愛情を感じる3つのシーン
1.名前を呼んだら返事をしてくれたとき
特に用事がなくとも、ついつい猫の名前を呼びたくなってしまうのが、猫飼いのサガです。
毎回のように返事をしてくれる猫もいれば、ごくまれに少し面倒くさそうに返事をしてくれる猫もいますが、どんなかたちであれ、反応してもらえると喜びを感じることでしょう。
愛猫の名前は、どの飼い主さんも、猫柄や雰囲気などからアイデアを膨らませながら、「その猫らしさ」を大切に名付けているはず。時間の経過とともに、いっそう愛着も湧きそうです。
2.優しいまなざしで見つめてくれたとき
家事や作業に追われているときも、猫から優しいまなざしで見つめられると、よい意味で肩の力を抜くことができるのではないでしょうか?
猫が視線を送る本来の目的は「敵対心」を表すためです。
しかし、飼い主さんや親しい猫に対しては「挨拶」として視線を送る傾向があり、意図が全く変わります。
また、飼い主さんを見つめる行為には、願いを叶えてほしいという可愛い期待を込めている場合もあるため、そのときの様子から読み取ってあげましょう。
3.当たり前のようにお出迎えしてくれたとき
仕事や学校に行かなくてはならず、猫にお留守番をお願いすることは、どうしても多くなってしまいがちです。
深夜や早朝など、家族が寝ているような時間帯に帰宅する場合もあるかもしれません。
筆者自身もかつて、仕事に急なトラブルが起こり、帰りが深夜帯になってしまった日がありました。
もちろん他の家族は寝ていたのですが、少し眠そうに、それでも嬉しそうに起きてきてくれた愛猫を見て、深い愛情を感じた経験があります。
癒される3つのシーン
4.一緒に寝てくれたとき
布団の真ん中をどーんと占領されたり、ずっしりとした体重がかかって重たかったりしても、猫と一緒に寝れるなら、少しの我慢はいとわないのが猫飼いさんです。
なかには、飼い主さんの顔のすぐ隣や、顔の上で寝てしまうなんていう、大胆な甘えん坊タイプの猫もいます。
どんな位置で寝るにせよ、すぐそばにいるということは、猫が飼い主さんを信頼しているという気持ちの表れです。
睡眠不足を起こさない程度に、これからも幸せな夜の時間を満喫しましょう。
5.もふもふの被毛に埋もれたとき
飼い主さんが愛猫の被毛に顔をうずめ、息を吸い込む「猫吸い」。この行動をされることは、飼い猫の宿命とも言えるでしょう。
猫吸いをされるのが好きだという猫は、ほとんど聞いたことはなく、猫にとっては困惑の気持ちが強いかもしれません。
それでも信頼している飼い主さんのためならと、癒しのひとときを提供してくれていることが考えられます。
ただし、猫吸いをするタイミングを間違えると、猫を怒らせてしまう可能性もあるため、猫のキゲンにも配慮しましょう。
6.面白行動に元気づけられたとき
イヤなことがあっても、猫の繰り広げる面白い行動を見れば、少しずつ元気を取り戻せるのではないでしょうか?
たとえば、筆者の愛猫の場合は、2本足になって部屋と部屋の間の引き戸を全開にするという、ナゾな行動を取ります。
引き戸が閉まっていることに気づくと、すぐさまこの行動を取るのですが、毎回のように笑わせてもらっています。
外出先でも元気をチャージできるよう、猫の行動は、スマートフォンの写真や動画に撮りためておくのもよいでしょう。
まとめ
猫暮らしをやめられないのは、猫は飼い主さんに、たくさんの愛情や癒しを与えてくれるからでしょう。
一見気まぐれにも見えますが、たしかに飼い主さんのことを、他の人とは違う「特別な存在」とみなしています。
それは、日々のお世話やコミュニケーションがあってこそであり、よい信頼関係を築いている証とも言えるのではないでしょうか?
お出迎えや添い寝をはじめ、猫がしてくれるひとつひとつの行動に感謝し、これからもかけがえのない幸せを分かち合っていきましょう。