自分のベッドの下で突然、野良猫が出産したら…あなたはどうしますか?

自分のベッドの下で突然、野良猫が出産したら…あなたはどうしますか?

猫を飼っていないはずのロンドン在住の男性が、ある朝突然、自分の部屋で子猫が生まれている!とツイートしたことで、大変話題を集めています。

猫が自分のベッドの下で出産?!

ロンドンを拠点として活動している映像作家のパリ・ザルシアさんのツイートが、今ある事で、とても注目を集めています。

ビッグ・サプライズ

2018年5月30日、ザルシアさんが、朝、自分の部屋で子猫が生まれている事に気がつき、本当にびっくりしました。

実は、その男性は猫を1匹も飼っていなかったのです。

なのに、ある日突然、自分のベッドの下から生まれたばかりの子猫の鳴き声が聞こえてきたのですから、そりゃ、誰だって驚きますよね?!

猫の出産

彼はその驚きをツイッターに投稿しました。

「僕のベッドの下で猫が出産していたよ!でも、実は僕は猫を飼ってはないんだ…」

「今朝、僕はジャケットを取りに2階の部屋に上がったら、知らない猫が僕のベッドの下で4匹の子猫を産んでいたんだよ。もしかして僕は父親になったんだろうか?」

興奮

予期せぬ出来事に興奮した彼のツイートは連続的に続いています。

「父性に目覚めたんだろうか…気持ちが高ぶっててどうしたらいいのかわかんないよ!」

「すべての予定をキャンセルした。そしてベッドの下にもぐりこんで僕の新しい子供たちにずっと寄り添うことにした!」

「なんて可愛いんだ!」

夢中

彼は子育てをしなければならない母猫のためにキャットフードを買ってきました。

「予定していた仕事を全部保留にしたよ。だって、僕は父親になったんだから!」

「興奮するよ!子供が産まれるってこういう気持ちになるってこと?僕は間違いなく恋に堕ちてる…」

ザルシアさんの心は、もう子猫たちに完全に支配されていました。

神様からの贈り物?

実はザルシアさんは、このところストレスから不安症になり、うつ状態になったことで苦しんでいたそうです。

「神様が私に子猫を与えることで、私に笑顔をもう一度取り戻そうとしてくれたんだと思います。」と彼はツイートしています。

ザルシアさんは、子猫をみたことで感動し、自然に涙が流れてきたそうです。

「子猫たちには母親がいます。僕は今後全面的に彼らをサポートしていきます。僕が彼らを守ります。」

生命の誕生

「生命の誕生という宇宙的神秘を奇跡的に味わって、僕は今、生まれ変わったと思う!」

最高の気分

「これまでの自分の人生の中で、僕は今間違いなく最高の気分を味わっているよ!」

感謝

「僕は猫たちのおかげで、今まで知らなかった本当の自分というものにやっと気づいた気がする。愛の奥深さも初めて知ったよ。この子たちに、本当に感謝してる。」

翌朝

ザルシアさんの猫達に対するツイートは翌日も朝から投稿されています。

「おはようございます。母猫も僕も寝不足。母猫は授乳に忙しい…」

猫について

それからザルシアさんは、猫についていろいろ調べたり、ツイートを見た人たちからアドバイスをもらったりしました。

  • 子猫の授乳期間について
  • 子猫の避妊去勢の時期について

などなど…

そして、母猫は、もしかしたら誰かの飼い猫かもしれないということに気が付きました。

「もしかしたら、母猫にはマイクロチップが入っているかもしれない…でも、まだ子猫から母猫を離すわけにはいかないので、マイクロチップを確認するのはもうしばらく後になる。もし、飼い猫だった場合、僕はこの子たちを手放さなければならないことを考えると、気持ちが暗くなってしまう…僕にはこの子たちが必要なんだ…」

名前

「僕は彼らに名前をまだ付けていない…だって、名前をつけてしまうと、僕はもう彼らを絶対に手放せなくなってしまうから…誰かの猫かもしれないのでそれはまだできない。確認するまでは…でも、僕の心に変わりはないさ。僕は今、彼らのために存在しているんだから。」

覚悟

「僕は、たとえ今後何が起きようが覚悟を決めた。今、僕がやるべきことは、彼らを愛し、世話をすること、守ること。彼らが僕を必要としなくなるまでは、僕は彼らが必要とするものはすべて与えるつもりだ。未来はきっと開かれている。」

紹介

彼は生まれた4匹の子猫と母猫の紹介をしました。

  • 一番大きい男の子は170g。

  • 縞模様の男の子は167g。

  • 部分的に縞模様の男の子は145g。

  • 黒いのが唯一女の子で153g。

  • そして美しい母親

心構え

「この子たちがやがて眼を開ける時のために僕は心の準備をしていなければ…」

そして、迷い猫のポスターが貼ってないか近所を歩きまわって探したそうです。

現実

「そろそろ仕事に戻らなきゃ…」

ツイート

そして、この記事を書いている現時点での彼の最新のツイートがこれです。

「でも、なんて可愛いんだ…」

彼の猫に関するツイートはこれからも続くことでしょう。

子猫たちの成長を見守りたい方は彼のツイートをどうぞフォローしてください。

パリ・ザルシアさんのツイート https://twitter.com/ParisZarcilla

人気者に

現時点で彼のツイートのフォロワーはもうすぐ3万人に達します。

この猫に関する彼のツイートは、たくさんのメディアが取り上げています。

http://www.lovemeow.com

https://www.thedodo.com

https://www.elitedaily.com

https://www.boredpanda.com

最後に

ザルシアさんが、猫好きで本当に良かったと思います。

春は、世界中で子猫の出産ラッシュとなります。

日本の保健所では出産を終えたばかりの母猫や生まれたばかりの子猫たちが毎日のようにたくさん収容されます。

筆者は先日、地元の動物愛護管理センターを視察してきました。

一般の人は入ることができない管理棟を特別に見せてもらったのですが、子育て中の母猫が複数収容されていました。(その中での撮影は一切禁止されましたので写真はありません。)

出産した猫を見つけた人たちが保健所に母猫と子猫を持ち込んだのです。

そのすべてが譲渡対象になるわけではありません。殆どの親子が殺処分されてしまいます。

そんなことにならないように、避妊・去勢は必ずしておきましょう。

そして、猫を絶対に捨てないように。日本では動物の遺棄は犯罪です。

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