もうすぐ夏休み!ぶらりと訪れたい『猫スポット』6選 猫好きさんには楽園かも?

もうすぐ夏休み!ぶらりと訪れたい『猫スポット』6選 猫好きさんには楽園かも?

猫好きさんは、旅行に出かけても猫に関係するものが気になってしまうのではないでしょうか?今回は猫と出会えたり、自然の中で猫を感じられる「猫スポット」をご紹介します。

1.江の島

海をバックに座る茶トラ猫

神奈川県藤沢市にある江の島は、電車でも車でも行ける猫島です。島には数百匹の猫が暮らしていると言われています。

江の島の猫たちの多くは、地域の方やボランティアの方たちがお世話をしている地域猫です。年々観光客が増加しているため、以前より見かけることは少なくなりましたが、人が少ない静かな場所などでのんびりと過ごす猫と出会えるかもしれません。

2.尾道

高台にいるサビ猫

広島県尾道市は、海と山に囲まれ、石階段や坂道があるレトロな雰囲気の街です。尾道には漁港や路地があり、もともと猫が多く「猫の街」と呼ばれています。

TNR活動や地域猫活動が行われ、人と猫が共生するエリアとなっています。「猫の細道」の愛称で呼ばれる200mの細い路地が人気スポットです。猫が描かれた丸い石「福石猫」が置かれていたり、階段のひび割れを猫に見立てた絵が描かれていたり、猫のアートも楽しめます。

3.免の石

阿蘇五岳

熊本県南阿蘇村には、「猫がいないのに猫にまつわる不思議なスポット」があります。かつてこの地には、崖の間に大きな岩が挟まった「落ちない石」と呼ばれるパワースポットがありました。受験や仕事など「落ちたくないことがある人」に人気でしたが、2016年の熊本地震でその石は崩落してしまいました。

ところが、石が落ちたあとにできた空洞の形が、まるで猫のシルエットのように見えると話題に。人々は「招き猫が現れた!」と驚き、再び注目を集める新たなパワースポットとなっています。

この“猫のシルエット”は、往復2〜3時間のトレッキングコースを進んだ先、ゴール地点から見ることができます。

4.猫岩

海と岩

秋田県男鹿市には、自然が作り出した不思議な形の岩がいくつもあり、その中には「猫の姿にそっくりな岩」もあります。この“猫岩”が見られるのは、男鹿市の門前漁港のすぐ近く。海岸沿いの岩の一部が、まるで海を見つめる猫の横顔のように突き出しています。

特に特徴的なのは、猫の「目」にあたる部分が空洞になっていることです。角度や距離によって見え方が変わりますが、近づいて見ると、より猫らしさが際立ちます。

地元ではちょっとした観光名所として知られており、猫好きの人たちの間でも“隠れた癒しスポット”として注目されています。

5.御誕生寺

横になる猫

福井県越前市にある修行専門の禅寺「御誕生寺(ごたんじょうじ)」は、猫好きの間で“猫寺”として親しまれている人気スポットです。

このお寺では、かつて境内に捨てられていた子猫を住職が保護したことをきっかけに、猫の保護活動が始まりました。現在では、保護猫たちが自由に境内でのびのびと過ごしており、訪れた人もその姿に癒されています。また、お寺では猫たちの飼育だけでなく、里親探しの活動にも力を入れています。

境内では猫たちと触れ合えるだけでなく、「招き猫付きのおみくじ」や「猫柄の御朱印帳」、「肉球型のペット用お守り」など、猫にちなんだお土産も豊富です。

特におすすめの時間帯は、猫たちが集まってくる朝8時ごろと午後3時30分ごろのごはんタイム。この時間に訪れれば、たくさんの猫たちと出会えるかもしれません。

6.豪徳寺

招き猫

東京都世田谷区にある、招き猫の発祥の地として知られているお寺です。江戸時代、井伊直孝が鷹狩りの帰りに猫に手招きされお寺に立ち寄ったところ、雷雨を避けられた伝説があります。

招福観音菩薩立像が安置されている招福殿のお堂の横には、参拝者が奉納した招福猫児がずらりと並んでいます。招福猫児観音像が安置されている三重塔には、十二支の飾り彫りの中に猫もいるのでぜひ数えてみてください

まとめ

背中をなでられる猫

街やお寺で過ごす猫や、自然が作り出した猫のシルエットなど、猫スポットはたくさんあります。「こんなところにも猫がいる!」と楽しくなるはずです。マナーを守って、猫を感じる旅に出かけてみてはいかがでしょう。

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