『猫は飼いやすい』説はウソ?本当?そう言われる5つのワケ 本当に飼うなら心してほしいことも

『猫は飼いやすい』説はウソ?本当?そう言われる5つのワケ 本当に飼うなら心してほしいことも

猫は飼いやすいと言われることがあります。犬と比べてみるとわかりやすいです。しかし、それは本当なのでしょうか。猫が飼いやすいと言われる理由と、それが本当なのかをご紹介します。

1.散歩が不要

窓際で寝る猫

犬を飼う場合、運動のために散歩に行く必要があります。しかし、猫には犬のような理由で散歩をする必要はありません。家というテリトリーから出ることを怖がることもあるためです。

ですが、猫に運動をさせることは必要です。筋肉の維持やストレス解消などのため、毎日10分程度でいいのでおもちゃを使って遊んであげましょう。キャットタワーがあると登り下りの運動ができます。

2.シャンプーがいらない

浴槽の縁に座る猫

猫はほとんど体臭がありません。頻繁に毛づくろいをしているため、体が汚れることも少ないです。よって、シャンプーをする必要はないと言われます。

しかし、皮脂の分泌が多い猫や、ブラッシングだけでは抜け毛の処理が追いつかない場合などにはシャンプーが必要となります。汚れや抜け毛はもつれの原因になり、固いフェルト状の毛玉になってしまうことがあるからです。

3.トイレトレーニングが楽

トイレで砂を掘る猫

猫は本能的に砂の上で排泄をするため、トイレを教えるのが簡単です。猫トイレに猫砂を入れ、猫が床のにおいをクンクンするなどトイレに行きたい仕草をしたら連れて行ったり、猫のおしっこのにおいがついたものをトイレに入れておいたりするだけで大体の猫は覚えてくれます。

筆者が家で飼っている猫たちも、子猫のときに保護してすぐトイレを覚え、驚きました。

4.鳴き声の悩みが少ない

鳴いている猫

犬と比べると猫の鳴き声は小さく、控えめです。近所に鳴き声が響くことがなく、集合住宅でも飼いやすいです。ほとんど鳴かない猫や、鳴いてもとても小さな声の猫もいます。

しかし、早朝に活発になり鳴く猫や要求鳴きをする猫、元々の鳴き声が大きい猫もいるため、一概にすべての猫に対して当てはまるわけではありません。

5.飼育費用が抑えられる

紙幣の上に顔を乗せる猫

犬の飼育費用よりも猫の飼育費用の方が安いと言われています。体が小さくフード代が抑えられることや、登録やワクチンなど義務付けられていることがないのが理由です。

また、けがや病気の治療費も猫の方が低いと言われています。しかし、いつ、どのようなけがや病気になるのか、どのような治療を受けるのかはわかりません。備えておく必要はあります。

まとめ

抱っこされる猫

猫は室内だけで飼育できることや、トイレをすぐに覚えてくれることなど飼いやすい点は確かにあります。しかし、猫によってはそれが当てはまらない場合もあり、飼い主さんが悩むこともあるでしょう。

治療にお金がかかることもあります。「飼いやすい」だけではなく「何が起きても命に責任を持つ覚悟」も必要です。

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