猫の下僕が幸せを感じる7つの事

猫の下僕が幸せを感じる7つの事

飼い主は猫の下僕である。そんな言葉があるかないかは分かりませんが、猫に一心不乱に尽くす愛猫家はまさに猫の下僕と化していると言っても過言ではないでしょう。そんな猫の下僕たちが幸せを感じる瞬間とはどのようなときでしょうか?

猫の下僕が幸せを感じる事

猫とヒト

猫が下僕にスリスリしてくれること

フトした瞬間に手や足にスリスリしてくれる瞬間、そのつぶらな上目遣いに心を満たされる飼い主様は多いでしょう。頭を必死にこすりつけてくる健気な姿に猫の下僕であることに幸せを感じずにはいられなくなるはずです。そのスリスリで歩くのを邪魔されたとしても、出かける前にスリスリをされて毛だらけになったとしても、その喜びに勝るものはありません。毛だらけになった体をコロコロしながら、今日も猫様と暮らせる幸せを噛み締めるのでした。

猫に下僕の布団を占領されること

さて、そろそろ寝ようかなと思いベッドに行くとそこには真ん中で堂々と寝ている愛猫の姿が。そんなシーン、猫の下僕たちにとってはあるあるの光景ですよね。猫にとって布団やベッドは自分たちのもので、下僕には仕方ないから貸してやっているという感覚なのかもしれません。そんな心の優しい猫様のお許しを得て、布団やベッドの端の方で毎日眠りにつく下僕たちは、理不尽に感じながらもやはり幸せだと感じているのです。

猫に体の上に乗られること

猫様は下僕の膝の上や寝ている下僕のお腹の上、背中、肩に容赦なく乗ってきます。爪が刺さって痛いですし、重いですし、毛がつきますし、移動しようと思ってもどいてくれないため立ち上がることができません。しかし、自分の体の上に乗って幸せそうな顔をしている猫様を押しのけることはできず、結局移動をあきらめる下僕たちも多いようです。また、寝ている時にお腹に乗られてあまりの重さに寝れないと悩んでいる猫の下僕もいるようですが、それでも猫様と別々で寝るという発想はなく、お腹に乗られても耐えるという選択をする下僕がほとんどです。猫様が乗りたいならば、下僕は耐え抜きます。そんな苦行を強いられているにもかかわらず、幸せだと感じてしまうのは猫様の魅力がそれほど強いということですね。

猫に下僕が作業の邪魔をされること

下僕の邪魔をする猫

パソコンをしていたり、何かを書いていたり、本を読んでいたり、テレビを見ていたり、とにかく猫様以外のことに注目をしていると、「下僕のくせに猫様を無視するとは何事ニャ!!!!」と、言わんばかりに邪魔をしてきます。その作業をしていることにヤキモチをやいているような愛らしい猫の姿に、下僕は作業を邪魔されたのにもかかわらず怒るどころかキュンキュンして思わずナデナデしてしまうのです。

猫に下僕が早朝に起こされること

猫様の朝は早いです。そのため暇だったり、かまってほしかったり、お腹が空いたりしたら、飼い主様が起きる前でも関係なく起こします。まだ起きる直前ならいいでしょうが、猫様の中には早朝の4時に催促をしに行く子もいるようです。まだ寝ていたい、眠たいと思いながらも下僕はゆっくりと起きて猫様の要求に応えてあげる。そんな猫様に対しても、やっぱり可愛い、一緒にいて幸せだと感じるのです。

猫が下僕をストーカーしてくること

猫様は下僕の行動を逐一監視します。お部屋の中ではもちろん、違う部屋に行ってもついて行きますし、お風呂もついて行きます。プライベート空間のはずである、トイレにも当たり前のようについてくるのですからたまったものじゃありません。しかし、猫様がここまでついてくるのは猫が下僕を何よりも愛している証拠なのです。

猫が下僕の帰りを待ってくれていること

猫様は毎日下僕の帰りを首を長くして待っています。窓から下僕が帰ってくる姿を探したり、玄関で待っていたり、帰ってきたらおかえり!と言わんばかりに大興奮で話かけてくれたり。そんなあまりにも可愛い猫様の姿に、帰宅して早々猫様と戯れる下僕も少なくないでしょう。猫様が待ってくれているから仕事や学校が終わったら寄り道をせずに真っすぐ家に帰る!そう心に決めて今日も下僕は猫様に見送られて家を出るのでした。

猫は人を下僕だと思っている?

猫とヒト

猫は人を下僕だと思っているのか?その答えは「おそらくYES」です。猫が人をどのような存在としてみているのか、それは猫に聞いてみないとわかりませんが猫からすれば人に飼われているという概念はなく「何だかよくわからないけど、自分の世話をしてくれる動物」と思っているはずです。それは言い換えれば「下僕」「奴隷」「世話係」ともいえますよね。

もちろん、猫だって飼い主様に愛情表現はしますし甘えてきますし、何かあったら心配をしてくれることもあります。しかし、猫のちょっとした行動や仕草に一喜一憂して、お世話をせっせとして、トラブルが起きれば慌てて対処をする飼い主はやはり猫の目か見れば「下僕」なのかもしれませんね。ちなみに猫の下僕を表現したこんな絵本があります。興味のある方はぜひ読んでみてください。

わたしのげぼく
1,296円(税込)

商品情報
どんくさい「げぼく」と一緒に暮らすネコの「わたし」。 ともに笑い、時にはケンカし、そして迎える切ない別れ―

こちらは猫目線から見た下僕(飼い主)の姿を上手に描いた猫好きにおすすめの絵本です。笑いあり涙あり、そしてちょっと切なくなる一冊です。

まとめ

猫とヒト

猫にとって飼い主は下僕であり、友であり、家族であり、何よりも信頼できるパートナーです。そして飼い主にとっても愛猫はかけがえのない宝物です。愛猫がいかに快適に、いかにストレスが無く、そして毎日を幸せに送れるかを考えている飼い主様は、やはり猫の下僕だといえますよね。猫の下僕であることの幸せ、猫様が一緒に生活してくれていることへの幸せ、猫がもたらしてくれる温かい日々を噛み締めて、本日も猫の下僕として猫様に誠心誠意尽くしましょうね。

投稿者

50代以上 女性 匿名

いちいち頷いて読ませていただきました。
モロモロ、我が家と全く同じ状況です。
我が家の最高齢姫は午前3時が朝食の時間だと決めています。時間になると布団から出て見つめてきます。下僕は目ヂカラで動かせると思ってます。ウッカリ気付かずに寝ていると前足で顔をペシペシされます。
冬はツライです。でも決まった場所でしか食べない姫のため、布団から出て猫食堂に追従しフードを補充しほんの数粒食べるのを傍らで寒さに耐えながらお待ち申し上げます。
「終わったワ、戻るわよ」というお顔を確認したら寝室にお連れし、腕枕を献上して再び夢の中へ。
程度の差こそあれ、現在全部で8主人に仕えてます。…間違いなく自分は下僕だと思います。
でもカワイイんですよねー。猫最強です。

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