勢は、リスクを承知のうえで相手を迎え撃とうとする「背水の陣」のようなものなのです。

仰向けになることで4本の足をフルに使えるため、強烈なキックやホールドを繰り出しやすくなります。

たとえピンチの状態であっても、最後まで諦めずに戦おうとする猫の姿勢には、思わず感心させられます。

もし愛猫同士のケンカを間近で目にする機会があれば、お腹を見せている猫の様子に注目してみてください。

鋭い目つきで相手を捉えながら、必死に「ケリケリ」を繰り出しているはずです。

猫が本当に「負けを認めている」ときにとるポーズ

体を小さくしている猫と、それを見つめる猫

猫が本当に降参しているときは、反撃することをやめ、体も小さく縮こまった状態になります。

低い姿勢で耳もぺたんと寝かせ「もう自分の負けです」というメッセージを相手に伝えているのです。

猫の世界では、このサインが出た時点で、それ以上攻撃を続けないというのがマナー。

勝った側は深追いをせず、その場を立ち去ります。

また、負けた側の猫が静かにその場を離れるのも、降参のサインの1つです。

ケンカに発展することなく、早々に勝敗が決まるケースも。

相手が明らかに強そうだと感じた場合、すぐに目をそらしたり、尻尾を股の間にしまい込んだりして、無用なケンカ自体を避けようとします。

ケンカ以外でお腹を見せるのは、どんなとき?

お腹を出して甘える猫

ケンカ以外でお腹を見せるときは、そこに反撃の意図はありません。

よく見かけるのが、お腹を丸出しにして眠る姿です。

急所をさらけ出すということは、今いる環境、そして飼い主さんを信頼しきっている証といえるでしょう。

筆者の愛猫もそうですが、ひなたぼっこをしながらお腹を出すのも、至福のひととき。

リラックスしつつ、体を温めているサインです。

もし夏場であれば、体の熱を逃がすためにこのポーズをとることもあるでしょう。

また、飼い主さんの前でくねくねと動きながらお腹を見せるのは、甘えたい・遊びたいという気持ちを表現しています。

ただし「お腹を触ってよい」という意味ではないため、勘違いしないよう注意しましょう・・・!

まとめ

ひなたぼっこをしながらくつろいでいる猫

猫がケンカ中にお腹を見せることは、一見急所をさらけ出しているように見えますが、実は反撃を狙うサインです。

仰向けになることで4本の足を自由に使えるため、攻撃力をアップさせ、ピンチをチャンスに変えようと奮闘しています。

一方、本当に負けを認めているときは、反撃はやめて静かに立ち去るというのが猫流。

勝った側も、深追いすることはほとんどありません。

さらに、お腹を見せるポーズは、ケンカ以外の場面でも見られます。

「今はひなたぼっこをして、リラックスしているんだな」というように、状況に応じて愛猫の気持ちを正しく読み取ってあげましょう。

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