1.いっしょに遊ぼう
猫はひとり遊びが得意ですが、飼い主さんといっしょに遊ぶのも大好きです。高い声で鳴きながら駆け寄ってきたら「いっしょに遊ぼう」という合図です。
猫によっては、お気に入りのおもちゃをくわえて持ってきたり、おもちゃのある場所に飼い主さんを誘導したりすることもあります。そんなときには少しだけでも遊びに付き合ってあげましょう。ほんの10分ほど遊んであげるだけで猫は満足してくれますよ。
室内で暮らす猫にとって飼い主さんとの遊びは良い運動になりますし、ストレス発散にもなります。おもちゃの動かし方を工夫してたくさん運動してもらいましょう。
2.ご飯ちょうだい!
ご飯の時間が近づいてくると、かわいいらしい鳴き声をあげながら「ご飯ちょうだい」「ご飯まだ?」とおねだりをする猫も多いのではないでしょうか。
猫の腹時計は正確で、ご飯の時間が近づくとソワソワしはじめ、もう待ちきれない!となったところで「ニャー」とご飯を要求してきます。
猫によっては、ご飯の時間の30分以上も前からご飯アピールをするようです。そんな愛猫を見ているとついついご飯をあげたくなってしまうかもしれませんが、心を鬼にして待ってもらいましょう。フライングしてご飯をあげようものなら、少しずつご飯の時間が早くなっていくという事態にもなりかねませんからね。
3.トイレを片づけてほしいな
トイレのあとに飼い主さんの側によってきて「ニャー」と鳴く猫がいます。「おしっこ出たよ」という報告や「トイレ掃除お願い」という要求です。
猫はとってもきれい好きな動物です。排泄物のあるトイレを使うのを嫌がる猫も少なくありません。なかにはトイレのたびに「掃除して」と鳴いて要求してくる猫もいます。子猫のときからトイレを使うたびにすぐに掃除をしているご家庭でよく見られる行動です。
またトイレ掃除を忘れていると、飼い主さんのところにやってきてトイレに誘導する猫もいます。猫が気持ちよくトイレを使えるように、使用したらすぐに掃除するのが理想です。難しい場合も朝と夜の1日2回は掃除をしてあげましょう。
4.甘えさせて
子猫の頃から家で暮らしている猫は甘えん坊さんが多い印象です。普段はツンツンしている猫も甘えたいときには「ニャーオ」とかわいらしい声で鳴きながら駆け寄ってきます。飼い主さんを母親のように慕っているからこその行動です。
そんなときは、愛猫の気持ちに応えて思う存分甘えさせてあげましょう。頭や体を撫でてあげるなどスキンシップも忘れずに!愛猫との距離をぐーんと縮めるチャンスですよ。
まとめ
猫が鳴き駆け寄ってくるときには、遊びたい、お腹空いた、掃除して、甘えたいなどさまざまな理由が考えられます。状況から判断して愛猫の要求に応えてあげましょう。
どうしても要求に応えられないときは「あとでね」などと言葉をかけながら、優しく頭をなでてあげてください。くれぐれも無視をすることだけはしないようにしましょう。