愛猫に『おいで!』を上手に教える3つの方法 呼び戻しができることのメリットもいっぱい

愛猫に『おいで!』を上手に教える3つの方法 呼び戻しができることのメリットもいっぱい

「おいで!」と呼んだときに愛猫が来てくれたら、嬉しくなっちゃいますね。猫の呼び戻しができると、メリットもたくさんあるんです。でも、猫に「おいで!」を教えることはできるのでしょうか?ここでは猫に呼び戻しを覚えてもらうためのポイントをご紹介します。

1.おもちゃで気を引く

おもちゃにじゃれる子猫

猫のしつけでは、猫の気を引くものを使うのがポイントです。猫におもちゃを見せながら「おいで!」と言ってみましょう。おもちゃにつられて猫がそばへ来たら、思い切り褒めてあげます。

最初は猫の近くでおもちゃを振ってみます。「おいで!」の声で猫が寄ってきたら、次はもう少し距離を離して呼んでみて下さい。少しずつ距離を伸ばしていきます。

遊びながらこれを繰り返していきましょう。次第に猫は、呼ばれて飼い主さんのそばへ行くと褒めてもらえる、と学習するようになります。

2.おやつをあげる

おやつをもらう猫

「おいで!」を覚えてもらうために最も効果的なのはおやつで誘うこと。「おいで!」と呼んで猫が来たらおやつをあげます。「おいで!」という言葉と「おやつ」を結びつけて覚えるようになり、呼ばれて行けばいいことがあると学習するのです。

ただし、おやつを使う場合は、与え過ぎに気をつけましょう。食べ過ぎは肥満のもと。病気のリスクを高めてしまいます。また、空腹時の方がおやつに反応しやすいので、食後は避けた方がいいでしょう。

3.できなくても叱らない

寝そべっている猫

しつけのしやすさは猫によって個体差があります。すぐに覚える子もいれば、なかなか覚えない子もいるでしょう。性格的に「おいで!」をさせられるのを嫌がる子もいるかも知れません。なかなかできるようにならなくても、決して叱らないで下さいね。

無理をさせるとストレスを与えてしまいます。飼い主さんとの関係にもヒビが入ってしまうかも知れません。トレーニングは猫の負担にならないよう、1回1~2分くらいまでにしておきましょう。あくまでも、遊びの一環として楽しみながらやってみて下さいね。

呼び戻しができることのメリットとは?

歩いてくる猫

「おいで!」ができるようになることにはメリットがあります。いざというときに、呼んだだけで来てくれるようになるからです。来客時などでケージに入っていてもらいたいこともありますよね。そんなときでも、猫を呼んだらすぐに来てくれると助かります。

また、動物病院へ行くためにキャリーに入れたいときはもちろん、災害時に避難しなければならないときなども、すぐに来てほしいものです。万が一脱走してしまったときでも「おいで!」ができると、迷子にならずに済むかも知れません。このように、呼び戻しができることにはメリットがたくさんあるのです。

まとめ

振り返る猫

猫にしつけは難しいと言われますが、根気よく続けることで、芸を覚える猫もいます。

ただし、無理矢理に厳しくしつけるのは逆効果です。愛猫との信頼関係を失ってしまうかも知れません。猫が嫌がることをやらせるのはやめましょう。

遊びの感覚で愛猫とのコミュニケーションを楽しみながらトレーニングして下さいね。

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