運命の出会い
子犬
昨年(2017年)の秋、ルーマニアのブラショヴ在住のソリン・ポッパさんとその家族は、子犬と一緒に暮らし始めました。
子犬の名前は『ダンテ』です。
計画
そして、ダンテが寂しくないように、子猫も一緒に育てようと考え、地元のアニマルシェルターから迎え入れようと計画していました。
電話
新しいアパートに引っ越す際、ソリンさんのお姉さんから
「建設現場で子猫を拾ったの。」と電話が入りました。
運命
もうこれは偶然というより、運命のタイミングとしか考えられません。
だって、子猫は家が必要で、ソリンさんは子猫を探していたのですから。
まだ何もないけど新しい家族が増えた!
子猫は『アビー』と名付けられました。
「私たちの新しいアパートにはまだ何も家具はありませんでした。でも、私達は新しい家族を得ました。それがアビーです。」
捨て猫
「アビーは明らかに捨て猫でした。私たちが彼女と出会った時、彼女の体はひどく汚れて、ごみの臭いがしみついてました。それにとてもお腹を空かせていたのです。」とソリンさん。
「彼女はとても人懐っこく、そして愛されることを強く求めていました。」
病院と買い物
翌日、夫妻はアビーを動物病院に連れて行き、健康診断と体を綺麗にしてもらいました。
その後、キャットフードとたくさんの猫用のおもちゃを購入しました。
対面
翌々日は、ダンテにアビーを引き合わせました。
2匹は最初距離を置いて、互いのにおいをかいでいました。
「でも、ダンテにお水をあげるとアビーが走って行ってその水を飲み始めたのです。アビーのボウルにもお水はたっぷり入っていたのですが…
まるでアビーはダンテに”こうやってお水は飲むんだよ!”って教えているみたいでした。」とソリンさん。
それをきっかけとして、2匹は仲良くなったそうです。
仲良し
2匹は常に一緒に過ごしており、よく一緒に遊びます。
微笑ましい日々
ダンテはアビーの真似をすることが大好きだそうです。
アビーが寝ていれば、ダンテも寝る。
アビーが座っていれば、ダンテも座る。
アビーがおもちゃで遊んでいれば、ダンテもそれで遊ぶ。
アビーが家族の手を舐めれば、ダンテも舐める。
そんな微笑ましい日々が毎日続いています。
こんなことも…
当然、いたずらも…もちろん一緒です!
プライバシー
2匹の間には、プライバシーなんて言葉はもはや存在していないようです。
ダンテがお風呂に入っていると、アビーがのぞきにきます。
喜びと幸せを与えてくれる存在
ダンテとアビーの絆はどんどん深くなっています。
そして彼らは…
「私たちの時間をより楽しく、エキサイティングにしてくれています。彼らは私たちに喜びと幸せを与えてくれているのです。」とソリンさんは最後に語りました。
インスタグラム
ダンテとアビーはインスタグラムのアカントを持っています。
ここに載せきれないほど、2匹の愛らしくて素敵な姿が投稿されています。
最後に
運命を感じさせるタイミングで子猫を求めていた家族の前に現れたアビーは、偶然にも、ダンテと同じ白い毛をもっていました。相性もぴったりで、犬と猫なんですが、まるで兄妹のように見えてしまうのは、筆者だけでしょうか。
家族として、犬や猫が与えてくれる人生の中での喜びと幸せは、本当に計り知れないものがあります。
でも、果たして彼らが与えてくれている喜びと幸せに一体どれだけの人達が気がついていることでしょうか?
もっと多くの人達が彼らから得られる喜びと幸せに本当に気が付いて下されば、人間たちのせいで不幸にしてしまう犬や猫たちはもっと少なくなるのではないでしょうか…
http://www.lovemeow.com/puppy-kitten-stray-found-home-2574011923.html